感度を上げろ!! | Longest Night Part Ⅱ ☆ 美容師Masaの、思いつくままに綴る日常

感度を上げろ!!

またまた反響が大きく…
朝礼のネタにします!とか、スタイリストミーティングで皆で話します!とか…

有難い話ですね。。。


何が何処で誰の役に立っているのか、分からないものですひらめき電球


さて、「選ばれる人」っていうテーマから、
僕なりの視点で何やかんやと書いてきましたが…

今回は、もう少し突っ込んだところを。

久々に毒舌ぶりを発揮しますが、
イラッとする人は、この項は読まないで下さい!



では。。。


美容師には、「感度」がとても必要です。
これがない人は、美容師には向いてないと言っても良い。

「感度」は、「感受性」ってよく言われる物と同じです。

よく、アンテナを張りなさい!とかって言われますよね??
そんな部分での「感度」について話します。


色んな事に気が付く。
お客さんの言いたいことが分かる。
何を求めているのか理解出来る。
お客さんのちょっとしたファッションの変化に気が付く。
何かが違う……に気が付く。
チョットしたニュアンスの違いが分かる。
常に新しいモノを求める。


まぁ、美容師をやっていたら、当たり前ですよね?
こういうこと。


中には、います。
天才的な感性を持っている人が。

色んな事に気が付き、何にでも興味を持ち、
色んな事を自然に吸収出来る人が。。。


こういう人って、
そんなに頑張らなくても、売れちゃうのかも知れないね。

というか、本人は頑張ってるつもりじゃない。
楽しくて興味があるから、やってるって気がしない。


まぁ…残念ながら、そんな人。
滅多にいないってのが現実なわけで。


じゃあ、どうするのか???


これは、もう努力で何とかするしかないよね。

何の努力?

ここまでの記事で書いたようなことを、
地道に、分かるようになるまでやるしかない。

肌で感じられないんだから、
そうなんだ、って分かるように、知識でカバーするしかない。

本能で分かんないんだから。
全てを一つ一つ。
知識で埋めていくしかない。

良い物を、観て覚えるしかない。

バランス感覚を、身体に叩き込んでいくしかない。

知らないことを無くしていく。
感度の穴を、知識で埋めていく。


何故、その服がカワイイのか?

何故、このバランスが良いといわれるのか?

何故、自分が創った物はダサいと言われてしまうのか?

何故、センスが悪いと言われるのか?


その理由が分かれば、
その違いに気が付けば、段々感度が良くなっていく。

感度を上げるということは、気が付くようになるということ。

違うといわれる前に、違うと気が付くこと。

僅かな差に気が付くかどうか。
その人の感度。


先ずは、
世の中で、永続的に良いとされている物を知ることから始めましょう。
それが、他の物と何が違うのか?

何かしらの理由があるはず。

その理由を、自分が納得いくまでトコトン突き詰めること。

違う理由が分かるから、違いに気が付く。


やればやる程。

絶対に感度は上がる…。



ちょっと、難しっぽいかな??

知識を身に付けるのは、
これは勉強だから時間かけてコツコツやってくしかない。

サロンでそういう勉強会やるとか、たまには図書館行って調べるとか、
ちゃんと毎月洋書チェックするとか、美術館行くとか。
ちゃんと自分のお金使って、勉強しに行くとかね。


それと別に、毎日やれること。
それは、同じ事を2度と言われないようにするってこと。

何度も何度も同じ事で叱られる。
これは、何がダメで、そのダメなことに気付いてないから、
また叱られる。

ホントにダメな人は、同じことを言われてるって事にすら気が付かない。。。

何がダメなんだ?
何でダメなんだ?
どうすれば良くなるんだ?

真剣に、本気で考える。


2度目までは、ギリギリ許されても、
3度目は、ただのアホですよ…。


学校じゃないんだから…

俺たちプロでしょ?
本気でいこうよ!!!