GWの最後は、父上母上&妹君家族と一緒に、群馬県にある「富岡製糸場」に行ってきました。
「富岡製糸場」は、1872年7月に明治政府によって設立された製糸工場。
20年ほど官営模範工場として稼働していましたが、三井家に払い下げされ、その後、原合名会社→片倉工業と経営が移り、今は富岡市に寄贈されています。
1987年には閉業したものの、片倉工業が自費で敷地内の全施設を保全し続けたお陰で(維持費だけで年間3千万円にもなったそうです)、現在も良好な状態で残されています。
企業のこういった文化的貢献には、本当に頭が下がります。
2005年に敷地全体が史跡として、建造物の一部が国宝(2014年)及び重要文化財(2006年)に指定されており、2014年6月に世界遺産(文化遺産)に登録されました。
実は他の世界遺産と比べてパッとしない感じがして、日帰りでも行ける距離にあるのに、ずっと二の足を踏んでいました(^_^;)
結果として、もっと早く行けば良かったと後悔しました。
開場は9時からですが、その前から入場券を買う行列ができていました(^_^;)
入場料は大人1,000円、大学生・高校生250円、中学生・小学生150円。
学生さんが低料金で入れるのは素晴らしいことです。
ちなみに、車で行かれる場合は、歩いて15分ほどの場所に無料の市営駐車場が、もう少し近い場所に有料(30分100円)の市営駐車場があります。
私たちは有料の駐車場がわからずに、無料駐車所に停めました。
門を入って右手奥にガイドツアー(高校生以上200円)の受付場所があります。
ガイドツアーは、解説員の方が「富岡製糸場」の成り立ちや見どころを説明しながら、場内を案内してくださいます。
時間は約40分間。
パネルでも同様の説明がありますが、解説員の方の説明が面白くてわかりやすいので、お時間のある方は是非ガイドツアーに申し込まれた方が良いと思います。
通常は9時半から30分刻みで行われていますが、GWだったので随時開催されていました。
建物の外部や、
(明治五年と書かれた要石。レンガを繋ぐのは、当時セメントが手に入らなかったため、漆喰を使っているそうです)
工場内やその歴史を、
(機械は日産プリンス産だそうです)
丁寧に解説してくださいました。
この他、国宝の「東置繭所」も見ることができます。
姫君(姪)が「インスタ映えするね」と言っていました(^_^;)
ランチは「富岡製糸場」近くの「蕎麦食堂 仁べえ」さんで。
昼間は二食御膳(1,600円税込)のみ提供しているお蕎麦屋さんです。
17席の小さなお店ですが、11時の開店と共に伺ったら、すぐに入れました。
出てきたお蕎麦を見たら、綺麗でビックリしました。
極細で、コシがあり、喉越しがとても良かったです。
一食目のざる蕎麦は全員共通です。
つゆは少し濃いめ。
出汁の良い香りがして、最後に蕎麦湯を入れていただいたら、とても美味しかったです。
二食目は、かけ、梅おろし、ごまだれ、鴨汁等6種類から選ぶことができました。
私はごまだれをチョイス。
ごまだれが良く絡んで、そばつゆとは違った濃厚な美味しさでした。
洗練された美味しいお蕎麦屋さんでした(*^_^*)
宿泊は、元白根山噴火の影響を受けている草津温泉か万座温泉で迷いましたが、結局母上の鶴の一声で万座温泉になりました。
青空の下、そして星空の下、白濁した温泉にのんびりゆったり浸かっていると、浮世を忘れますね。
万座の温泉、大好きです♪
父上も母上も姫君も喜んでくださったようなので、お供して良かったです(*^_^*)
たまには家族旅行も良いものですね。
長文をお読みいただき、有難うございました。
※おまけ
「淡雪」と言うステキなネーミングの白いイチゴもいただきました。
甘くて美味しかったです(*^_^*)