トラ

ちょっと元気の無いおとんからの電話。
「トラ」という一言でなんとなく想像がつきました。
うちの実家にいるニャンコ「トラ」が亡くなった。

正月に実家へ帰ったときは少し元気が無く、毛並みもバサバサ。
もうおじいちゃんになったなぁ…なんて思っておりました。
ですので驚きはないのですが、少し寂しいですね…。

トラの前に飼ってたワンちゃんが亡くなったときは家族の落ち込みようがひどく、今でもすぐに思い出せるほど脳裏に焼き付いてます。
ですので家族が少し心配ですが。

こんなに悲しい気持ちになるなんて、もう動物は飼わない！

そんな事を母もばあちゃんも言ってた矢先、トラがひょっこり家にやってきた。

あいてる？(・ω・)/
ってな感じで。

バイト帰りの妹についてきてそのまま居座る事11年。
初めて会ったときは挨拶をされました。本当に。
この猫スゲー！とビックリしたかな。
そのときすでに3歳くらいで、

触ると噛む、すぐ喧嘩する、負けず嫌い、人間を恐れない、まさに虎のような猫でした。

でも触ると怒るくせにみんなが集まってるとふらっと足下あたりにきて丸まってるんです。

居心地よかったのかな？

幸せだったかな？

なんだかワンちゃんが亡くなったみんなの心の隙間をうめてくれているようでした。

今まで一緒にいてくれてありがとう。

会えなくなって寂しいけど、ずっと覚えているよ！「トラ」