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本日封切りの『デトロイト・メタル・シティ』。テレビCMを見て気になってたので早速観てきた!

「僕がしたかったのは、こんなバンドじゃない!」
自分の意志とは裏腹にどんどんメジャーになっていく根岸くんの裏の顔「クラウザーさん」。家族にも恋する彼女にも打ち明けられない裏の顔に懊悩し失踪する彼。友達にも家族にも隠した裏の顔を持つ僕にはこの部分がとっても共感できたな。


「僕が帰るのはここだ!」
しかし自分の才能を受け入れ支持してくれる人達の愛情に気付き、その人達を幸せにする為に「クラウザー二世」として敢然と立ち上がった根岸くんの力強さはどうだ!(ここから先は涙が溢れて止まらなくなって恥ずかしい思いをした)

殺害、レイプ、FUCK、etc…。とても子連れにはお勧めできない言葉が飛び交う映画だけど。その根幹に流れているのは家族愛・人間愛であり、それらの愛情に支えられて人として成長し大きな一歩を踏み出す男を描いた人間讃歌の映画なんだよなあ!

松山ケンイチの怪演をはじめ、鬼社長・松雪泰子、田舎のお母さん・宮崎淑子などなど脇を固める役者もいい味だしてるいい映画だったなあ!

あれからずっと頭の中でこのフレーズが巡っている。
DMC、DMC、DMC、DMC、DMC、…

お勧めだよ。