とてもとても久しぶりなブログの更新。
きのう6月7日はなつめの七回忌でした。
2013年生まれ2020年きりのよい年に
小学校入学だなと病気が分かる前は
きらきらした思いを持っていたように思います。
6月に生まれてから
2020年のオリンピックが確か秋に決まりました。
その日は一緒に迎えられるのだろうか
迎えられたらいいなと思っていました。
まさかオリンピックが延期になり
世界がこんなことになっているなど
思いもよりませんでした。
今日のような日が明日も続くということが
特別な事情を持った人だけではなく
どんな人にとっても当たり前ではないことが
コロナ禍のこの数か月でたくさんの人の心に
強く届いたように思います。
これを機に、今まで目を向けていなかった人やコトに
温かく優しい目を向ける機会になることもあり
逆に過敏になって、排他的になり、差別をしたり
壁を作るほうに心が動く人もいるように思います。
なつめの法要が控えていた時期と非常事態宣言で
外出自粛の時期が重なって、仕事もほとんどなく
元気に平静にと努めて、できることをしていましたが
自分が思う以上に、張り詰めたものがあったようです。
世界のこの状況にポジティブすぎる人を見ると
本当に疲れてしまったりして、見ないようにしたり
とにかく何もないときは片づけもせずに休んで
バランスをとっていました。
時間ばかりはたくさんあるのに、動けないなあと
自分をがんばらせてしまう悪い癖が発動・・・
なつめパパはすぐ気付くので、休め休めと
何度も何度も言っていました。
七回忌、家族元気で本当に良い時間を過ごせて
やっと少し気持ちを緩めることができた気がします。
このブログも開くことができない気持ちでいましたが
どれだけぶりか・・・書く気になったのは自分でも
驚きです。
医療の現場が緊迫している中、そんな中生まれてくる
18っ子達やご家族は私たちのときとは違った環境で
心のケアも受けることができているだろうか・・・と
ふと大丈夫だろうか・・・と頭をよぎったりもしました。
ただでさえ多忙なNICUの看護師さんたち、先生たちも
この状況の中、どうしているだろうと思ったりもして
いました。
いろんな思いが取り留めもなく浮かんでは
言葉にできずにいました。
もっといろんなことを書きたかった気もしますが
まとまらず。
ただ、なつめを見送ってからも、人生は続いていて
ご褒美のような出会いや時間を持つことができて
心から笑える日もたくさんあります。
心から笑える そんな日は絶対来ない気がしていた
あの時の自分に、大丈夫!と言いたいです。
そうかと思えば、ふとしたきっかけで
1秒で涙が出るのは今も変わりません。
だんだん大丈夫になるというのも本当だし
一瞬であの頃の気持ちに戻るというのも本当です。
時間はまっすぐ先に進んでいるのではなく
自由自在に後戻りしたりつながったりしているものだと
思います。
そんなことを思った七回忌。
なつめは来週7歳になります。
どんな小学生なんだろう。
空の上にいるなんでもできるスーパー小学生。
笑いながらこちらを見ている気がします。