
日曜に蓼科入りしたのですがあくる日の月曜は終日雨。温泉入ったりキッズパークでゆっくり過ごしました。火曜になると朝からスカッと晴れて爽やかな陽気でした。
雲がかかったあたりには南アルプスの山並みがそびえているのですがこの日は残念ながら
拝むことが出来ずじまい。
そしてこの一際洒落たこの花は殺人事件でも有名なトリカブトです。根っこの部分に毒があるんですよね。
虫もたくさん寄ってきて蜜を集めていました。きれいなバラには棘がある。妖艶なトリカブトには毒がある。きれいな女性には何があるのでしょうか。
高山植物は独特な繊細さがあって見飽きないです。
そして歩くこと20分ほどで辿り着いた御泉水自然園。
早朝の大自然は本当に清々しく二日酔いも吹き飛ぶほど。朝露を受けた緑の香りが頭の奥まで届きます。
厚い雲の奥には蓼科山が隠れています。
園内は木道があり歩きやすかったです。
息子も地図を片手にルート確認。まだ字も読めないんですけどね。
こういった案内はとても役に立ちます。
色々な鳥の鳴き声もアチコチから聞こえました。
双眼鏡なんかも持ってればさらに楽しさもUPしますね。
撮る人を撮る人を撮る僕。
そして今回一番嬉しかったのがこの【モウセンゴケ】の出会えたことです!
モウセンゴケとはウツボカズラなどと同じ食虫植物です。粘液の付いた触手のようなもので虫を捕まえてしまう、とてもワイルドな植物なのです。僕の地元の伊豆稲取の細野高原にも自生しているらしいのですがまさかこの蓼科で出会えるとは。繊細ですよね~
これだけ開かれた場所だと放牧しても目が行き届くので親も楽です。だいたいが進みたい方向と逆へ向かって走っていくんです。時には道なき道を宝探しでもするかのように。
東京ではなかなか感じることが出来ない大自然を五感で感じてくれたら嬉しいです。もう少し大きくなるとまた違う感性も開いてくるんでしょうね。
そして自然園からさらに歩くこと10分で蓼科山の7合目の登山口。蓼科神社の鳥居が神聖な雰囲気です。