※この記事は【APヘタリア人力紅白R】枢軸でトキヲ・ファンカ【 人力+MMD】の人力視点の裏話です。
途中で話が脱線します。よく脱線します。そして長いです。
それでも構わないっという方はそのままお読み下さい。
お待たせしました。
では、続きといきましょう
次に話すとしたらむきろの作成かな?
とは言っても特記すべき事は特にないですけど、久々にキャラソンからやって切り出し方を初期の方法に切り替えて作り出したくらいですかね。音素の切り出しはいつもワクワクしながらやってますね。
むきろの制作が終わったら、とりあえず歌わせたデモ版のフルをハラカラさんにお渡しして本格的な調声を始めました。
まず、調声を始める前に1番だけコンセプトを決めて調声してみようと思いました。2番以降は通常通りの調声をしてみました。
こういう曲は1番で心を掴ませるのがいいなっと思いコンセプトを決めてみました。
コンセプトはこんな感じでした。
にほろ→演歌
いたろ→初めて日本文化に触れた日本在住のイタリア人
むきろ→芋ラップ
………何だこれでしょ?自分も何だこれって思いながら決めてましたよ。特にむきろなんてい芋ラップの前は「こぶしの効いたラオウ」でしたからね(^.^;
なんやかんやでコンセプト決めて調声することを進めました。
調声順は作業量と作業の早さを考えて
むきろ→いたろ→にほろの順に調声しました。
ここからは調声の話になります。
最初の調声はむきろですが、いきなり壁にブチ当たりました。
そう、ラップです。早口は誰にも負けない自信はありますがラップは初挑戦なんです…
しばらくの間「ラップとは?」で悩んでました。
というのも私がラップをあんまり聴かないのでどんな感じで調声したらいいのかわからなかったですね…
悩んでいる間にも時間が過ぎていきます。早く終わらしてハラカラさんに届けなければならない…
悩みに悩んだ結果。
ラップを無視してゴリ押しをしよう
「ラップなんて関係ねぇ!聴き取れたらいいだろう!!」ってほとんどヤケクソ状態で調声しました…
まあ、細やかな事を言うならビブラートを浅く短めにしてみました。「プロパガンダ〜」のビブラートを浅くするのを忘れてましたがいい感じになってたんで良かったです(^_^;)
大苦戦のむきろを終えて次はいたろの調声です。
いたろは「色即是空〜」をどう調声するか…
棒読み風調声をしてみることにしました。どんな感じで調声したのかはスクショでご覧下さい。
UTAUを使ってる人なら分かると思いますが、ここの調声はエンベロープとビブラートしかやってません(「よ」のピッチは除きます)
この調声はゆうりゅうさんの調声晒し動画を参考にしました(参考動画)。ヘタリアとは別ジャンルで活躍されてた方ですがとても良い人力動画なのでお暇な方は巡ってください。
あ、「よ」は可愛らしさを出すために語尾をあげています。ついでに「Here we go!」の語尾はそのまま流し込んでいます。ココの部分、MIXでなくても出来るもんなんですね、勉強になりました。
いたろは全体的に可愛らしさを押し出して調声しました。
最後ににほろの調声です。
………ほとんど普通の調声でしたね。一番初めにお迎えしたからでしょうか、自分が思った通りに歌ってくれるのであっさりと作業が進みました。
今回の調声は普段使わないしゃくりを入れ、ビブラートをいつもより深くしました。
あと、「涙枯らすのは〜」の部分は原曲より2オク下で歌わせてます。ここの部分は盛り上がった後の静けさの中で語りかけて問いただす様な歌わせ方をしたくて1オク下でやってみたら軽い感じだったので更に下げました。
そんなこんなですべての調声が終わってMIXに移るのですが、この話は次回に持ち越しです。
今回の人力紅白は色々とこだわって作ったので語る事が多くなってしまいました…
多分、次回で終わると思うのでそれまで気長に待っていてください。