続:iPhoneで撮影した写真のRAW現像 | Nonky Talk Human

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テーマを決めたくても決められないので、てきとうなタイミングで適当な内容をだらだらと書きます

昨日の「iPhoneで撮影した写真のRAW現像」の記事を書いた後で、気付いたことが2点ほどあるので捕捉します。

1. 画像のサイズとトリミング
少しでもズームを使って撮影したDNG画像をLightroomで開くと、ズームされた状態にトリミングされ、3000*4000pixに拡大された状態(デジタルズームが反映された状態)で表示されます。まあ、Lightroom Mobileの機能で撮影しているので当然といえば当然ですね。
この設定はDNGファイルに記録されたものではないため、SilkyPixなどほかのRAW現像ソフト(PhotoshopのCamera RAWも含む)で開いた場合はズームが反映されていない3024*4032pixの画像が開きます。ズームを多用される方は要注意ですね。

昨日の「ハッスル黄門」さまをズームでアップで撮影した画像(Lightroomで開いてそのまま現像した場合…画像は480*360に縮小)


同じ画像をSilkyPixで開いてそのまま現像した場合(画像480*360に縮小)


※もちろん、Lightroomでも「デジタルズーム」された状態で表示されているだけですので、ズームを解除してSilkyPixのようにズーム適用前の状態に戻すことも可能です。

この挙動はちょっと考えると当たり前なのですが、デジタル一眼レフでの「光学ズーム」に慣れていると少し違和感を感じるかもしれません。

2. 彩度のパラメーター
上記画像を見比べるとわかるのですが、Lightroomでは少し彩度が強調された状態で画像が開きます。これは、そのまま保存してプリントした時に少しメリハリを与えるためだと思われます。
SilkyPixで開くとカラーは「(忠実)標準色」になります。手元のDelveloper Studio Pro 6.0ではDNGでは「(自然)標準色」が選べないようです。8.0がリリースされたらアップグレードする予定なので、DNGで「(自然)標準色」が利用できるかどうかはその時に新手馬手検証したいと思います。