【石川】金沢がれき受け入れで要望書 | MEMO

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金沢がれき受け入れで要望書

金沢市が東日本大震災の被災地から漁業用の網などのがれきを受け入れることを表明したことを受けて埋め立て場周辺の住民が26日、適切な情報公開などを市に求める要望書を山野市長に提出しました。金沢市は今月22日、震災で被害を受けた漁業用の網などのがれきを岩手県宮古市から受け入れ、金沢市戸室新保の埋め立て場で処分することを表明しました。

これを受けて埋め立て場周辺の住民で作る3つの町会連合会が26日、金沢市の山野市長に要望書を提出しました。

要望書では、がれきの搬入記録やがれき付近の放射線量、そして埋め立て場の近くを流れる川の水質調査の結果などを適切に情報公開すること、そして、埋め立て場の周辺地域の風評被害について適切に対応することなどを求めています。

要望書を提出した俵校下町会連合会の岡嶋平吉会長は「試験搬入の結果や、金沢市の丁寧な説明によって埋め立て場の周辺の町会で市の方針を受け入れることを決定しました。受け入れる際には周辺地域の住民に十分配慮してほしい」と話していました。

要望書を受け取った金沢市の山野市長は「地元の住民の方々はさまざまな葛藤の中で受け入れを理解してくれたと思う。要望書の内容を重く受け止めて議会と議論していきたい」と話していました。

NHK:11月26日 18時30分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023753471.html?t=1353938858322