シブいです。
「あるいは裏切りという名の犬」
フランス映画です。
ですが、人生を語り合ったり、愛を確かめ合ったり
会話が中心のフランス風とは一味違います。
実話が元になっているとのことですが、こんな実話いやだなぁ~
物語はひとりの老刑事の引退パーティーから始まります。
最初はだれがだれだかよくわかりません。
有名な(日本ではね)役者さんは皆無。。
フランス人っておんなじ顔に見えちゃって、
序盤はどんな話か集中することが必要です。
ですがだんだんとそれぞれの人物像が浮き彫りになります。
中盤からはスピード感、展開、主人公とライバルとの確執などなど
ストーリーに無駄がなく最後までいっきに進みます。
ラストに少しひっかけがあります。
ミステリー愛好家の人などは分かっちゃうかもしれません。
でも減点材料にはなりません。
でもフランスの映画って、乾いた雰囲気があって
そこに湿り気のある会話がまじわるイメージが強かったんですが
こんな映画もあるんですね。
NHK-BSで観ましたが得しちゃいました。
必見ですよ!!