あったかい夜 | マサヒロ★ドット★コム

あったかい夜

長野の夜、温泉でさっぱりして

一杯呑みたいと思い飯山市の駅近くをウロウロ。

一軒の居酒屋さん

ごん
{2BBC4DD2-736B-4960-9DC3-D07A796ADCFD:01}


を見つけた。


入ってみると、大勢の人で賑わっていた。

優しそうな大将らしき人が来たので

『1人なんですけど』

と、言うと

『今、席いっぱいなんだよねぇ

1人なら相席しよっ!(^-^)』

と、言われたが

相席するお客さんに悪いと思って

『いや、いいです!すみません』

と、断り店を出た。



また、町をウロウロしていると

またさっきの店の前。

すると、不思議な光景が‥‥


さっきは気づかなかったが

居酒屋のすぐ横に、寿司屋がある。

名前は、ごん助。


ん??

居酒屋は、ごん。
寿司屋は、ごん助。

経営者が同じかも?


まぁいいや。刺身でビール飲もう。

と、店に入ると誰もいない。

『すみませーん』と呼ぶと

なんとさっきの大将が厨房から出てきて

『あら!おかえり!(笑)

あのね、ここ厨房繋がってるんだよ』


そーなのかー!!

とりあえず刺身とビールを注文。
{911649DE-BC63-496C-82E3-3C5C811828C2:01}



僕が、1人で長野のに来てて

車泊なことを話すと


『じゃあね、ここの駐車場に停めて寝ていけばいいよ♬

さっきの相席は僕とだよ(笑)

もしよかったら一緒に呑みましょうよー

そのほうが色んな話し出来て楽しいじゃない(^-^)』


その後、ママさんも来て

『あら、さっきのお兄ちゃん!

場所移動しておいで♬一緒に呑もう♬』


と、言ってくれたので

さっきの居酒屋に移動して

大将とママさんと3人で呑み直し。



色んな話しで盛り上がりました。

優しくて、大将は

『ほい。これサービスだから食べてみて』

と、いって料理を色々と持ってきてくれる。

{CC09FBDC-34C7-4121-8F72-9DE98D658C2A:01}


{2BB06951-BC2A-47BB-BEC8-9C26DB74CFBC:01}

『若いから足りないでしょう!

ギョクも作ったから』
{BAAA2235-EB3A-4703-A2B8-EB47AC6D0C4C:01}

さすが、本職お寿司屋さん!

厚焼き卵は、ぎょくと呼ぶのだ!



当然、お酒も進む!

このお店、かなりのお酒を揃えてある。

聞けば大将が大のお酒好きで

かなりの通なのである。


『僕、日本酒苦手なんですけど、こんな僕が呑める日本酒お願いします!』

大将は数本持ってきて説明してくれて

僕に選ばせてくれる。

{9944869B-E0AC-4EDC-8111-56946904CF94:01}

この日本酒が美味いんす!(≧▽≦)


大将は

『もう好みが分かったから、次はもっと安くて

同じような日本酒持ってくるね』

と、言って持ってきてくれた。
{2872F169-7C6D-4ED8-804F-A407B430A24C:01}

これも本当呑みやすい!!!美味い!



散々、ご馳走になってから

ママさんが厨房に行き、戻ってきて

持ってきたのは

『今日炊き込みご飯作ったんだけど

お兄ちゃん、明日のご飯にしてよ』

{860AE2AC-907F-4519-B1DA-22098D1B17AC:01}

涙出そうでした。



なんで、そんなに人に優しいんでしょう。

きっと大将、ママさんにしてみれば

いつもの日常で、ただの1人のお客さん。

特別扱いしてる訳じゃない。


だから、僕の事なんてすぐに忘れてしまうかもしれない。

だって特別じゃないんだもん。

普段通りなんだもん。


だから、すごいんですよね。


いっつも、優しいんだと思います。


そんな優しさを受けて

僕も人に優しくありたいと思う。


優しさは、そうやって

ずっと繋がっていければいいな。

{5C383340-FA57-4920-B5BA-B95A7751E437:01}

2人にとっては、普段通りの優しさ。

でも受けた僕にとっては

特別な夜になりました。


また是非行きます!

次は岐阜のお土産もって(^-^)


寒い長野県の夜が

あったかくなった。