【神社探訪】十二社神社(花見川区) | 嶽正義 チバを盛り上げる!
◆十二社神社(花見川区)


千葉市花見川区にあります十二社(じゅうにしゃ)神社に参拝してきました。
十二社神社には別に十二社(じゅうにそう)神社、十二(じゅうに)神社、十二所(じゅうにしょ)神社と、
地方によって色々な呼び方があるようです。
また十二社神社という呼称自体も決して珍しいものではなく、全国各地に存在しています。


Wikipediaによると、古くからの『十二様』と称する土着の山の神を祀ったもの。
または熊野神社の系列のものとがあるそうです。
花見川区の十二社神社は、おそらく前者の土着の山の神を祀ったものと思われます。


前者の十二様の信仰は、射日儀礼(しゃじつぎらい)を含む「十二講」の習俗を伴い、
北関東・甲信越を中心にして東日本の山間部に分布する。
後者は十二所権現社などと呼ばれる、熊野三山の神(熊野権現)を勧請して祀ったものである。
それらの中には明治の神仏分離によって、祭神を「天神七代・地神五代」としている所もある。

・神仏分離(しんぶつぶんり)とは・・・
神仏習合の慣習を禁止し、神道と仏教、神と仏、神社と寺院とをはっきり区別させること。

・神世七代(かみのよななよ)とは・・・
日本神話で天地開闢(てんちかいびゃく)のとき生成した七代の神の総称。またはその時代をいう。
神代七代とも書き、天神七代ともいう。陽神(男神)と陰神(女神)がある。

・天地開闢(てんちかいびゃく)とは・・・
天地に代表される世界が初めて生まれたときのことを示す。

・地神五代(ちじんごだい)とは・・・
日本神話において、天神七代に続き、神武天皇以前に日本を治めたとされる5柱の神の時代のこと。
天照大神(あまてらすおおみかみ)・天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこ)・鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の5代を指す。
→参照元:十二所神社 - Wikipediaより


う~む・・・なんだか難しいですが、神道の奥深さを感じずにはいられません。
また日本の国の長きにわたる『伝統』を同時に感じます。
この先祖代々から受け継がれてきた伝統を決して忘れてはいけませんね。
そう改めて感じた”十二様詣で”でした。


〒262-0018 千葉市花見川区畑町1292