EAT&PEACE -旅するフードスタイリスト-

EAT&PEACE -旅するフードスタイリスト-

旅のこと、仕事のこと、女性として日々のあれこれ

東京で食べ物のスタイリングをしています

さまざまな食べ物・器・雑貨たちと向き合う中で
国境を越えて世界のその土地ならではの食にまつわるものに興味をもち
ときどき旅に出ています

その土地の空気を感じながら食べて、観て、感じたことを
備忘録として残していきます
Amebaでブログを始めよう!

3度めのイスラエル
またまた、戻って来てしまった



よく周りの方に
「なぜイスラエル?」と聞かれますが
「好きだから」という理由が一番しっくりきます



食べものが好き、風土が好き、人が温かい、
背景には沢山の理由があるけれど
とにかく戻りたくなる、大好きな場所なのです



今回は15日間のお休みを頂き(といってもフリーですが)
ベングリオン空港に降り立ったのでした



到着した日はシャバットというイスラエルの安息日
国民の祝日にあたります



そのため私も朝からまったりモード
テルアビブビーチでのんびり過ごしました

9月になっても暑いです

この日は32度で日差しがとっても元気です


レモンミントジュース
中東では必ずといっていいほど、レストランのメニューにあります

ミントは撹拌されていたりそのまま入っていたり

いろんなスタイルがあり、レモンの酸味がたまらなく美味しいです


朝ごはんにシャクシュカ
炒め煮込んだにんにく・トマト・パプリカにスパイスが加わり
仕上げに卵を2こおとすのがイスラエル風

だいたい、ゴマのパンにタヒーニ(白ごまソース)が付いてきます
タヒーニは、日本でたとえるなら醤油と同じくらい
 

食卓に必須のアイテム
パンにつけたりサラダにかけたり、
炒め物に入れたりピタパンにかけたり
もう様々です

白練りゴマにレモン汁や水を入れて撹拌して
塩で味付けるシンプルなソース
日本の練りゴマより少し柔らかくあっさりとした味です



さて
海でこれからのスケジュールを考えます

今回のごはん旅はどうなることやら
スローに更新してまいりますーもぐもぐ

お久しぶりです
とても久しぶりの更新となりました

昨日は、アシスタント時代からお世話になっている大好きな料理家の先生のお手伝いに行き

先生のご自宅に届いていた露茜という梅を
お裾分け頂きました


とても綺麗なルビーレッドです
ほのかにプラムの香りが広がります

露茜は ニホンスモモと梅を交雑させた新種の梅で
品種登録されたばかりなので市場にはあまり出ていないそうです

早速帰宅してから梅酒にすべく漬け込みました




これから少しずつルビー色に染まっていくのが楽しみですニコ

今回の滞在は9日間、2016年1月の旅行記です

イスラエル最後の夜.。.:*・゚+.。.:*・゚

 

 

ロナンとカルメル市場近くのカフェでご飯を食べました

 

プレッツェル、そのままで充分美味しい

 

ふかしたサツマイモに、たっぷりのカマンベールチーズを挟んでグリル

斬新なアイデア!胡椒がきいててすっごく美味しかった

 

そして突然、今回は会えないと思っていた友達、ヘルナンが仕事終わりに来てくれました!

 

この2人とは、4年前にベルリンで出会いベルリンの壁を一緒に観光しました(そのときのブログがこちら

 

些細なご縁ですが、そのときはまさかイスラエルで再会できると思っていなかったので、今回の再会は本当に感慨深いものがありました

 

素敵なご縁に感謝!

 

翌朝は早起きして、ヤエルお勧めのカフェ、ベネディクトで朝食をとりました

 

Benedict's on Rothchild Boulevard

シャクシュカというイスラエル料理がメインの朝食セット

かぼちゃのパンに、イスラエルサラダ、ババガヌシュ(茄子のペースト)、タヒーニ(白ごまのソース)、トルココーヒーが付いています

 

トルココーヒーは粉コーヒーにカルダモンが入っているため

ドリップに比べると濃厚で香りが豊かで美味しいです

 

こちらのカフェ、シェフが各テーブルを回って挨拶していました

お料理に問題ないですか?と大変丁寧な対応で感動

 

フライトの時間が夕方だったので

しばらく散歩をしてイツハックさんのお店に向かう事にしました

 

ぽかぽか気持ちの良い日!ありがたい

冬は雨量が多いイスラエルですが、今回天候に恵まれてとてもラッキーでした

 

冬ですが春のような、初夏のような、、

気持ちよく咲いている花に癒されます

 

イツハックさんのパティスリーは、カルメル市場から歩いて5分程の場所にあります

挨拶に行ったところ、なんとデイビットに会う事ができました

彼らとの出会いも4年前(そのときの記事がこちら

 

イスラエルでは、大好きな友達が沢山できました

 

別れ際にイツハックさんが、おみやげにお店のお菓子を持たせてくれました

タクシーの中で覗いてみると

私の大好きなチーズケーキ・・・

 

空港でありがたく頂きました!

彼のお店のチーズケーキが大好きで、4年前もよく食べてました

甘すぎない素朴な味にはまってしまいました

 

ベングリオン国際空港には、フライト時刻の3時間前に到着しましたが、搭乗するまでかなりドタバタでした

 

パスポートにヨルダンのスタンプがあったことで説明を求められ、スーツケースが40kgになってしまった事で別の鞄を買うことになり(鞄を分ければOKとの事でした)、セキュリティチェックがあまりに厳しく列がスムーズに進まなかったこと、この3点が原因ですが、セキュリティはかなり厳しいので、3時間以上前に空港に到着していたほうが無難です!

 

 

長い旅行記になりましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました^^

 

ヤエルの友達とテルアビブの中心地

カルメル市場で待ち合わせしました

 

左がエフラット、右がウリ

2人は兄弟で、日本に去年旅行したそう

 

ヤエルが東京にいるとき、2人がヘブライ語で話しているのを聞き

驚いて話しかけ、意気投合したそうです

この日はテルアビブで買い物しよう!という話になりました

 

まずはランチタイム

最近すごく流行っているというパスタ屋さん

 

Pasta Basta

パスタはイタリア語、バスタはアラビア語だそうです

パスタの種類→ソース→トッピングの順に選ぶことができて

好みのパスタを楽しむことができます

 

生パスタなのでモチモチで美味しい

特にオリーブとフェタチーズ、この2点はどのお店でも甘くて美味しかったので、イスラエルでは積極的に食べました

 

ワインも自家製なので、コルクがなく簡易的な蓋で閉めてあります

ゴラン高原のワイン

あまりに美味しかったので、日本に持ち帰りました

 

このあとはSABON本店へ

セール中だったのでお買い得でした

お土産などに最適です

 

テルアビブではジューススタンドが多いです

中東はフルーツの宝庫なので、とても安いのに甘くて美味しいです

特にザクロがオススメ

 

アレンビー通りから少し小道に入ったこの雑貨屋

この時は閉まっていたけど、イスラエルオリジナルのおしゃれ雑貨が揃っていてオススメです

 

野外マーケットにも立ち寄りました

アーティストの方々の露店が並んでいて、賑わっています

 

こちらはハムサと言われるお守りのようなもの

手を逆さにした形で、玄関や窓の側に飾り、悪いものを追い払う

厄除けのようなものです

 

こちらの陶器の手作りハムサがとても可愛かったので

自宅用に買いました

 

ネヴェ・ツェデックのカフェはいつも人でいっぱい

 

ヤエルの頼んだビールがあまりに大きくて、皆で笑いました

 

カフェで目の前の壁に書いてあるヘブライ語

学校を卒業したら

徴兵が終了したら・・・etc

あなたは何をする?という意味だそうです

 

ネヴェ・ツェデックにはウォールアートが沢山見られます

歩いているだけで楽しくなります

 

夕方になり

2人ともシャワーを浴びておしゃれをして、バーに行きたい!という事で

エフラットの自宅があるヘルツリヤに車で移動

 

ヘルツリヤはテルアビブの北にある富裕層が多く住む地域

 

日本で購入したという緑茶を頂きました

 

2人が準備している間暇だったので

日本から持参した米でおにぎりを握りました

 

2度目の炊飯なので、今回は水加減がうまくいきました!

イスラエルで米を炊く場合は、米と水の量を同割にすると良さそう

 

そして夜はテルアビブにあるバーで女子会

 

日本のメニュー、ベーコンもちの串焼き

甘く煮た豆のソースが美味しい

 

カリフラワーとチーズのグリル

クミンの風味がして、とっても美味しい

 

ケバブも炭焼で美味しい

3人で恋愛のことや仕事のこと、飲んで笑って楽しい夜でした

 

翌朝、嬉しいメールが・・

 

楽しい時間をありがとうー!

 

久しぶりの投稿ですが、イスラエル日記続きます.。.:*・゚+.。.:*

 

 

東京で友達になったイスラエル人の友人と会うべく

テルアビブから電車で1時間半、ベエル・シェバへ行きました

 

ベエル・シェバは、ネゲブ砂漠の玄関口とされる小さな都市

 

友達のヤエルとは駅の改札で待ち合わせしました

ネゲブ砂漠付近にあるおすすめの場所に連れて行ってくれるそう

 

早速バスに乗り込みネゲブ砂漠方面へ向かいます

バスを降りたらこんな風景

 

長袖を羽織りたいくらいの気温なのに、日差しが強すぎて暑い

まさに砂漠気候です

 

ここから1時間くらい歩きます

途中でイスラエルの徴兵生の訓練施設がありました

 

ここが宿舎のようです

 

ここでは銃の訓練をするらしく

いま訓練中じゃなくて良かった~とヤエルが言っていました

・・・本当に良かった!

 

強すぎる日差しのなか歩き続けるのはなかなか大変です

そんな中見つけた綺麗な石に癒されました

 

Kornmehl Farm

ついに到着!さすがに歩いてきた客は私たちだけでした

 

ここは農場兼カフェになっているので、搾りたての生乳から作られたヨーグルトやチーズ料理を堪能できる

 

自家製ヨーグルト

右がプレーン、左がローズ風味のシロップ付き

癖がなく美味しい!日本の飲むヨーグルト感覚です

 

フレッシュトマトにパルメザンが乗っているプレートに

じゃがいも・カマンベールをグリルしてヨーグルトソースをかけたもの

素材の甘みがすごく美味しい

 

デザートに、クナファ(温かいフレッシュチーズに揚げた麺菓子を乗せ、シロップが掛かっている)を注文してみましたが、こちらも最高に美味しい

ナナ(ミント)ティーはイスラエル全土で飲まれています

 

農場カフェを楽しんだ後、砂漠近くまで行けるだけいってみようと

ひたすら歩きました

が、やはり限界があります

ヒッチハイクでバス停まで送ってもらいました

 

ベエル・シェバ駅まで戻ったあと、

ヤエルの妹、ノアが近所という事もあり、急遽1泊させてもらう事に!

 

ノアの家は駅からバスで10分程、

住宅街の中にあるマンションで彼と同棲しているそう

夜ご飯を作ってくれました

 

ヤエルの日本土産の掛け軸が部屋にとても合っている!

手作りのご飯がとても美味しいです

 

イスラエルビールはマカビが有名ですが

こちらのゴールドスターもほろ苦さが美味しいです

 

そしてこのあと、ノアが行きつけのバーに皆で行きました

外はだいぶ冷えてます

 

メニューにEdamameと書いてあって驚きました

おつまみの枝豆、なかなか美味しいです

 

ノアと、モシェ(ノアの彼氏)の友達も加わって楽しい夜でした

 

この中のキッパを被った男性は今婚約中で、婚約者以外の女性には触ってはいけないらしいです

初めて聞いたけど、この男性に触れることがないよう気を付けました

 

モシェのご家族から「日本人の友達がいるの!?それならうちに呼んで!料理を作って待ってるから」と言って頂いていたのですが、今回は時間がなくて断念

すごく残念ですが、おもてなしの気持ちが嬉しい

 

翌朝、テルアビブに戻るため駅に行くと

沢山の徴兵生たちが帰省のため集まっていました

 

この日は金曜で午後からシャバット(ユダヤ教の安息日)のため

訓練施設から自宅に戻るのだそうです

 

ここでノアとはお別れです

ヤエルとテルアビブに戻ります

 

平日の突然の訪問客にとても良くしてくれて

本当に感謝の気持ちでいっぱいです

 

イスラエル5日目
日帰りでエルサレムに行ってきました

テルアビブ市内からセントラルバスステーションに向かい
乗り合いタクシー(ひとり720円)に乗り込みます

このタクシーは満員になり次第出発
中近東独特の文化で面白いです



1時間ほど掛けて、エルサレム旧市街付近に到着

エルサレムは新市街と旧市街に分かれていて
旧市街は城壁に囲まれています






新門から入ってヤッフォ門まで歩いていくと
想像通りお土産屋の人たちが絡んできます

「China? Koria? Yapani??」
「May I Help You?」

基本的に会釈してスルーなのですが
一人ものすごくしつこくついてくる客引きがいました

お腹もすいていたので、お勧めの朝食をとれる店を紹介してもらいました
これは大正解!


ヤッフォ門近くにあるお店ABU ALIS SHAWERMA
ラムシャワルマフムスを注文しました


サラダバーは取り放題


フムスもあります


ボリュームたっぷりの1350円位
イスラエルの物価はやはり高い..



お腹一杯になりお店を出て、土産屋の店主に連れられて(私の食事が終わるまで待っているという執念)巡礼グッズを覗きにいきました






たしかに可愛い
とくにトルココーヒーセット!

ただ家で絶対に使わないだろうなぁ(カップ小さすぎて)

日本では中々見られないデザインのものも多いので本当に魅力的なのですが、ひとつひとつがいいお値段...


土産屋に入ると、おもてなしのセージティーを淹れてくれました

最近観光客が少なくて(時期的な問題と、パレスチナ人のユダヤ人攻撃による事件が影響しているらしい)観光事業は大打撃なのだそう

結局なにも買わなかった私に対して店主の人は
「君みたいなお客さんが多いとうちの店はすぐに潰れてしまうよ」なんて皮肉も言われましたが。笑


このあとアルメニアン地区で、思いがけない出会いがありました!
3年前の旅でピアスをプレゼントしてくれたアルメニア人のおじさんと再会

israel
今回もご馳走してくれたセージティー
世間話をして、エイラットストーンのピアスを買いました


おじさんと別れてから、嘆きの壁に向かって歩きます

2度めとはいえ旧市街は入り組んだ道ばかりなので
何度も迷いながら歩きます






正統派のユダヤ人がたくさんいます

この正統派の人たちは、仕事を持たず神学校で勉強することで
国から補助金を受けて生活しているそうです

税金も低く兵役も免れるため、
普通に生活しているイスラエル人の負担が大きくなって
批判を受けているという現状もあるそうです


嘆きの壁と岩のドームに到着




左が男性用、右が女性用と決められています
こちらは男性用の壁

男性はお祈りする際に、キッパという小さな帽子を被ることが義務付けられています
ユダヤ人の正装をしている人はそのまま


お祈りの前に手を清める人がいたり、いなかったり




女性側の壁
ユダヤ聖書があり、一部の人はそれを朗読しながら壁に手を当てていました
涙を流している人もたくさんいます




壁には手紙?が石の隙間に埋まっています


なぜ多くの人がこの壁で祈るのか?

嘆きの壁は、イスラエルでは「西の壁」と呼ばれていて
古代のユダヤ第2神殿の唯一残っている部分です

古代ローマ帝国に祖国を滅ぼされ奪われたユダヤ人たち
この壁が唯一、現存するイスラエル王国の遺物とされていて
そのため多くのユダヤ人帰還の聖地とされている

国を滅ぼされて、2千年近くも国を持つことができず世界を放浪した
ユダヤ人の苦悩の歴史がうかがえます


旧市街のムスリム地区を散策します






アラブの女性は美人が多いです
子供も人懐こくてかわいい




ヴァクラワというトルコ発祥とされるお菓子
ミルフィーユ状になったパイに、ピスタチオと蜂蜜・ナッツがたっぷり


ひよこ豆のコロッケ、ファラフェル
これは揚げたたてが美味しい




パンの種類も豊富で美味しい
ただ外でそのまま売られているので、固くなってるものも多いです




小腹がすいたので、ダマスカス門付近にあるレストランに入りました
オウムが何か話している・・アラビア語かな


クベというムスリム料理
牛ひき肉を揚げたもので、レモンを絞っていただきます
これが素朴ですごく美味しい


そして聖墳墓教会へ
キリストの墓とされる場所に建つ教会






キリストが息を引き取った後に、香油を塗られた場所
沢山の人がこの床に頭をつけたり、手でなでたりしている


キリストが眠るお墓
この天井を駆け上がり天に昇ったとか






この教会の近くでは多くの巡礼グッズが売られています




Via Dolorosa
キリストが重い十字架を背負わされ、処刑が行われるゴルゴタの丘まで歩いたとされる道




日が暮れてきました
夕焼けでエルサレムの建物がセピア色になっていきます


ここで変わった少年(推定12才)に遭遇

旧市街からヤッファ門(新市街の方面)に向かっていたところ
道が入り組んで迷いやすいから道案内するよ~と声を掛けられ
これは助かると安易にも案内を頼んでしまった

しかしどうも、方角がおかしい

少年はあれがオリーブ山、あれがパレスチナの街並み、と
おすすめスポットを紹介してくれるのですが




確かに景色は美しいのですが、ヤッフォ門の方向がまったく違う

もういいや、一人で行くわと言うと
次はきちんと案内するからと引き留める少年

また旧市街に戻り道をぐるぐる回りますが
いっこうにヤッフォ門には付く気配がないので
強制的に別れました

単純な自分のせいではあるけど、疲れた・・・






そんなこんなで、ヤッフォ門に着いたころには夜

新市街に向かいます
がらっと雰囲気が変わってブティックや飲食店で賑わっています






事前にチェックしていた雑貨屋をまわりました


Moshiko
たくさんのお客さんで繁盛していたピタパン屋さん


トッピングいろいろ選べます


サビフピタ(揚げナスと卵にタヒニソース)
野菜たっぷりですごく美味しい

お腹を満たして、テルアビブに戻りました
トラムでバスステーションまで行き、そこからテルアビブ行のバスで1時間
テルアビブ中央駅からさらに市バスでホステルのある地区まで20分ほど

エルサレム日帰り、けっこう大変です。笑
イスラエルは本当に青い空が似合う国だと思う



特にテルアビブの中心地、海のすぐ近くにある
Neve Tzedek(ネヴェツェデク)地区

20世紀初頭に建てられた家並みがそのまま残る風情ある場所で
アーティストのアトリエや雑貨・カフェで賑わっている

特にこの通りは、3年前と何も変わらない








街並みそのものがアート













イタリアンジェラートが有名なカフェ



陶器を扱う作家さんのお店や、インポート雑貨のお店など











こちらは陶器作家さんのアトリエ
子供たちの陶芸教室も行われているそうです






雑貨もイスラエル独特のものが沢山見られます
たとえばこちら、巡礼雑貨のハムサ(魔除けのようなお守り)



このキャンドルスタンドのようなものは
ユダヤ教のお祭りハヌカで使われる燭台

ハヌカではろうそくとジャム入りドーナツなどの揚げ菓子を食べてお祝いします




そして大好きなカフェCafe Dallal
パンもケーキも最高に美味しい!







10分程歩くとすぐに海岸に出ることができる
本当に美しいエメラルドブルー









また戻りたいな、と思わせてくれる
本当に素敵な場所ですおやしらず☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
ロナンのお宅に泊めて貰った翌日

ロナンは午前中だけ自宅での仕事がありパソコン
ガブリエラは薬学の学校があり学校
それぞれ別行動をする事に。(月曜日という週の始まりの忙しい中泊めてくれて、本当にありがたい~)



起きてすぐにガブリエラが
トルココーヒーを淹れてくれました







トルココーヒーは中東では頻繁に飲まれているコーヒー

ミルクパンに水と粉を入れてよく混ぜ、火にかけます
沸騰して2~3分もすればできあがり

グラスに注いで、粉が底に溜まってきたら飲み始めます

粉の種類もそれぞれで
ストレートもあればカルダモンやその他スパイスが入った粉もあります
スパイスの香りがふんわりと広がってとても美味しいです

このランチョン(になっている手ぬぐい)
2年前にロナンにプレゼントしたもの!!!まだ使ってくれているなんて嬉しいー優しいー(´∀`)




その後は、二人が朝食にお勧めのカフェを教えてくれたので
そこに向かうことに

昨夜はタクシーで移動したので気付かなかったけど
二人の住むアパートメントはRothsChildという大通りの近くにあり
カフェや散歩できる遊歩道があり、とても便利な場所でした









オフィス街ではない街の中心部
東京で例えるなら、二子玉川のような雰囲気






二人がおすすめしてくれたカフェ
イスラエルはこういった外で食事やコーヒーを楽しむお店が多いです

ほぼ一年中夏の陽気で、日本に比べると降水量も少ないので
外で運動したりピクニックしている人たちをよく目にします





オーダーしたのはこちらのサンドウィッチ
セサミブレッドに、焼きナス・じゃがいも・ピクルス・タヒーニがサンドしてあります
セルフサービスのお水にはナナ(ミント)がたっぷり!

これにアメリカンコーヒーを付けて490円べーっだ!

人気店という事もあり席が相席になったのですが
ここで素敵な出会いがありました



左の女性は、NY在住のペイントアーティストMiriam Cabessaさん
左の男性は、イスラエル在住のカメラマンAdi Tarkayさん
右の男性はアムステルダム在住のカメラマンGadさん(Gadさんは仕事なのか趣味の延長なのかよく分からなかった..)

お互いの近況で盛り上がっていたらあっという間にお昼前の時間に!
みなさんとお別れして急いで家に戻りました~

昼ごはんには日本から持参した食材で
ちょっとした日本食を作ることになっていたのであります
どきどき。。

帰りに八百屋に寄りつつ
さっそく軽食作り!



イスラエルの卵は、ほとんどが薄い黄色でした
日本はオレンジに近い黄色が多いですが
卵の色は鶏のエサの違いなんですよね

日本では、オレンジ色の卵黄が人気なので
エサにパプリカなどを混ぜて色を調整していると聞いたことがあります

さてここから撮影する暇など無く
出汁巻卵・おにぎり・簡単な巻き寿司・ひじき煮・イスラエルサラダ(これだけなぜか地元食)のできあがり~







米は日本から持ってきたコシヒカリ
米を鍋で炊く際の水分量が難しかった。。

日本では通常(新米ではない)お米に対して1.1倍の水を入れるけど
イスラエルでは同量くらいが丁度良いみたいです
やわらかいご飯になってしまったのが残念★

だけど、すっごく喜んでくれました!
二人とも日本食がとても好きで、イスラエルにある日本料理屋によく出かけるそうなので、お世話になったお礼に作りたかったのです

嬉しすぎる瞬間(ノ_・。)



ご飯を済ませて、ガブリエラは学校があるので
ロナンと市内観光!バイクで観光客がほとんどいないLevinski St.エリアに連れて行ってくれました

パレスチナ人エリアでもあるので、アラブ系のスパイス屋・惣菜屋、カフェやフムスのお店も多く集まっています



ドライフルーツや豆など乾物屋さん




イタリアン系の総菜屋さん


ハルヴァ(お菓子)専門店




アジアンフードの調味料を扱うお店にある日本の調味料
た、高すぎる・・・マヨネーズが1,950円もする

イスラエルは何でも関税が高いと聞いてはいたけど、高すぎるなぁえっ



そしてロナンおすすめのカフェ
好きなハーブやはちみつ漬けのフルーツをブレンドして
自分好みのオリジナルドリンクが楽しめるそう



このお姉さんの背後にある瓶すべて(奥にもっと沢山ある)自家製のはちみつ漬け




こんなの初めて!食べるジュース
いろんなハーブが混ざり合って苦いと思ったらフルーツの甘味に変わって、炭酸で割ってあるのでさっぱりとして後に残らない
薬膳ジュースのような感じでしょうか。美味しいー!



そして夕方になってきたので
ガブリエラと合流して二人が通っているアクロヨガに参加することに

本来ヨガは一人で行うものだけど
アクロヨガは二人で行うもので、一人は支える側に、もう一人はいろんなポーズをとりながらバランス良く体制を変えていくそうです

これが今イスラエルですごく流行っているそう







二人とも週に一度のペースで通ってるそうです
体がほぐれて、疲れが取れてリラックスできるみたい



私はこの程度しかできなかった!笑
何気に難しいけど楽しいです

けどこのヨガ
パートナーになる人との相性がけっこう重要爆弾
ロナンはアドバイスも的確だし安心して身体を任せられたけど、優柔不断でバランス感覚が乏しくて足が臭かったりする人だと(集中できない要素があると笑)けっこうキツイヽ(゜▽、゜)ノ




ヨガを終えて、車でテルアビブ南部にあるOld Jaffa(ヤッフォ)

ヤッフォはユダヤ聖書に登場する古い港で
紀元前に輸入品が荷揚げされていた重要な場所でもあります

今は多くのユダヤ人が住みレストランやホテル、雑貨屋などで賑わい代表的な観光地のひとつとなっています

















アンティークの迷路みたいな旧市街




テルアビブの街を一望できます




冬の時期なので観光客が少なくてラッキーでした






ガブリエラおすすめのレストランで夕食

フライドポテト(自家製クリームに付けて食べる)・豆のスープ・豆とハーブのサラダ・イラクピタ・ムサカ(ジャガイモとナスのグラタン)
もう美味しすぎて感動でした

大好きな友達と、大好きなイスラエルフードに地ワイン(Pelter)
本当に幸せな時間を過ごすことができました

今夜が二人と過ごす最後の夜
さみしくて涙が出そうになるのを堪えるくらい
本当にありがたいご縁です..。゚(T^T)゚。
イスラエルに到着して3日・4日目の夜は
友達のロナンのアパートメントに泊めて貰いました

ロナンはテルアビブでエンジニアの仕事をしていて
3年前にお互い旅をしていたベルリンで出会いました


久しぶりの再会にわくわくしながら待ち合わせ場所の私が宿泊していたホテルのロビーで待っていると、フロントにいたお兄さんがミントティーを出してくれた
本当にイスラエルの人たちは優しい(ノω・、)




と、ここでトランクが開かなくなるまさかのアクシデント発生━━━(゚∀゚)━━━!!!

姉に借りていたRIMOWAの高級スーツケース
数字ダイヤル式なのですが、正しい番号に合わせても鍵が開かなくなってしまったのです

いろいろ調べてみると同じような事態に陥った人たちがいるではないかえっどうやら何らかの原因でロックの番号が解除されて新しい設定になってしまったらしい

日本は深夜の3時
姉にLINEをしてみると奇跡的に起きていて、状況を説明すると
「落ち着いて地道にダイヤルを試していったら開いた人もいるみたい
必ずどの番号かで開くはずだから

たかだか1000通り」と


さすが理系( °д°)



指が赤く熱をもつほどダイヤルを合わせてみましたが開かず..
ロビーのお兄さんも助けてくれたけど開かず..

そのままアパートメントに持って行ったスーツケースは
結局、ロナンに鍵を壊してもらいました!
包丁で(笑)

帰国したら弁償覚悟で姉にも報告しましたが
RIMOWAには保障サービスが付いていて、無料で鍵を新調してくれたのでしたキラキラ
すばらしいサービス!(ダイヤル式はもう使いたくないけど)



とにかく一件落着したスーツケース事件の話は終わり、、

ロナンはガールフレンドのガブリエラを紹介してくれました!
ふたりは同棲を始めて半年くらい

到着してすぐに、軽食を作ってくれました








イスラエルの卵焼きは1人2個が通常
バゲットにのせたり、タヒーニ(白ごまのソース)を付けたりします

タヒーニは日本人にとっての醤油と同じくらい
イスラエル料理に欠かせない調味料です

日本では茶色いゴマですが、これは皮も含まれているからで
イスラエルでは皮をむいたゴマが一般的なのだそうで
日本のものに比べるとサラッとした食感でクセがなく美味しいです



明日はロナンが私のために休みを取ってくれているそうで涙
テルアビブを案内してくれます
にひひ
日曜日!
急いでイツァックさんのパティスリーに行きました



3年前の夏、初めてイスラエルでできた友人です
イツァックさんはお店のオーナーで、弟さんがシェフを務めています


小さな可愛いパンとカフェラテを出してくれました
あの時もよくここで、ラテをご馳走になっていたなぁ

お腹空いてる?と聞かれたので空いた!と話すと
カルメル市場のすぐ横にあるフムス屋さんに連れて行ってくれました







フムスとファラフェル!!

フムスはひよこ豆のペーストで、イスラエルをはじめ中東諸国でピタパンと一緒に食べられている国民食です

ファラフェルもひよこ豆を使ったコロッケ
その他にパセリ・コリアンダー・玉ねぎなどが入っているので
中身は緑色をしています

こちらのお店のフムスはほかほか温かくて柔らかい
出来立てのフムスに、茹でたひよこ豆を混ぜているそうです



左の器に入っているのは、レモン汁と青唐辛子
お口直しのようなもので、フムスやファラフェルを食べながら、レモン汁にピタを付けたりして食べるのが地元流のようです

辛くて食べにくそうですが、これがすっごく相性抜群!
このお店はメニューにこの写真に写っているものしか置いてないそうですが、いつも満席




そのあとカルメル市場を周りました

カルメル市場はテルアビブの台所と言われている程規模が大きく、とにかく食料から日用品まで何でも揃っていて、地元の人から観光客までいつもにぎわっています












いつも新鮮な野菜やハーブが置いてあるので驚き




イスラエルオリーブは甘みとコクあり最高に美味しい




ベーグルやプレッツェルのパンが沢山ある
朝行くと焼きたて!





ハルヴァというゴマとはちみつのスイーツ
ブロックで仕込まれていて、量り売りされている
これはあちこちにあり、味も様々







イスラエル料理には欠かせないスパイス、甘いスイーツたち
調味料も積みあがっている



紅茶やお茶の茶葉屋さん
グリーンティーは今やメジャーで、各家庭に普通に置いてあったりする





その場で食べられるスタンド






ザクロジュース
その場で絞ってくれるのですが
オレンジやグレープフルーツと混ぜたりアレンジもしてくれる







キッパという帽子や、ハムサといわれるお守り
沢山の種類があるのでお土産にも最適


カルメル市場では、試食したいものがあれば勝手に試食します
これはイスラエルどの市場でも普通のことで、消費者が納得できないものは買わないという文化なのだそうです(いい文化!)

3年前にわたしが見たイスラエルは、全然変わっていなかった
むしろ改めてこの地に戻ってくることができて、ますます好きになっているみたい星