色んな不倫ブログを読むと、必ずと言っていいほど最初に「注意書き」がある。


「不倫、婚外恋愛の記述があります。気に入らない方は、スルーして下さい」

もしくは、「誹謗・中傷コメントは削除します。」

というもの。

そして、不倫者同士傷の舐め合い。(傷なんてもんじゃないけどねw)


少しでも批判するようなコメントが入ると、

「ブログの一部分しか知らないあなたに批判する権利はない」

これまたお決まりのコメント返し。


何でこうも一緒なんだろ?


最初の注意書きは、誰かのブログを見て真似たのか見事な統一ぶり。

批判はスルーしろ、と言うなら応援コメントも受け付けなければよろしい。

批判されることを堂々と公開しながら、気に入らなければ削除。

本当の私を知らないのに・・・云々は応援コメント主にも言える事。

自分たちの言葉の矛盾にも気が付かないほど、脳内麻薬に犯されているのかw



例えば、「今日、万引きしました~。最初は怖かったけど、一回やってみたらスリルがあって楽しかったです。また、是非やりたいです~~~。」

なんて書かれたブログがあったらどうします?

批判や説得のコメントは凄まじいものになるでしょう。

それを徹底的に排除し、

「わかるわかる~~~、私もこの前やったよ、楽しいよね。」

的なものばかりだったら?


不倫は犯罪ではないかも知れない。

だが、ブログで公開するということは誰の目にもふれ、読者に様々な影響を与える可能性がある。

「誰にも言えない事を書き留めておくだけ」とか、

「同じ状況の人と、思いを共有したい」とか言うけど、

不倫に走る事しか出来ない者同士からは、真っ当な意見など決して出ない。

お互い甘やかし、常識や倫理観、罪悪感はどんどん薄れ、決して好転しない最悪の結末にたどり着くまで転がり続けるのである。