タミフル耐性持つ新型インフル発見 デンマークで
2009/06/30 NIKKEI NET【ジュネーブ=藤田剛】
世界保健機関(WHO)は29日、デンマークでインフルエンザ治療薬のタミフルに耐性を持つ新型インフルエンザウイルスが初めて発見されたことを明らかにした。
デンマーク政府がWHOに通知した。これまで豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザにはタミフルが有効だったが、WHOは「ウイルスが突然変異した」とみている。
タミフルが効かない新型インフルエンザが広がれば、重症者や死者が増える恐れがある。ただWHOは現時点では「この一件以外にタミフル耐性を持つ新型インフルエンザの感染事例はない」としている。
一方、WHOの集計によると、29日時点の新型インフルエンザの感染者は世界全体で7万893人。前回集計(26日)に比べて1万1079人増加した。
米国の感染者数が同6268人増えて2万7717人に達したほか、中国やフィリピンなどアジア地域でも感染が本格的に広がっている。
以上
一方
ロシア人のスケーターなどや、ロシアから帰国した日本人に新型インフルエンザ感染が確認された
やはり、地球規模での感染拡大が進行している
ロシアは、日本を渡航自粛勧告の対象に指定しているが、ロシア国内でも感染が拡大しているようだ
高温多湿の日本の梅雨どきでも、感染が拡大している
これで、涼しくなってきたら、爆発的に感染が拡大するものと思われる
そこへもって、タミフル耐性だと、重傷者が死亡する確率があがる
総理や大臣、国会議員などは、解散総選挙に汲々としている
これでわが国の危機管理体制は終わった
その意味でも早く解散総選挙を実施し、次の政権で十分に対応できるような危機管理体制の構築を実施しなければならない
犠牲者は常に弱い立場の国民である
政治家は、そのことを忘れてはならない