みなさんご無沙汰しておりました。M&Gです。
みなさんは最近すっかり売れっ子になった松山ケンイチくんの演技をどう思いますか?
彼はその役その役で、雰囲気をガラっと変えられる日本で数少ない役者の一人だと私は思っています。
私は勝手ながら、彼の事をにっぽんのジョニーデップと呼ばせてもらっています(笑)
そんなにっぽんのジョニーデップこと青森県民のカリスマ松山ケンイチくんが主演する最新映画【ウルトラミラクルラブストーリー】 がもうすぐ公開になりますネ。
この作品は青森を舞台にしたお話で、オール青森ロケだったそうです。
かなり前にウチの近所(徒歩1分の場所)で撮影をしたんですが、そこで生松ケンを見ました♪
↑その時の盗撮写真です(笑) 撮影が夜遅かったし、全く近づけなくうまく撮る事は出来なかったので、証拠写真にはなりませんけどネ(^_^;)
その頃は【銭ゲバ】の撮影に入っていなかっただろうから、まだまだオーラが少ない普通のイケメンお兄さんって感じでしたネ。
まぁ、おそらくそういう役どころだったので、オーラのない青年の役作りに入っていたのでしょうけど。
そんな松山ケンイチくんの出演映画で、世間ではあまり騒がれなかったけど、何気に主演が初という映画をご紹介致します。
松ケン応援企画第一段
【ドルフィンブルー】
~フジ、もういちど宙へ~
2007年公開。尾びれを失ったバンドウイルカが、人工尾びれを付けて再び泳ぐまでを描いた感動物語。
沖縄本島にある沖縄美ら海水族館で飼育されているバンドウイルカのフジの実話を基にした作品です。
植村一也は、沖縄美ら海水族館にやってきたばかりの新米獣医師。調餌(イルカの餌作り)やプール掃除など飼育員の仕事もこなしながらイルカについて知っていく、という館長の方針に基づき植村は獣医にも関わらず 飼育員の仕事も忙しくやっていた。
忙しい夏休みも終わり仕事も一段落したころ、ビッグマザーと呼ばれる3頭の子を産んだ母イルカのフジに異変が起こっていた。
尾びれが壊死していたのだ。原因不明の尾びれの壊死。薬も効かない。このままではフジが死んでしまう。
新米獣医の植村は尾びれを切り落とすことを決意した。
尾びれの四分の三を失ったビッグマザーフジは一命は取り留めたが、泳ぐことができなくなっていた。
館長の知り合いの孫であるミチルという少女は、泳げなくなったフジを見て「泳げないイルカはイルカじゃない」と植村に言い捨てる。
ここで再び植村が立ち上がった。再びフジに泳いでもらいたい、フジに宙(そら)を飛んで欲しい。
ここに世界初のイルカの人口尾びれ開発プロジェクトが始まった。
何気にこの作品が松山くんの初主演作品で、【デスノート】のL役の時とは打って変わって、とてもさわやかな青年を演じていました。
そして、この映画で外せないのは、バンドウイルカのフジの存在です。 すべての演技をフジ自身が演じていて、その役者イルカの演技に是非注目して下さい。
とてもすばらしい演技をしていますヨ(b^-゜)
そしてもうひとつの見どころとして、完全な実話なので、設定がかなりしっかりしていて、役者さんひとりひとりが、飼育員として訓練をかなり受けたであろうと分かる自然の演技が魅力的です。
フジの人工尾びれを実際作ったブリヂストンの全面協力により、さらに映像にリアルさを出しています。
画像は植村がブリヂストン本社に向かうシーンです↓
そして完成した人工尾びれをフジに装着するシーンです。 ここでもフジがいい演技をしています↓
フジはこの後、色々な苦難を乗り越え、最終的に再び宙(そら)へ飛ぶ事になります。
フジの力強さに感動させられます(´□`。)
そして最後に注目して欲しい人物を二人紹介します。
人気モデルの西山茉希さんも植村の恋人役で出演しています。 その初々しい演技に注目です。
そして、【おくりびと】ですっかり時の人になった山崎努さん。 ここでも実に深い演技をしていました。ひとりだけオーラが違っていましたネ。
総括すると、私的に星(10個中)
★★★★★★
この話はほぼドキュメント映画に近いです。内容はシリアスなので、正直おもしろいというものではありません。
しかし、フジの抜群の演技と、出演者ひとりひとりの演技や松山くんの爽やかさ、沖縄のあったかさに注目して観てもらいたい作品ですネ。観て損は無いと思います。
次回は松ケン応援企画第二段と称して【デトロイト・メタル・シティ】をご紹介致します。乞うご期待!
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