財務会計には簿記の知識が必須だ。

TACや大原など専門学校は「イチからできる」「事前知識不要!」を売りにしているが、
それは「そうでも言わないと生徒が集まらないから」であって、それに騙されてはいけない。
(この辺、最近、思考が中小企業診断士になってきているかも。。笑)

中小企業診断士に必要な(正確には合格に必要な)知識は、簿記ではなく、その先だ。
簿記はいわば基礎知識。専門学校では簿記の基礎知識まで懇切丁寧には教えてくれない。
・・・いや、正確には「教えます」とは言ってくれるものの、それでは十分ではないのが実情だ。
残念ながら。

簿記は3級で十分。

本当は、中小企業診断士の財務会計は「3級全部」+「2級の一部」+「1級のごく一部」まで、
「浅く広い知識」が必要だが、基礎知識としては簿記3級で十分だろう。
それ以降は専門学校の講義でなんとかなりそうだ。

これから中小企業診断士を目指す人で、簿記・会計にアレルギーがある人は、
ゼッタイに簿記3級を事前にやった方がいいだろう。

恥ずかしながら、かく言うワタクシも、簿記・会計・財務系には完全なる苦手意識があったが、簿記3級を事前にやっていたお蔭で、何とか落ち頃ぼれずに済んでいるのが実情。

簿記3級のテキストは書店に溢れているのでどれでもいいだろう。

ちなみにワタクシが使ったのは、こちら → 商業簿記 精選要点集 (日商簿記検定3級対策)


中学生か高校生に教えているレベルで「これでもか」と優しく進むので、バカにされている思いもしつつ、でも上記のように本当に助かった (笑)。