除細動器作動せず 消防車出動現場で
2009年9月11日中日新聞朝刊
愛知県日進市、三好町、東郷町を管轄する尾三消防本部で7月、心肺停止状態の患者を搬送する際、応急処置で使う体外式除細動器が作動しないトラブルがあった。
同本部によると7月下旬、三好町の民家で50代の男性が倒れ、家族が119番通報。
近くにいた消防車が先に到着し、除細動器を使ったが作動しなかった。
3分後に着いた救急隊が別の除細動器を使ったが、男性は回復しないまま搬送された。
男性は病院での措置で一時的に心肺機能が回復。
約1週間後にくも膜下出血で亡くなった。
トラブルと死因との関係は不明。
問題の除細動器は、医師や救急隊員ら専門職向けのフィリップス社製「ハートスタート4000」で、2004年に導入。
3月にメーカー点検、トラブル2日前に月例点検をしたばかりで、当日朝も電源のチェックをしたという。
トラブル後は正常に作動しており、メーカーで点検しても不具合の原因は分からなかったという。
原田俊明消防長は「再発しないよう職員に注意喚起し、今まで以上に点検態勢を強化するしかない」と述べた。
フィリップス社は「同様のトラブルは過去に聞いた事がない」としている。
50代の男性に合掌
別の除細動器は作動したのだろうか?(おそらく同じものだ。車載二相性除細動器はこの機種しかない)
電気的除細動抵抗性の無脈性心室頻拍・心室細動は考えられないだろうかあるいは心室細動ではなかったということは?
波形の確認をしたのだろうか(心静止でなかったか?死因がくも膜下出血なので)
病院で心肺機能が回復?
心拍再開し、自発呼吸が戻ったのか
これはわからん
訴訟にならないことを祈る