東京商工リサーチが発表した全国の銀行員の給与調査によると、３月末時点の行員１人あたりの平均年間給与は新生銀行が８４９万円でトップで、同行との経営統合が破談になったあおぞら銀行（８０１万円）が３位となった。
公的資金の注入を受けている両行の業績低迷は、行員の厚遇が一因であることが浮き彫りになった。
新生銀は２２００億円の公的資金が残るが、２０１０年３月期決算の税引き後利益は２期連続で赤字となった。新生銀は、金融庁から６月３０日に業務改善命令を受け、給与体系の見直しや、職員賞与の抑制策を盛り込んだ業務改善計画を提出した。あおぞら銀も再建が遅れ、１８００億円の公的資金が返済できていない。
（読売新聞）
再建中で、2200億も公的資金も残っているのに、銀行の中で、給与がトップなんて考えられません。こんな銀行は国民にとって必要ありません。このような銀行は数多くあるはずです。個人的な意見ですが、銀行の数は多すぎます。半分になっても困らないと思います。零細企業ならありえない話です。思い切ってそのような銀行は即座に整理すべきです。民間の会社でありながら、ＪＡＬのように公的資金を投入している会社も含め、責任を取らせ思い切って整理してほしいものです。
