近藤まさ子です
尊厳死法制化を考える議員連盟が、昨年12月骨子案をまとめ、本年に議員立法で成立を考えていたことを知りました
Σ(ﾟдﾟ;)
「終末期医療における患者の意思の尊重に関する法律案（仮称）」
患者が安らかな最期を望む場合、人工呼吸器の装着や栄養補給などの延命措置を医師がしなくても責任を問われないとする法律
現在の国会の状況では、成立は無いと思いますが、その骨子も公表されておらず、内容も知り得ませんでした(-"-;A
本日、尊厳死の法制化を認めない市民の会に出席し、その詳細を知りました
近藤まさ子は、法制化には時期尚早と感じます
その理由
適切な治療を受けても回復の可能性がなく死期が間近と判断される状態を「終末期」と定義
しかし、終末期と判断するのは医師によっても様々 いつを終末期と判断するのでしょうか
本日は14歳で脳死判定を受けた天畑さんのお話も伺うことができました
死期が迫ったら、延命措置を拒むという本人の意思を尊重する「尊厳死」を認める
その本人の意思とは15歳以上としています中学3年生のそのような意思を尊重できるでしょうか
本人が死を選択しても、直前にその意思が変わったら
人工呼吸器の装着を「延命措置」と一言で表現できるでしょうか
人工呼吸器をつけた子の親の会（バクバクの会）の大塚代表は、人工呼吸器の装着は延命措置ではなく、人生を楽しむための物、生きる為のスタートだ と。
近藤まさ子、本日考えさせられたのは・・・
在宅療養を余儀なくされた医療的ケアのある患者を、家族が24時間介護する状況がある中で、「尊厳死」として法制化してよいのか
患者の尊厳ある生を確立していないのに、どうして尊厳死ばかり法制化するのでしょう
法制化してしまったら、まだ生きていたいと患者が思っても、家族の介護負担を考えて、本人が死を選択することもある
死を法制化する前に、家族の介護負担の軽減そして、患者のＱＯＬの確立をすべき
年間3万人を超す自殺者を出す国が尊厳死を法制化してよいのか
生の尊厳に、もっと力を入れるべきでは
皆さんは、どのように考えますか