準決勝で、広島倶楽部に破れた大阪Dreamには、なつかしい77年ワールドカップのメンバー、辻合真一郎さん、小牧勝則さん、それから81年ワールドカップのセッター志水健一さんがいらっしゃいました。

広島との対戦は、わきあいあいとした雰囲気で、時折ネットをはさんで、談笑なさってる姿がほほえましかったです。下村英士選手の三本連続Aクイックロケットと、二段アッタクをネットにかけてしまったあたり、リラックスした雰囲気が感じられる試合でした。

それでも一セット目を広島がとり、二セット目に入ると、大阪Dreamも、表情は真剣そのものに変りプンプン、白熱した試合となりました。

Dreamも数年前のマスターズで優勝していて、今でも全国大会では必ず最終日に勝ち残る常連です。

今年は本当に40歳?かと思えるような、若いエースのレフトスパイクが炸裂、広島を押しぎみに運ぶ場面も見られましたが、強打には強い、広島の守りをくずすことが、できませんでした。

志水さん下村さんの名セッター同士の、技術の競演には、昔のファンは、答えられなかったのではないでしょうか。ニコニコ

お二人とも、体型は、以前よりもほっそりとなさって、ほんとに素敵でした。ラブラブ


メンバー表には藤田幸光ハートさんや元住友金属選手なども名を連ねていらっしゃいました。



滋賀県草津市総合体育館をメインに行われた、去年の大会は、暑さとの戦いでした。(@Д@;


大会日程は、一日2試合が最大とはいえ、決勝に勝ち残った2チームは大変だったと思います。


決勝戦は地元滋賀県代表Fortysと広島倶楽部の対戦、フルセットにもつれこむ、大変な試合でした。


広島倶楽部は、前年の広島マスターズ大会で優勝した時の豪華メンバーが、ほとんどそのまま残っていて、ほんとうに豪華そのもの。


メンバーをご紹介すると、まずセッターにロス五輪代表だった下村英士選手、レフトに元ソウル五輪代表、原秀治選手クラッカー、前衛レフトに元日本リーグサントリー、竹本選手、前衛センターに元JT朝倉信也選手、ライトに元JT村上情次選手、バックにも元JTの選手、控えにも元JT、栗栖選手、、それに加えて、地元広島の9人制実業団、古豪の元大蔵省造幣局のOBを擁し、スピードとパワー、それにテクニックを兼ね備えた、ハイレベルなチームです。


対する滋賀県のFortysは、元NEC・ホームエレクトロニクスの選手を中心とした大型チーム。前衛センターの◎◎選手の身長は、2メートル。セッターの◎◎選手から、繰り出す早いBクイックは目にもとまらぬ速さで、ロケット要所、要所で切り札になっていました。このチームの武器はなんといってもサーブ目。9人制はサーブが二本打てるから、一本目のサーブが弾丸のようです。


第一セットを滋賀がとり、第二セットを広島がとり、迎えた第三セット。息詰まる、一進一退の攻防末、18-18までまったくの互角でした。明暗をわけたのは、そこから、、。ベル大応援団をバックに勢いに乗るFortysが、サービスエースで波にのり、広島のミスを誘い、連続得点フラッグで逃げ切りました。


文字通り、力の限り戦った両チームの選手たちに、惜しみない拍手が送られました。表彰式では、全員に椅子が用意されていたのには、笑ってしまいましたが、それくらい体力以上の力を出しきったオヤジたちのがんばりにしょぼん、応援にきていた家族の皆さんも感激ひとしおでした。その過酷さは、試合後、広島の2選手が、熱中症からくる全身痙攣で病院に運ばれたぐらいです。




写真は、下村英士さんのトスアップ。相変わらずしなやかでブレがありません。




すみません、、◎◎の個所、どなたかお名前がわかる方がいらっしゃたら、コメント欄に書き込んでくださると、うれしいです。