以前のプロジェクトで、一時期流行った言葉がありました。
「カレー作戦」
期日の前日にある資料の進捗状況を聞かれたときにこう答えたことがきっかけでした。
「一応できているんですけど、明日の朝チェックさせてください。
一晩おいてから味わうと、おいしくなっているはずですから。」
※ひとこと余計なんだってば…
それ以来、期日の前日に資料を仕上げ、一晩おいてからセルフチェックすることを「カレー作戦」と呼ぶようになったのです。
これ、かなり良い効果があるのですが、たまに副作用を生むことがあります。
この副作用を「ラブレター効果」といいます。
一晩おいて読み直したら「何でこんなこと書いちゃったんだろう…」と恥ずかしくなってしまう、アレです。
特に、勢いに任せて一気に仕上げたような資料には、とんでもないミスなどが潜んでいたりするものです。
一晩おいて読み直して、その部分をちゃんと直して提出したりプレゼンしたりできるのだから、仮にラブレター効果が見られたとしても「カレー作戦」にはそれなりの価値があるのです。
ただし、「ラブレター効果」は提出したりプレゼンしたりした後で発動することもあります。こうなると最悪ですね…。
…なお、この文章は「カレー作戦」を適用していません……明日以降に読み直したら「ラブレター効果」発動でしょうか…?