最近購入していっきに読み上げてしまった一冊です。
「箱庭図書館」
作家さんは乙一。
”おつはじめ”って面白いよ、と彼女に紹介したら
「あれ、”おついち”って書いてあるよ」
と指摘を喰らいました
ずーっと違う読み方してたのね。。。
とまあ、ひとつ賢くなったところで、この新刊。
6話が連作のようになっていて、全体を通して
ひとつの作品になっています。
いつも思うのですが、乙一氏の見事な文体。
じつに読みやすく、自分のピュアな感情の部分に
触れてゆきます。
で、物語はストレートに進むのですが、
急にギュッと曲がります。(とくに第1話!!)
↑この感覚、読んだ人にしか分からないと思います。
ここが彼の魅力です!
万人の方におすすめ。
でもとくに中学生や高校生に読んでもらいたいな。
感受性豊かな時期に、純文学とはまた別な
(ジャンルが分かりにくいけど)こんな小説に触れるのも
いいと思います。
ただし、彼の別の作品、
たとえば代表作の「ZOO」などはこころして読むべし。
乙一のダークサイドが顔を出しますので。。。
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