本当の楽しみって？？？

明日は、2014年度の新人オーディションを行います。

毎年、
大体この時期にやってるから、もう1年経ってるんだね。


今年もたくさんの同志に巡り会えると良いな。。。



でね。


ここ数年。

学生たちとの接点も多いし、若い美容師さんと話す機会も多いから、色々と聞かれる。。。。


そして、

switchさんって、
「スタッフの仲が良さそうで良いですね！」
とか、
「楽しそうにお仕事されてるのが羨ましいです！！」
とか。。。



まぁ、確かにそうなんだけどさ。



楽しそうだから良いとか、仲がいいから良いとか……


そういう事って、
根本的に仕事の本質から外れてる気がするのは、僕だけでしょうか。。。



仕事に本気で向き合える環境。

僕等ならば、美容に真剣に本気で向かえる環境。


本当にいい職場ってのは、こういうものだと思うんだけどな。


上っ面の仲の良さは、一見楽しそうに見えるよね。
きっと波風立たず、何の問題もなく1日が平穏に流れていく。

見かけ的には。



でもさ。

美容の本質、仕事の本質に、そんなことは関係ない気がする。



何事も起こらない日常が、果たして楽しいんだろうか？

波風立たないことが、幸せなんだろうか？？


もっとエキサイティングな毎日の方が、充実した日々と思えるんじゃないの？



何を持って、楽しいと感じるか？

どんなことに喜びを感じるか？？



誰かに必要とされていると感じること。



これこそが最大の喜びであり、幸せである。



と、思うんだけどな。



これだけ沢山の人から、長い間必要とされる職業って、中々無いと思うよね。

20年、30年、40年と付き合いが続いていき、
その間、その相手から必要とされている、この関係性。



この関係性を成り立たせている物って、何なんだろう。



髪という素材を自在に操れるだけの技術であり、
相手を理解しようとする姿勢であり、
受け入れた上で提案ができるコミュニケーション力であり、
そして何よりも、相手の想像を超えるイメージ力であり、
そこを形にできる構築力。



本来、美容師に求められるスキルってこういう物で、
僕達が、必死に学び、身に付け、提供して行かなければいけない物。



変わり続けるトレンドは勿論、お客様から求められるラインは、ドンドン上がっている。


それに対して、僕たちはそれ相応の変化が出来ているんだろうか？？



美容師たる者。



自分達がやらなければいけない事。

自分達が求めるべき環境。

自分達が目指すべき道。



どうか間違えないで欲しいと思います。



switchのスタッフが、「本当に楽しそうに仕事をしている」と、
皆さんの目に写っているのであれば、
それは、各々がお互いに厳しく、何が大切なのか？と、
問いながら日々やっているからかも知れません。



決して楽しそうなのではなく、
自分達を必要としてくれる方が沢山いてくれて、
その人達の為に探求するための努力を惜しまなければ、
自ずと仕事は楽しくなるのです。


楽な環境はあるかも知れないけど、
初めから楽しい環境なんかはない。



自分が楽しめるかどうか。


覚悟を決めてやらなければ、きっと一生楽しくならない。



本気で楽しんでいる人の所に、きっと人は集まって来る。





本気で美容に向かってくれる若者との出会い。


どんな人達と一緒に美容に向かえるか、、、期待しています！！