カヴァーロ:
本当は、意識というものを獲得したり持ったりすることは適わない。
人は<意識に所有される>しか、他に術はないんだ。 

事実、もし僕たちがこの意識を<所有>出来るんだったら、もう神を信じる必要なんてなくなる。

ファルチャーニ:
まさにそういうことだとよね。確かにもう必要がなくなる。探すことも必要ない。
そうした意識を覚えるということは、<存在する>ということだよね。

ファルチャーニ:
ではアセンションについて語っていくことにしようか。この重大な出来事に対して、
人間はどのような準備をしたらいいと思うかい?

カヴァーロ:
正直、僕は、この質問に何て答えていいか判らないんだよ。
どのように、人間は内的な準備を進めればいいか、ってことになるよね。

これは、<意識>の問題だと思うんだ。

自らの意識を十分に活性化させ、自らの責任を負う。
そうして初めて、人間はこの現象に備えられることになるんだ。

もし人間が生き続けたいんだったら、生命が引き続き存在出来るように手を打たなければならない。だけど、誰かが決めてくれるわけじゃない。一人一人が決心しなければいけないんだ。

自力で泳ぐのではなく、流れに身を任せたままの大衆が存在し続ける限り、人間本来の意識は覚醒しない。そうなれば、何の変化も起きないだろう。みんな一人ずつ、自分自身でこの選択をしなければならない。選択をしたら意思表明をしなければならない。


<グレイが諸国政府と協定を結ぶことはあり得ない>

ファルチャーニ:
何年か前に、ボブ・ディーンにインタビューをしたんだよ。彼から、地球に来ているエイリアンの種族数は約60という話を聞いたんだ。でもそれは、生物ヒューマノイドである、グレイ・タイプの数値だったからね。
さて、そのグレイだけど、君はグレイたちの存在をどう考えているの?

カヴァーロ:
グレイの実態というのは、俗に言われているような話とは全然違うんだよ。メディアやジャーナリストの報道とは全く異なる。

僕はグレイと特にコンタクトを取ったことはないんだけど、彼らと知り合う機会には恵まれた。その時の経験を踏まえて言うんだけど、彼らが卑劣な生命体だなんてことは考えられないんだよ。絶対、そんなことはあり得ない。

それにね、これは確信をもって言えることなんだけど、グレイたちと諸国政府が極悪非道の協定を結んでいるなんて話は全くのデタラメだよ。

こうしたエイリアンたちには、妥協して誰かと折り合いを付ける、なんて必要はないんだ。
ましてや、この世界の権力者たちとどうこうするなんてことは、論外だよ。

ファルチャーニ:
一部のUFO研究家たちの間では、特定のグレイは嫉妬深いという説が罷り通っているようだよ。なんでも、創造主であるスターピープルの遺伝子を持つ、僕たちの神聖な資質を嫉んでいるって言うんだよ。 これについては、どう思う?

カヴァーロ:
そんなことはないと思う。絶対にあり得ない。そんな話は本当に馬鹿げているよ。
彼らは嫉妬心なんて感情とは全く無縁の人たちなんだ。彼らは、人間なんかとは比べものにならないくらい心豊かな存在なんだよ。

以前、誰かが「彼らには魂がない」と主張していたけれども、これも全く根も葉もない話のように思えるね。彼らと実際に接したことのある僕の経験から言わせてもらえれば・・確かに、グレイは一見無表情だから、感情なんか持ち合わせていないように見える。けどね、感情がないから魂もない、なんて短絡的な考え方は出来ないんじゃないかなあ。

つまるところ、グレイたちは、さほど感情的ではない、というだけの話だよ。喜怒哀楽が激しくない。なぜなら、人間なんかよりもよっぽど思慮深い、分別のある人々だからだよ。
彼らは魂を持っているよ。彼らだって、僕たちと同じ創造主の手によって誕生した被創造物なんだから。

※ボブ・ディーン:元米軍司令長官。現役時代に、地球外生命体について記されたトップシークレット文書を読んだことがあると証言。


<2012年は周波数上昇のピーク>

ファルチャーニ:
最近、地球の周波数上昇がずいぶんと話題になっているよね。2012年に世界は終局を迎える、なんて話は絶対あり得ないと僕たちは考えているんだけど、既に段階的なエネルギーの変化というものは見られるから、2012年に起こる何らかの出来事、あるいは天文学的現象に伴い、そうした変化のプロセスが絶頂期を迎えるんじゃないかと考えているわけだよ。
エイリアンたちは、この周波数変化、この変転について君に何か話をしたことはあるかい?

カヴァーロ:
ああ、聞いたことがあるよ。僕は君の意見に賛成だね。僕も、2012年で世界が終わりを迎えるなんてことは全然考えていない。

その年には、たぶん、地球全体の変化プロセスが絶頂期を迎える。
あるいは、最終段階に入る、っていうことなんだよ。

周波数上昇というのは、もうずいぶん前から始まっていたことだと思うよ。1960年代の終わり頃からね。2012年にそのピークを迎えるのかもしれない。
僕に言わせれば、2012年が人類にとって忘れ難い年になることには間違いない。

ファルチャーニ:
この周波数上昇は、この惑星の生命体全てに対して、どんな影響を与え得るんだろう?

カヴァーロ:
確実に「変身」を促される。つまり、原子レベル、細胞レベルでの変身だよ。人類に関して言えば、いくつかの唐突な変化に見舞われるはずだ。
それから、全ての人類がより高い周波数に適応出来るわけじゃあないだろうね。

ついてゆけない人も出て来るだろうから、社会のバランスが崩れる。既にそういう傾向があって、昨今、色々な形でその影響を目にすることが出来るだろう?

彼らの話によれば、僕たちには困難な時代が待ち受けているそうだ。けど結局、全ては一人一人の意識の持ちようなんだ。人類自らの未来の生活をしっかり見つめる覚悟が出来ていれば、この困難も乗り越えられる。


2007年10月/12月「サラス」誌39号掲載のインタビュー。

インタビュアー:ジュリアーノ・ファルチャーニ
サラス文化協会の創立者。長年に渡り、人文科学、哲学、スピリチュアル研究に関わるジャーナリスト。

◇◇◇

ここまでにしとこ。夜中のボロキーボード叩き! は結構ウルサイ。

まあ、毎度の話で今更目新しくはないが、グレイの話はまるやも同感。
目を閉じたらグレイだからな^。

最低存在は、善だの悪だのの宇宙人ではなく、エゴなるものを持って憚らぬ、
監獄世界の囚人”この世の者”存在である<人間>ということや。

このインタビューの時点から、現在その2012年も10月。毎日、世界各地でUFO目撃は、もう当たり前になっているが、今だに、今年が人類の記憶に残るような出来事は起こってない。

あと2ヶ月の間に、何か途方もないことが起こるとは思えぬ。しかも今年が周波数のピーク。ということは、<意識の焦点>の変容は進んでおらず、苦難地獄の先延ばし。財政と同じ。
ゆくゆくは破綻するわな。人間も全く同じ。

当初から言ってる通り、”収穫される者は少ない”ということや。

当たり前や。思考や観念の遊びではないのや。この世にへばりついている者には何の関係もない。自分自身という全存在における出来事なのや。


では、今夜の〆追加。

カヴァーロ:
僕たちが知っているユニバース、僕たちが今まで知っていると信じ込んで来たユニバースっていうのは、もうすぐ消滅するんだ。

それに代わって現れる本物のユニバースは、僕たちの目にはまさに驚異的に映るはずだよ!
僕たちの目の前に姿を現すユニバースの新しいイメージは、僕たちが今までユニバースに対して抱いていたイメージとはかなり違うはずだ。

真のユニバースには、複数の次元レベルと世界が存在する。そして、生命は、至る所に宿っている。様々な形状の生命、想像を超えるような形態の生命、時には理解し難いような生命の形態だってある。

けど、生命とはユニバースにおいて最も重要な現象なんだ。
完全な真空と思われているところにさえ、生命は見出せるんだよ。