おかげさまで今年、創業70周年を迎えることができました。
ありがとうございます。
これまでの軌跡を書くといいながら、全然書いておらずスミマセン・・・
そのうち書きます~
さて、
FacebookページやWEBサイトの名前を「青果仲卸」から「高級青果の仲卸」に変更しました。
たったこれだけのことですが、ものすごく思いを込めて変えました。
弊社は昔から、品質を吟味して、できる限り最高の状態で美味しいお野菜をお届けしたい、がコンセプトです。
入荷後の検品→手入れ→問題があれば再調整→ピックアップ→配達と、普通の八百屋さんよりも手間がかかりますし、ロスも出ます。
お届けまでに目に見えないコストがかかりますし、良い物を手に入れるにはもちろんそれなりの対価を払わなければなりません。
ご注文の品はどうしても揃えなければという気持ちでおりますので、どんなに少なくても高くても手に入れます。
ところが、ココがすごく伝わりにくいポイントで(笑)
ご理解頂けないとただただ「高い店」と思われるだけなんです。
昔は市場の仲卸仲間からは「立野は高いモン売り」と言われるほど、今よりもっと尖がった商売をしていたみたいですが、今ではセリでリーズナブルなものを仕入れたり、相対でロット買いして安く買う工夫などもしています。
で、今朝ふと気づいたのですが・・・
そもそもそんな努力って求められているのかな?と。
安さを求めるなら他店がありますからね。
本来のニーズは・・・
安いに越したことはないけど、良い物が欲しい。
ちょっと高くても良いから美味しいものが欲しい。
少なかろうが高かろうが注文の品はどうしても揃えて欲しい。
他店との区別化を図りたいので提案が欲しい。
立野商店から買いたい。(これ、最高に嬉しいです)
そこにこそ注力すべきなんじゃないか。
安く提供することへの努力もしますが、力の配分としては品ぞろえや品質の追及、新商品や新しい産地・生産者さんの開拓に重きを置く。
他店に真似の出来ない事を徹底的に強化する。
自ら「高級青果の専門店」と宣言し、ブランド推進を徹底することで、今お取引頂いているお客様のブランディングにも繋がります。
中途半端な立ち位置を辞め、高級店の名に恥じないサービスを追及する。
そこに取り組んでいくべきと気づいたので、まずは「高級青果の仲卸」と変更しました。