ゴールデンウイークに10kgを遥かに超えるヒラマサがヒットする筈の方々へ!

強ドラグ、ゴリ巻きには要注意‼️


最近、折角、15kg以上のでかいヒラマサをヒットさせておきながら、強いドラグでゴリ巻きする為に、1番危険な自分の足元に元気なヒラマサを寄せてしまい、根ズレでバラシてしまうのを嫌と言うほど目撃してしまいます!

悲しいです!
エサ師はナイロン5号で20kgオーバーを取ります!

時には腹立たし時さえ有ります!

デカいヒラマサ、カンパチはゴリ巻きすれば自分で尻尾を振って泳いで来る事も多々有ります。

フッキング直後パニックランで走られる場合でも.ドラグ設定を8kg以上と強くし過ぎて、ダイペン使用の場合、スプールに緩くラインが巻かれてるのでスプールにラインが食い込んで一瞬でPE5〜6号がブレイクするアングラーも本当に目撃してしまいます!

仮に!いま、20kg以上のヒラマサをゴリ巻きのみで上げた方も、いつかは絶対にラインを出されまくります!

その時、ゴリ巻きオンリーの方はラインの出し方が分かりません!

先日の野村君があのヒラマサをヒットさせた時のファイト方法に問い合せ殺到なので、動画を、編集するのに時間がかかるのでまず解説を!


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彼が強ドラグでゴリ巻きをしていたら、間違いなくあの魚は取れていません!

ヒット直後、彼はどうにも出来ない程、ノサれてました。
フッキングがシッカリしていたのですかさず
「ベールオープン!テンションフリー!」

前日からドラグを緩めを教え、フッキング後、オープンベールて、まず、ヒラマサを走らせました。

しかし、彼はオープンベールはしているものの、両手でスプールを押さえているのでドラグ出しと同じ最悪な状況。

すかさず!ロッドを曲げないフリーを、指示しました!
目的は!

☆ヒラマサの全力疾走で早く疲れさす。

☆ヒラマサは側線で障害物(根)を感知しているので、早く泳げる時ほど、根にぶつからない為に根から離れて泳ぐ。
(僕は30年以上、海中から頭を出したシモリに擦れない限り、ベールオープンフリーの時にやられた事がない)

☆何より!野村君にも精神的な余裕を持って貰う!

☆ヒラマサが走る方向をコントロールする為!

この後、走りが遅くなって来たので一度軽くポンピング。
ヒラマサの走る方向が危険な方向になったので、また、ベールオープンを指示し、行かれたくない左側のシモリ方向へ足場を変えて貰うよう指示。

これでまずイケると思ったのですが、彼は緊張でゆっくりした動きなので、ヒラマサに先に左シモリ方向へ行かれてしまいました!!

ヤバい!!!

と感じながら
一度、ポンピング!

ヒラマサの方向が悪くもう一度、ヤバい!!
と感じた瞬間!

「本林さん!擦れてます!」

というので、すぐにベールオープンさせる。


この時、根ズレしていました。写真のようにリーダーはかなり広範囲でヤバい状態です。
無理やりポンピングしていたら一瞬でラインブレイクだったでしょう。

野村君が間髪入れずベールをオープンさせた事でラインの根ズレ部分のテンションを極力掛けないようにして魚に動いて貰ったお陰でシモリを回避出来ました。

後は、ラインの角度、とヒラマサの弱り方を確認してから、最後のゴリ巻き!

この時、彼奴はカッコ良かったですよ〜〜!

左側の安全なランデング場所を指示、その直後、太い魚体が横になりながら見えて来ました。

実は、僕もここから緊張!
ギャフ掛け失敗しそうになりながら、ずっしりとした手応えと共に2人で雄叫びを上げました!



強ドラグ&ゴリ巻きファイトの成功率は運と魚まかせです!
何度ファイトしてもファイトスキルは上がりません。

ラインを出すべき時に出す、寄せる時には寄せるファイトは、
もし!失敗しても間違いなくファイトスキルは魚とファイトした数だけアップしていきます!




今年のGWは長崎周辺から島根に至るまで夢のデカマサがヒットする確率は近年稀に見る高さです!

このファイト法は.間違いなく!ゴリ巻きの5倍はランデング率がアップします。

一発ゲットしちゃってください!