ホワイトボードがマイブームです。【書評】ファシリテーション・グラフィック 堀公俊 | 日々の気づきを記録する。

ホワイトボードがマイブームです。【書評】ファシリテーション・グラフィック 堀公俊

ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 (ファシリテーション・スキルズ)/堀 公俊

¥2,100
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「ホワイトボード」がマイブームです。

資料作成がバツグンにうまくてかつ驚くほど早い
同僚がいます。「どうやってるんだろう?」と考え
ていたところ、彼は会議のホワイトボード使いもう
まい。

会議では即興で議論を整理しなければならず、紙の
資料は朝飯前なんでしょう。

いま参加している授業でも、ホワイトボードを使いな
がら議論を展開させるスタイル。

白板との出会いが急に多くなり、遅ればせながら
「ちょっと白い板の基本を学ぼう」と。

この本の著者は日本ファシリテーション協会初代会
長の堀公俊氏。「ファシリテーション入門」など
ファシリの第一人者です。

なかでも、この本はホワイトボードに特化したも
の。議論を可視化するための白板の使い方を解説
します。

グラフィックも多く分かりやすい。また、議論の
内容によって違う白板の使い方。議論を予測しなが
らの板のスペースの取り方など。ペンの持ち方まで
教えてくれます。(左手の指と指の間にペンを挟む
ことで4本いっぺんに持つ!)

本は2千円(!)と高いですが、学ぶ機会は少ないも
のなのでとてもためになりました。

あとは場数。

必ず、白板の前に陣取るようにしようっと。


【目次】

第1章 基礎編―議論を描けば話し合いが変わる
(ファシリテーション・グラフィックで会議が変
わった!
ファシリテーション・グラフィックのメリットほか)

第2章 技術編―ファシリテーション・グラフィッ
ク上達の6つのポイント(道具を使いこなそう
描き方に工夫をこらそう ほか)

第3章 実践編―ファシリテーション・グラフィック
を使ってみよう!(いつでもどこでもファシグラ(FG)
定例の話し合いの場で ほか)

第4章 研究編―ファシリテーターの頭の中を解剖す
る!?(ケーススタディ:ちょっとした打ち合わせで―
とにかく描いて議論をかみ合わせる
ケーススタディ:定例のミーティングで―キーとなる
発言を着実に拾っていく ほか)

第5章 熟達編―ファシリテーション・グラフィックを
極めるために(進行と記録を両立させるには議論を促進
するグラフィックの描き方 ほか)