今日、5月12日は「母の日」
実家に電話するも留守のだったので
母のケータイに連絡。
「もしもし~、久しぶりね~、元気しとるかね?」
と母から元気な声。
僕はその言葉だけで、涙腺が緩んできた。
それをこらえ
「今日は母の日やけね、おめでとう、ありがとね」
と伝えた。
母に「ありがと」は言えるようで、なかなか言えない言葉。
恥ずかしながら、こそっと呟いた。
若い頃には悪さをして、学校に呼ばれては母を泣かせ、
馬頭しては母を泣かせ。
多くの人がそうだと思うが、そんな若いころの馬鹿造には、
母の無償の愛や強さ優しさなど微塵も考えなかった。
私も結婚して子供を持ち親になった。
その優しさが少しでも分かるようになった気がする。
そんなおいらには、いつまで経っても母は「お母さん」で
いつまでもお母さんの息子。
迷惑をかけた分、ここでは書けない苦労と苦悩の分、
還暦を超えたお母さんには元気で長生きしてもらいたい。
来年も「ありがとう」を言えるように。