クエンティンとエリシャ・カスバート | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

いやあ、帰国後二週間近く経とうとしているのですが、

めまぐるしい日々で、本気でちょっと倒れました。

旅の疲れと東京灼熱サマー病とクーラー病の合わせ技。


帰国翌日から二日間に渡ってクエンティン・タランティーノ

に三回会い、二回インタビューしました。

インタビュー前の待機時間にもなぜか必ずロビーで

彼と顔を合わせていたので、クエンティンにも

通訳女史にも、いい加減顔を覚えられて、

「おお、また来てくれたのかい!」と言われたり

なんだか嬉しい日々でした。

で、気づけば自然と「クエンティン!」、と

ファースト・ネームで呼ぶようになっていた。

彼は最近、味噌汁にはまっているそうです。

さらに、フィリピンのエクスプロイテーション・ムービー

にもはまっているそうな・・・。

さすが世界のマニアックな映画のエキスパート。


クエンティンのインタビューは、8月23日

発売となる『グラインドハウス』ムック本(洋泉社)

に掲載されます。

さらに、21日発売となる雑誌「この映画がすごい!」に、

クンティンと千葉真一さんの対談が載りますので、

よろしくお願いします!!!


件のムック本に掲載される、先日のニューヨーク取材の

記事ですが、無事完成しました!

かつてのグラインドハウスのメッカであった

42nd st.の現在とその全盛期の比較、

ニューヨークに現存する最後のグラインドハウス・レポート、

そしてその時代を体験したニューヨーカーたちの

リアルな証言、といった内容を軸にトータル15000字近い

大作となりました。

写真も交え20ページを超える、大特集となります。

うーん、本の出来が心底楽しみ!!!


そして、もうひとつ『グラインドハウス』絡みの仕事ですが、

8月16日に「この映画がすごい!」主催の読者向け

『デス・プルーフ』試写会で、上映前にトークショーをやります。

トークショー初体験!!!

僕のラブコールに応えてくれて、お相手はデザイナー、

ライターとしてお馴染みの高橋ヨシキ氏に

登場していただきます!

もう募集は締め切られたようですが、来られる方はお楽しみに!


そういえば、木曜日に『キャプティビティ』(9/15公開)

主演のエリシャ・カスバートが来日したので、

インタビューしてきました!

『24』シリーズで日本でも有名な彼女ですが、今回が初来日。

個人的に海外の女優にインタビューするのは初めてでしたし、

しかもその相手が好きな女優のエリシャというのは、

かなり感激。

その主演作はすべて観なければ、という義務感を持つ

数少ない女優の一人なのです。


余りにも華やかで色っぽいお顔をした子でした。

最初に挨拶して、自ら握手してくれた瞬間すでに、

ko寸前でした。笑顔が、眩しすぎる・・・・。

身長も157cmしかなくて本当に小さい!

加藤あいよりも背が低いよ!(多分)

でも、物凄いゴージャスなオーラを放っておりした!!


つんけんしたキツいイメージがあったのですが、

とてもフランクで地に足着いた、非常に感じがよろしい

女の子で、全然セレブっぽくなくて好感が持てました!

しかも、頭の回転速くて喋りも速く、一つの質問にも丁寧に

誠実に時間をかけて答えてくれて、大変ありがたかったです。

弱肉強食で魑魅魍魎としたハリウッドの第一線で活躍する人

だけあるわけなんですが。


配給会社C社のYさんの力強いバックアップもあり、

図々しくもインタビュー後にはエリシャにサインを

お願いしちゃいました。うう、ミーハーですいません・・・。

仕事で会った人ではこれまで、クエンティンにさえサインを

求めたことはなかったのですが・・・。

このインタビューはAOLのほうに、今月末にアップされる

予定です。


ELISHA