日産ゴーン社長の10億円!?
高いか安いかゴーン社長10億円!?日産が株主総会
カルロス・ゴーン社長兼CEO(51)が就任して以降、業績は劇的に回復し、平成16年度は過去最高の連結営業利益を計上。過去最高の連結営業利益8612億円(前年度比4.4%増)を受けて、ゴーン社長は「連結営業利益で過去最高を記録した。さらなる発展と価値創造を目指すとともに、20年には(販売台数で)420万台を目指す」と自信満々にビジョンを語った。 その功績のご褒美なのか、同社の役員報酬総額はトヨタ自動車の約2倍にあたる約18億2000万円に達し、ゴーン社長の取り分は10億円ともいわれる。
日産の16年度役員報酬総額は、18億2200万円にのぼり、トヨタ自動車の9億3800万円の約2倍。役員の数は日産が7人なのに対し、トヨタは27人。1人当たりで計算すると、日産は2億6028万円で、トヨタは3474万円と実に約7.5倍の差になる。
日産は、17年度の役員報酬額を前年度の「20億円以内」から30%アップした「26億円以内」との議題も提出。案の定、一般株主からは「高過ぎる」「特に日本人の経営陣はもらい過ぎだ」との厳しい指摘が浴びせられた。 だが、ゴーン社長は一切たじろがず、「高い報酬かもしれないが(経営陣は)大変なリスクを負っている。日本の社会で日産を花咲かせるためベストの経営陣をしいている。国籍も関係ない。信頼してほしい」とさとすように説明。日本の企業のなかで比較すれば破格かもしれない。でも、日産はルノー傘下の“外資系”です。海外の企業なら数十億や100億円クラスの報酬はあたりまえ?。【ZAKZAK】