問題の問題点 | 行政書士試験合格から開業まで

問題の問題点

行政書士試験の過去問で、「この問題はちょっとな~」と思ったものをアップしてみました。

2002年の問12
行政手続法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1.行政手続法は、いわゆる情報公開法に先んじて施行された。

2.行政手続法の条文総数は、38か条である。

3.行政手続法は、その第1条(目的)で行政運営における公正・透明の原則と並んで、説明責任(アカウンタビリティ)を明示している。

4.行政手続法が規定する事項について、他の法律に特別の定めがある場合は、その定めるところによる。

5.地方公共団体は、行政手続法第3条第2項において同法の規定を適用しないこととされた手続について、同法の趣旨にのっとり、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図るため必要な措置を講ずるよう努めなければならない。

解答:3

疑問に思ったのは、設問1と2です。これらを問うことにいったい何の意味があるのでしょうか?
あくまで私の個人的な意見ですが、テレビのクイズ番組の問題みたいだなあ、なんて思ってしまいました。

問題を作る側も大変だと思いますが、疑問に思った問題についてときどきアップしたいと思います。