北朝鮮、レアアース開発権と引き替えに中国から肥料を確保

中央日報日本語版 8月16日(火)10時15分配信

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が5月の中国訪問中に肥料とトウモロコシを確保し、茂山(ムサン)鉱山のレアアース開発利権を渡していたことがわかった。

中朝関係を追跡してきた北京のある消息筋は15日、金委員長の訪中を機に中国が北朝鮮に肥料20万トンを無償で支援したとがわかった」と話した。また、「20万トンの肥料が北朝鮮の土地に散布されれば3倍に相当する食糧増産効果を得られるため食糧60万トンに匹敵する」と説明した。さらに、「北朝鮮の食糧難を考慮して中国が国際相場の半分水準の1トン当たり30ドルでトウモロコシ50万トンを北朝鮮に送ることで合意した」とし、中国東北地方から北朝鮮にトウモロコシが渡されたと推定されると伝えた。金委員長が中国を訪問した5月20日ごろは北朝鮮で春窮期の最中だった。

金委員長は肥料とトウモロコシの支援を受ける代わりに、中国に資源開発の門戸を広げたという。北京の消息筋は、「金委員長の訪中を契機に中国側が咸鏡道(ハムギョンド)茂山に大量に埋蔵されたレアアース開発に参加することで合意したと聞いた。資源を渇望する中国の立場からは相当な所得だ」と評価した。先端製品生産に必須のレアアースが北朝鮮には2000万トン埋蔵されているといわれる。これによると中国は茂山で生産されたレアアースを積み出す道路の拡張と舗装建設費用を負担し採掘装備を支援する。代わりに北朝鮮は茂山で生産されたレアアースの50%を中国側にコスト補償次元から無償で供給し、残り50%については国際相場による販売収益を中国が北朝鮮に支払うことで合意したということだ。

こうした観測が事実の場合、北朝鮮と中国は食糧・肥料支援と地下資源開発利権を“ビッグディール”したという話となる。中国は今回の取り引きを通じ、食糧問題で北朝鮮内部に非常事態が発生することを防ぎ、北朝鮮が外部挑発をしないよう取り締まる効果を期待したと分析される。

一方、金委員長の健康と関連し、別の消息筋は、「金委員長が5月の訪中期間中に江蘇省揚州で中国最高指導部が利用してきた漢方医療スタッフの特別検診を受けたと把握された」と話した。同筋は「金委員長は中国が保有する洋式医術は信頼せず、採血を必要としない漢方診察を受けたという話を中国側関係者から聞いた」としている。
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 まずレアアース埋蔵量はアメリカの地質調査所によると9900万トンであるとされる。


 つまり北朝鮮に世界の2割のレアアース保有しているとされている。


 この2000万トンの確証は日本が統治していた時に掴んでいたとも言われる。


 韓国の大韓鉱業振興公社は2007年、北朝鮮の鉱物資源などの潜在価値を3719兆ウォン(約370兆円)と推計されているが正しいかは分からない。


 およそ200兆円くらいのレアアースが眠っていると私個人は思っている。


 中国と北朝鮮というどちらも信用にならない国が約束事を決めているがどちらか、もしくはどちらも履行しない可能性もある。


 条件的には中国が北朝鮮に肥料とトウモロコシを与え、レアアースを国際相場の50%を北朝鮮に与えるという一件好条件とも受け取れるが、中国がチベットモンゴルで入り込んだきた手口に非常に似ている。


 最初は友好的に入り込んできて、侵入完了すると一般市民だと思っていたのが解放軍であったということもありえる。


 一番は国際価格だと勝手に言い不当に安くレアアースを持っていかれるのに1兆ウォンかけるね。


 しかし中国は高度にレアアース加工する技術がないという所をどうするかである。


 これは売国民主党であれば可能であるな。


 拉致問題解決方法としてレアアースとの対価として復興事業を行うということも可能であった。これを前政権が行ってこなかった弱腰外交でもある。このレアアースの信憑性は分からない。しかし北朝鮮の地理は山脈が多いということでレアアースの宝庫でもある可能性も捨てきれない。

 この大きな動きに保守系政治家の動きが鈍かったというのも言うまでもない。これには安倍・麻生・平沼議員達の力が及ばなかったというのがあるだろう。

 憲法改正し中選挙区制度にもどさなかったことによる、党政治中心になる選挙システムが害悪である。