タランティーノに会った! | Just for a Day: 小林真里ブログ

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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

 昨日、取材でクエンティン・タランティーノに

会ってきました!!!


映画秘宝チームで行ってきたのですが、

タランティーノ、機嫌良くて終始盛り上がりまくりで

テンション高いしサーヴィス精神旺盛だし、

本当に興味深い話がたくさん聞けて、爆笑させてもらって、

素晴らしい取材になりました。


TARA


あれだけの大物なんですが、あのまんまのタランティーノ

でした。全然気取ったところがなく、偉ぶったところがなく、

地に足が着いていて、純粋な映画好きのあんちゃんでした。

これって、凄いことですよね。

感動しちゃいました。

今も昔も変わらぬ、一映画ファン(マニア)であり、映画

クリエイターであるという姿勢。

みんなの波長があって、いいヴァイブというかケミストリーが

生まれて、素晴らしい空気があの場に生まれていました。


いきなり最初に、

映画秘宝の最新号の、L.A.グラインドハウス・フェスティバルの

記事を見せて、「これ僕が書いた記事で、『グラインドハウス』を

チャイニーズシアターで観たかったら、L.A.に行ったんだ。

で、このフェスも観ることができて、アメイジングな体験

だったよ!!!」。という話をしたら、

おおお!と驚いてくれて、どうだった、楽しかった?

盛り上がったかい??俺も多分、この日会場に観に行ってたぜ!

と返してくれたので、

「君は一体何本のグラインドハウス映画のプリントを所有してるの?」

と素早く返したら、「そうだなあ、どれだけあるんだろう?

かなりの数あるからなあ!」と笑いながら答えてくれて、

スムーズにインタビュー突入となりました。


濃厚なインタビューの内容ですが、8月下旬発売予定の

『グラインドハウス』ムック本に掲載されますので、

お楽しみに!!!!


そして、インタビューはあまりにも白熱して結局10分以上

長引いてしまったのですが、終わった後になんと、

「お前らは本当にクールで最高の奴らだから、今度は

もっと時間をかけて、一緒にビデオ屋に行ったり

酒を飲んで、ハングアウトしようぜ!!」と声をかけてくれた

のでした。なんちゅう身に余る光栄!!!


後に、宣伝担当がタランティーノからのメッセージを

預かって来てくれて、再び同じことを言ってくれてた

ようなので、社交辞令ではなくやっぱ本気だったんだ!

ということが分かって、感激しまくりでした。

我々は「日本の中でも最もクールな、男の中の男」らしいです。

自慢になってしまうのですが、ここまで言ってもらえて

信じられないというか、驚きですよ・・・。

ここまで意気投合できたとは!!!!!


ちなみに僕は、ちょっとしたプレゼントを渡したのですが、

内訳は「叫」「エクステ」「怪談」三池作品のプレスシートや

チラシ、そして日本盤の『ホステル』DVD。

特にDVDは叫びながら喜んでくれたのでした!

いやあ、既に持ってるかなと思っていたのですが。


次回は『グラインドハウス』公開に合わせて、無事来日して

くれますように!!!

本当にタランティーノと、秘宝チームのほかの皆さんに感謝

です!!!


『グラインドハウス』は9月1日よりロードショー!!


http://www.grindhousemovie.jp/