※この物語はフィクションであり、登場する団体.登場人物は架空の存在です。
地球に似た宇宙の片隅に存在する惑星のお話。
平和に暮らしをしている人々。
この惑星での娯楽も映画は人気である。
その映画にちょい出演するのが好きなエムケイの物語。
エムケイが暮らすオータムという都市に映画のロケ隊が来る。
そのロケにお手伝いをするのがオータム少年部。
オータム少年部に所属する友人ヨーダーから話があり、策.ライチ.悠(通称ライチ)と共に聞く。
ヨ「今度映画のロケがあるんだけどガッツリ関係する?映画のタイトルは『こっちの美容室』」
ラ「セノビ監督でないなら関係しない。」
エ「がっつり関りたいのはあるのだが仕事休める気がしないから辞めとく、ちょい役出演だけなら参加するよ」
ヨ&ラ「はいチャンス逃した、せっかく俳優さんと近づいたり送迎のチャンスがあると思うのに残念やね」
エムケイは仕事を掛け持ちしていて、副職の方が仕事が休めないという判断からくだした苦渋の決断。
『こっちの美容室』ロケが始まる前にエムケイはセノビ監督作品に出演すべく旅行へ行く段取りを組む。
セノビ監督の部下の方から「オータムからのロケ参加していただけるの楽しみにしてます」と連絡をいただき
エムケイも楽しみにしていた。
旅行に出発前日、部下の方からロケ地を離れ本社での業務となりましたと連絡が…
ヨーダー、ライチ、イーヘーとそのことについて話をする。
エ「旅行出発直前、部下の方と会えないのがわかりました」
ヨ&ラ&イ「ロケ地なんかどうでもいい本社勤務のところに行きなさい」
エ「出発5時間後よ。急に変更できるわけないじゃないか。変更していけるお金準備してないし」
ヨ「魔法のカードを使いなさい後から支払いができるから良いでしょ」
ラ「そのくらいの移動時間どうってことないでしょ。わてはいつもその距離仕事出勤してんだから」
イ「ロケ地と部下と会うのどっちが大事よ」
エ「そんな無茶な」
ヨ&ラ&イ「またチャンス逃したね」
なんだかんだで予定を変更することなくロケ地へ行きちょい出演を果たすエムケイ。
ヨーダー&ライチ&イーヘーになんだかんだで青年のジャペン水のお土産も買ってきて渡す。
数ヶ月後…
そして『こっちの美容室』のロケが始まる。
少年部ヨーダーが段取りをし、エムケイとミッヒは同じ日程の同じ現場に段取りをしてもらった。
エムケイとミッヒはロケ当日朝8時に現場入り、ヨーダーは仕事の関係で昼から現場入りするとのこと。
エムケイとミッヒはロケ隊の指示通りに動くき、問題なくロケは進む。
昼から来たヨーダーがエムケイのところに詰め寄る。
ヨ「あんた目立ちすぎ勝手に役者に近づきすぎ」
エ「…。」
エムケイは何が何だか訳がわからなかった。
ロケ隊に迷惑かけたわけでもなく、指示通りに動いただけ。
シーンが代わりエムケイの出番はお休み、側から出ないシーンを眺めつつちょい役経験豊富なエムケイは
この角度は映り込んでしまうと思ったので、近くにいた休みの人々にここはマズいから移動しようと提案し
場所移動をし眺める。
そしてその日のロケは終了。ミッヒと共にご飯食べて帰ることに。するとヨーダーから電話が
ヨ「明後日のロケ、エムケイ出番なしになったから。詳しくはまた連絡する」
エ「分かりました」
エムケイはシーンの繋がり的なことだから仕方ないのかなと理解し、しょうがないなと了承した。
数時間後ヨーダーから電話が
ヨ「いったいお前は何をやってくれてんだ。勝手な行動してくれて。わての立場が危ういことになったじゃないか」
何が何だか訳がわからないエムケイ。
ヨ「途中注意したにも関わらず続けただろ。その後まずい行動してんのよお前が。ここをどけって行動したろそれが問題になってるのよ。少年部はもしもの怪我に備えて保険に加入してるの、ちょい役の人が怪我されると困るのよ」
エ「いやそれは…」
ヨ「言いたいことはあるだろうけど、明後日の出番はなしで、今後『こっちの美容室』に関して出禁でお願いします」
エムケイはシーンの繋がりの関係での出番なしだと思っていたから、理由聞いたら怒りが沸々と湧いてきた。
このロケ日程3日連続で予定してて、1日目3日目はヨーダー段取り、2日目は別の人の段取り。
2日目の出番も参加してはいけないのだろうかと2日目段取りしてくれた人に問い合わせ、「出禁と言われたのですが参加して良いものなのでしょうか」
問題なく参加されてくださいの返事が来た。
2日目3日目ロケ参加が一緒のイーヘーに出禁の話や3日目同乗して連れて行けないことを報告。
その時は理解したような反応だったが次の日には真逆なことを言い出した。
余計なことを言いふらすなと。ヨーダーがイーヘーとその嫁にも話をしていた。
イーヘー嫁はそんなとするとは思えないと言ってたが、なんだかんだでエムケイが悪者扱い、さらにはライチから「出禁になったんだって」って話が来て、まるで犯罪者扱い。ヨーダー言いふらしすぎ。
ライチはヨーダーが偉い人に頭下げてんだからエムケイは反省してヨーダーに謝るべきだよと言ってきた。
ロケ2日目にヨーダーを見かけたので「すいませんでした」と伝えはし、他の少年部の人にも1日目迷惑かけたみたいですいませんと言ったら、「何かあったと?」ん反応。少年部の中では全然大事にはなってなかった模様。
つまりはヨーダー周辺だけが騒いでただけが発覚。
ロケから数日後、セノビ監督を囲む会を開催、その後場所を変えB.Airライチを開催。数時間後遅れてきた参加者がいて、その後〆の挨拶もなくライチがいなくなり、ヨーダーがいなくなり少しずつ参加者がいなくなる。
この会の後イーヘーを送らないといけないのでイーヘーが立ち上がるタイミングでエムケイは聞いた。
するとイーヘーは口パクでクマぼんに移動すると答え、エムケイも一緒に店を出た。
移動した先ではカウンター横並びでエムケイの隣一つ席をあけヨーダーがいるがまるっきり背中をむけている。
5.6人でエムケイはいつ謝るんかねーという声が聞こえるか聞こえない声で話をしている。
そんな状況で場違い感を感じるが、イーヘーを送り届けるためだと我慢して過ごす。
青年のジャペン水で心地良いのか好き放題言ってる。エムケイが近くに居るの知らないのかなと思うほどの出来事だった。
そして次の日遅れてきた参加者クサダがエムケイに問いかける。
ク「みんななぜこっそり解散していなくなったのですか?B.Airライチというのは身勝手な会なのですか?」
口パクで移動を教えてきたイーヘーにエムケイは問いただす。
イーヘーはもめごとになるから深く追求するなと返事が。
クサダからエムエイに「ライチに直接聞きましたか?」
エムケイは「ライチとはしばらく連絡取り合ってはいないです」と答える。
クサダはライチから謝罪の電話があったとのこと。
エムケイはクサダからなどというのは一切伝えていなかったし、イーヘーにもクサダからのクレームとは伝えてなかったにも関わらず。
エムケイとイーヘーのやり取り画面がクサダから提示される、クサダはライチからこの画面を貰ったと答える。
つまりはイーヘーが揉めるとわかりつつ、ライチにやり取り画面を送っている。
この瞬間エムケイはイーヘーは信用できなくなった。
そんな状況でもヨーダーはロケの謝罪を求めてきた。
エムケイは謝ればいいとやろってことで連絡するも、忙しいから今は辞めての返事があり、後日でいいかとしてたら、忙しいと言ってたヨーダーの方から連絡が、ネットサーフィンする時間があるなら謝る時間あるやろうもんと言い出す。
エムケイは今はやめてと言ってた人が今謝罪しろと強要する様が訳がわからなくなる。
それからライチとヨーダーはエムケイを総無視し始めた。
エムケイは悟った。この人達とは関わる必要はない。
それから1ヶ月ちょっとした出来ごとがおこり、ヨーダーが
「今後わてが企画するものには絶対に誘わないから、今まで通り生活しなっせ、どこかで顔合わせたら挨拶くらいならしてやるから」
誘わないまでならわかるが、挨拶くらいしてやるってどんな見下し方なんだとエムケイは感じ取った。
セノビ監督を囲む会などのお知らせは来なくなったがエムケイは自由に過ごせるようになり、セノビ監督もエムケイとは個人的に接してくれるので問題なく日常を過ごすようになりましたさ。
1つ残念なのはエムケイのいつでも味方だったミッヒがエムケイを遠のき始めたこと。
エムケイは距離を置く人には近づかないのである。
そして半年が過ぎ平和に過ごしているエムケイの耳に呆れたニュースが飛び込む。
ライチがイーストレイルウェイ前で演説してると。
エムケイは応援することはないだろう。
人の話も聞かずに犯罪者呼ばわりそんなライチをエムケイは許さない。
オータムミクルを任せることなんて出来ない。
この惑星は今後どうなるのか?