夏休みですね。

成績はいかがですか。

 

ああ推薦が決まるなぁと思ったら思い出したことがあります。
イチローの高校は大学付属校でした。

当時の仕組みに、他大の一般入試が上手く行かなかったとき、付属大学へ進学できるというものがありました。

いわゆるセイフティーネットですね。

 

できの悪い子の親としては安心な仕組みでした。

イチローが当時志望していたのは建築学部で、

付属の大学の建築学部はとても評判が良かったこともあり、

一般入試がだめだったら進学させたいと、私は思っていました。

 

セイフティーネットに、別に高い基準は必要なかったのですが、

確かどれか1つでも2がついたらダメだったと思います。

 

イチローは高3のこの時期、いわゆる推薦最後の成績で、

物理演習に2がついてしまい、そのセイフティーネットの権利を失いました。

 

ちなみに物理は、物理と、物理演習の2つに分かれて、2つ評価があり、

学校の物理の先生に高2から特別な宿題をもらいフォローをお願いしていた「物理」の方は問題無かったのですが、

非常勤の先生が指導していた「演習(過去問演習)」のほうがで点が取れなかったようです。

 

私がかなり問題視していた、数学も英語も大丈夫だったのに

まさかの物理演習でひっかかるとは。

 

物理演習というのは大学入試の過去問をやる授業です。

イチローはその試験でみんなと比べて点がとれなかった。

じゃあ、イチローは物理が理解できないのか、あの手の勉強が苦手なのかというと、

浪人してイケメン先生に教わったら短い期間で得意科目になり、

10ヶ月かからずに東大の過去問まで解けるようになりました。

 

大学入試レベルであれば、頭の良し悪しというよりは

教え方なんじゃないかと思うわけです。

 

学校と塾で同じように指導できないのはわかります。学校が悪いとは言いません。

でも、イチローは映像系の予備校にも真面目に通っていたのです。

塾と塾ですからね。

ここは比較してもいいと思います。

これから高2になるという春休みに、映像系の予備校の体験を勧めたのは私です。

要するに私が高校時代の塾選びに失敗したんです。

 

もちろん映像系が悪いと言っている訳ではありません。

そこでできるようになった子もたくさんいます。

ただ、イチローには合わなかったのです。

 

大切なのは、

我が子に合った学校選び、

我が子に合った塾選びです。

 

苦手なんだと思っていた科目も勉強方法を変えたり、

指導者を変えたりすると、嘘みたいに伸びることがあります。

ただよそ様のお子様に良かった塾や勉強方法が、我が子に合うかはわかりません。

どれが合うかは探すしかない。

我が子が怠けてて成績があがらないのか、

勉強方法が悪いのか、しっかり見極めていきましょう。

 

 

ちなみにイチローは付属大には絶対に行きたくなかったので

セイフティーネットが取れなかったのは結果ラッキーだったらしいです。

二浪してかなり苦労したけど進学先に悔いはないんだとか。

 

親としては、やたらとお金がかかったのでありえないんですが、

余分にかかった費用は、就職してからぽんと返してくれたので、

まあこういう失敗していく生き方も、受験を通していろんな事を学べるので、それはそれでアリなのかもしれません。

 

 

イチローの高校時代はREQUで

どこで落ちこぼれたかに書いてあります。

 

 

 

 

 

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