【焼肉】 雅山 (飯倉・神谷町) | デートに使える女社長の東京グルメ日記

【焼肉】 雅山 (飯倉・神谷町)

とある社長からメッセンジャー。


『美味しいすき焼きが食べられるお店ない?』


間髪いれずに、入れた単語は「雅山!雅山です!!」。そう、ガザンである。飯倉片町の交差点近くにある米沢牛を食べさせるお店で、焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶがとにかく美味い。海外のお客様をおもてなしするそうで、なんでも「すき焼きが食べたい」とリクエストがあったそう。次の言葉を残して、メッセージは終わった。


『じゃー明日、そこの前に8時集合』


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gazan ホテルのエントランスのように大げさな入り口をくぐって、座敷に通されると、既にメンバーは揃っていた。全部で8人。


雅山といえば、あの美食家の小山薫堂さんが絶賛した「塩すき焼き」が名物ある。醤油と砂糖の割り下を使わず、米沢牛の肉の味を惜しみなく堪能するために、塩で食べるすき焼き。単品で頼むと、一人前が9000円。これだけでも8名でざっと72,000円(税別でだ)だが、ご馳走してくれるそうである。好きなもの頼んでいいよ、とメニューを渡されて、和牛の握りや鴨のローストなどを遠慮なくオーダー。


gazan2 して念願のすき焼きが始まると、座敷の人がおおっとどよめく。


霜降りの米沢牛がうずたかく積まれた大皿が運ばれてきたからである。いやはや壮観。まずは鉄板の上でジュウっと焼いて、塩焼きで頂く。肉の旨みがたまらない。林檎を食べて育った牛なので、脂が臭くないそうな。その後、醤油をささないすき焼きで煮込んで、タマゴにたっぷり浸して食べる。美味い。とにかく美味い。


外国からいらした社長も、醤油のベーシックなすき焼きと塩すき焼きを比べて、塩すき焼きがもっとも美味いと言っていた。

「肉の味がよくわかって、こちらのほうが美味しい」

さすが、よいものを食べなれていらっしゃる。

生まれて初めて食べたすき焼きはとってもお気に召したようで。


■米沢牛料理店 雅山 (飯倉片町・神谷町)

 東京都港区麻布台3-5-5 飯倉ヒルズ2F
 03-5570-2929 (ゴーゴーなオニクニク)
 
http://www.gazan.net/