REQU 二浪日記
どこで落ちこぼれたのか
 
はイチローが二浪しているときに私が書いた
 
現役受験の振り返り日記です。
 
振り返り日記なので、話が前後することがあります。
そこをご理解の上、お読みください。
 
書いてあることはすべて事実ですが
当時の話ですので、
現在とは状況が変わっていることも
多々ございます。
 
受験や塾の詳細につきましては
ご自身にて
最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。
 
 
 
 
今回は

45話 
友達の物理の偏差値が急上昇したわけ。

46話 
子の偏差値20の差は、母のリサーチ力の差。

47話 
〇進から、ユリウ〇に切り替える?

をお届けします。


母の行動でイチローの友達の偏差値が
20も上がったと聞いた私は
悪あがきを始めます。
 

偏差値は、親でも先生でもなく、
子、本人の努力の賜物だと思っていましたが
いやいや。
どうしてどうして。
 

親のリサーチ力
指導者の力の賜物でもあったのです。


優秀な先生をつけて成績があがるんなら
私もつけてやりたいです。


いよいよイケメン先生の影が出てきます。

影?

だってまだ見たことないんだもん。

幻?

ああ、高校からやり直せるなら・・・


ああして、

こうして、

そうしたい。
 
 

45話 友達の物理の偏差値が急上昇したわけ

私が「勉強は自分でやるから!(放っておいて)」
と言っているイチローに、
半ば強引に個別指導を
勧めようとしているのには
実はこんな理由があった。


師走の足音が聞こえてくる11月の末、
関東大会へ向けての練習試合があった。


練習試合は終了時間が遅いので、
高校生が帰宅時にトラブルに
巻き込まれぬよう
親が迎えに行き、
そのついでに試合観戦をするのが
常だった。


私も迎えかたがた会場へいき、
試合を見ながら
母友たちとしゃべっていた。

そこへ
マサヒロ母が少し遅れてやってきた。


マサヒロ母は
私たちを見つけるや否や

挨拶もせず、
少し興奮した調子で
開口一番こう言った。



「マサヒロがね、物理が解る!って言い出したの!」