日本防災士会 地方議員連絡会の第二回研修会に参加をしました。
一日目は人と防災未来センターに訪問です。
防災・減災の世界的拠点となることを目的に創設された機関で、施設は兵庫県神戸市中央区のHAT神戸にあります。
施設の概要説明をセンターの方にお伺いし、早速施設の見学・・・・・震災体験フロア(1.17シアター)では、地震で破壊される町や鉄道・高速道路を詳細な再現映像で復元し音と光を交え放映しています。
ミニチア模型での特撮であり、とても迫力がありました。
震災の記憶フロアでは、阪神・淡路大震災の被災状況など・・・・・・
被災の映像や当時の被災現場の状況や多くの記憶・・・・
そして語りべの方による館内の案内やDVDの放映
様々な角度から大震災の当時の様子がわかりやすく表現されています。
災害は忘れる前にやって来ると近年は良く言います。
大震災の教訓をいかし、常日頃からこころの準備をしておくことが何よりも大切であると思います。
備蓄品の備えも大切です。
最低、三日分の食料は、自身で備えておかなくてはいけません。
3Dの放映では、東北沖地震の映像です。
同じことを繰り返さない為に、記録として残して後世に伝えていくことの大切さ・・・・・
外には、南海トラフ巨大地震の想定津波は高知県の34.4mとのことで、その高さの位置にはラインがひいてあります。
施設の見学の後には、河田センター長による、災害と政治と題しての勉強会です。
縮災とは、被害をすくなくするという意味だけではなく、被災からの回復を早くするという意味をもっているとのことで、柔軟性、適応性、強靭性など8つの特徴と関係…
災害多発時代をどう生きるか?
知識・情報・教訓がいのちを助けてくれる。
自分から必要な知識を取りに行かないとだめで、時代が進むと社会も進化して被害の出方や内容も大きく変化している・・・・・
金沢市においては、大規模な災害は少ない地域でありますが、過去の教訓をいかし、日ごろの準備をおこたること無く常に、防災についての準備を行っていくことが大切であると改めて感じさせていただきました。
明日は、二日目、しっかりと学んで帰りたいと思います。