2014-02-27 22:57:22

「横暴すぎるPTA役員決め」 『AERA』(2014.3.3増大号)

テーマ:PTA問題の実際的解決をめざして
朝日新聞出版の週刊『AERA』でPTA問題が取り上げられました。記事のタイトルは、「横暴すぎるPTA役員決め」。

中吊り

切迫早産なのに役職を免除されなかったり、御主人が失業中でパートと3人の子どもの子育てで大変なお母さんに責任の重い仕事が押し付けられたりといった事例を取り上げ、PTAの理不尽に切り込んでいます。

記事のまとめのところで、「誰もが納得できる形で役員を選ぶことができるのか」と問いかけがあり、「問題は選出方法の公平性にあるのではなく、有無を言わせず会員にし、負担の重い役職を強要する体制そのものにある。PTAは、『できる人』ではなく『やりたい人』がやるべきであり、『やりたい人』がいなければやめてもいい。」という趣旨の拙コメントが紹介されました。
(日経の記事を紹介した前エントリ中の「1.PTA活動の相対化」の部分も参照ください)

「うちのPTAはそこまではひどくない」と思う学校関係者やPTA関係者がおられるかもしれませんが、記事の中でも触れられているように、「誰かがやらなくてはならない」体制のもとでは、十分に起こりうることであることに思いを致してほしいと思います。


編集後記によりますと、引き続きPTA問題に取り組んでいくとのことで、PTAについての意見や体験を募集しています。

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アエラ編集部
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞出版 アエラ編集部
fax 03-5541-8655
e-mail aera@asahi.com
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<補記>
ちなみに、取材時には、入会の段階、役決めの段階における「強制」を黙認・容認するどころか、それに協力さえしている学校・教委の責任についても言及しました。

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コメント

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12 ■Re:私立学校のPTAについて

>アルプスさん
お考えに深く共感します。
母親を追い詰めて、何が「子どものため」かです。

PTA活動や地域活動が原因で精神的に追い詰められる母親が近年非常に増えていることを、九州の精神科のお医者さんが指摘されていますね。
http://nozomigaoka.blog.ocn.ne.jp/mental/2011/07/post_7f8e.html
(すでにご存知かもしれませんが)

学校・教委・文科省には、真剣に考えてほしいと強く思います。

11 ■私立学校のPTAについて

まるお先生/さやさやさん
アドバイス有難うございました。とても参考になりました。子供の私立学校では、入学の際は「有志」と書かれていただけで、強制の色は全くなかったので、安心していましたが、来年度はちょっと心配です。
何でも役員を設定すると、学校も安心なのでしょうか??理想のPTAだったのに。こんなに、個人情報や人権などが騒がれてコンプライアンスも厳守する時代に、PTAだけは、「本来有るべきPTAの姿から、あえて目を背け、鈍感な振りをし、保護者の人権なんて見て見ぬふりをし、ただ会の存続さえできれば良い」と考えているとしか思えません。子供が幸せになるには、保護者も幸せにならなければいけないと思うんです。子供のお手本となる教員や保護者が、大事な子供の保護者を悲しませることがあったとしたら、それは不幸なことです。現代PTAが原因で受診し、活動を断れないから、薬を飲みながらPTA活動をしている人が沢山いるらしいです。そんなのはおかしいと思います。PTAは正直に任意団体であることを明らかにし、多様な保護者の状況に対応できる、優しいPTAになればいいなと、切に願います。

10 ■Re:Re:私立学校におけるPTA組織について

>アルプスさん
「優良PTA文部科学大臣表彰」についての事務連絡の冒頭で、PTAは「任意加入の団体」だと明言されていますが、その事務連絡の伝達事項中に次の文言があります。

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(「記」の2)
また、国立大学附属学校PTAや私立学校PTAについても、活動状況を十分把握の上、適切に選考されるよう配慮すること。
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http://www.think-pta.com/PTA_kiyaku/bassui/monkarenraku-2.pdf
このことからも、私立であれ、国立大学の附属であれ、PTAが任意加入の団体であることは変わらないことが分かります。

ただし、保護者の側にも選択権のある私立等の場合、さやさやさんも触れておられるような「入学に際しての約束事」が関わる場合もあると思います。
しかし、アルプスさんのお話からすると、入学時の特段の約束はないようですね。
であれば、任意加入の原則は適用されると言っていいと思います。

ちなみに、一般論で言えば、私立や国立大の附属等は経済的に余裕があり、教育熱心な方も多いので、役の押し付け合いにより保護者が疲弊することは少ないように思います。

9 ■Re:私立学校におけるPTA組織について

>アルプスさん
私も興味があります。うちは今年から私学に通うことになりますが、入試説明会の段階で保護者会について説明がありました。ということは、「気に入らなかったらうちの学校に来なくてもいいですよ」的なことにもなるのかなと思っていました、
一応、県のPTA組織と私学協会(?)系の組織が上部団体として挙げられていましたが、話を聞く限りでは負担は大きくないように思いました。
会費の使い方も生徒への講演会(音楽鑑賞、観劇など)や部活動補助(ユニフォーム代とか遠征費用)が中心のようです。
また、クラス委員を決めてはいますが、担当クラスへの連絡係的なもので、懇親会のお世話(司会?)をするくらいのもののようです。
PTAで言うところの本部役員的な役員はお金持ちの方か、お子さんが秀才な方の名誉職的なものなので(ある程度の有名私立になるとそこに子どもが通っていることがステータスになるのかと)一般ピープルの一般の出来な子どもの親には出番がない感じです。もっとも、役員になれば多少大変かもしれません。

8 ■私立学校におけるPTA組織について

まるお先生今晩は。
子供の、一人が通う私立学校においては、今まで、任意団体の鏡であるかのような「有志団体」でした。それが、来年度からは、学級での役員を設定したり...と言う旨のお便りがあり...何だか嫌な予感がしております。役員を、学級での互選とするなどと書いてありました。(トホホ)
そこで質問です。公立ではなく、私立学校のPTAのような組織の場合も、公立と同様に「入退会自由なボランティア団体」という認識でよろしいのでしょうか。公立と違って、管轄は教育委員会ではなく、県だと思うのですが?、何処が管轄でも同じと考えていいですか?木村草太先生の文章で、強制加入制度が許されるのは、法律の根拠がある場合、ということでしたので。教えていただけましたらありがたいです。よろしくお願いします。

7 ■Re:AERAの記事に共感しました

>アルプスさん
はじめまして。
もったいないコメント、恐縮しております。
何かお役にたてたなら、うれしいです。

今後とも、じっくり、しぶとく取り組んでいきたいと思っています。

むすびのお言葉に、深く共感し、また救われた思いがしました。

まるお拝

6 ■AERAの記事に共感しました

まるお先生はじめまして。
私の子供が通う小学校も、自動加入の団体です。役員決め(主に高学年)では、強制的な人権を無視した役員決めが行われています。ここでは言い尽くせませんが、昨日、退会する旨を、それに至った根拠も含めて書類にし、学校に持っていきました。その際に、木村草太先生の憲法からみたPTAの記事と、AERAのコピーも同封しました。学校に訴えても、あまり変わらないという意見もありますが、自分の生き方として今のPTAには所属したくありません。AERAの記事には、胸が痛みました。先生の言葉も大変勇気づけられました。先生のコメントが、全国で悩む保護者の何らかの行動のきっかけになったり、また、何も知らないPTA会員である保護者や先生に考える機会となる事を祈らざるを得ません。言葉って凄く力があると思います。私は細々としか行動出来ない人間ですが、私のような保護者の代表として、頑張っていただきたいのです。勝手かもしれませんが、先生の活躍も祈りたい気持ちで一杯なのです。今はこれから起こるであろう試練に今立ち向かっていかなければいけない不安と共に、少し自分的には清々しい気持ちです。

5 ■Re:Re:ご無沙汰しております。

>まるおさん

こんばんは。
今の公立学校をはじめとし、学校全体が「問題だらけ」であると感じております。
それは学校の職務である「学力保障」「安全管理」等が出来ておらず、PATや地域協働学校などでの杜撰な運営や地域の人間の学校の職務に対する知識不足など様々です。

私が今回公文書公開した資料は「職務専念義務違反」をPTA活動で公務員である教職が起こしている事を認めていて、PTA総会なども「公務」とする根拠は示されず、岡山市全体で「職務専念義務違反」している可能性が出てきました。

PTAという社会教育関係団体をどうにかする前に「地方行政団体で教育委員会事務局」をなんとかしなければ、PTA改革など意味をなさなくなると懸念しております。
岡山市PTA協議会の事務局は岡山市教育委員会生涯学習課内にありますし、「PTAから学校に寄付行為があったり」と教育行政とPTAの癒着状態は明らかです。

ご紹介くださいましたサイトを初めて拝見しました。
PTA関係で学校、教育行政との繋がりにおいて
そのうち「訴訟」が起きるのではないかと思っておりました。
他力本願ですが、「判例」をつくってもらえると今後に役立ちます。
慣例を盾にとって「教育行政・PTA側に落ち度はない事」を主張してくるのでしょうけれど、司法の場がどう判断するのかは興味深いところです。
町内会などのような司法の判断が出るだろうと希望的観測ですが…。

まるおさん、今回の公文書公開で得た「職務専念義務違反」やPTA活動(総会)を公務とする根拠」「総会に参加した教職員の報告書が不足材である事」等何らかの参考にしていただけるとありがたいです。



4 ■Re:ご無沙汰しております。

>ライラパパさん
こちらこそ、ご無沙汰しております。
いつも御ブログ、拝読しておりました。

任意加入に踏み切り、メディアでも全国的にたびたび取り上げられている岡山西小のお隣の小学校で、新年度に向けて相も変わらず自動・強制加入が行われていた。しかも、それに教頭(=学校)が積極的に加担していた…。
嘆かわしいことですが、パパさんや地元の保護者の方のお力で、岡山市教委から学校に対して是正指導がなされたことはとても大きな成果だと思って、注目しておりました。

**********
ご指摘のとおり,PTAの趣旨の説明が十分に行われていないこと,入会の意思をまだ表明していない方にも給食費とPTA会費を一括して徴収する口座の作成を依頼していることについては,強制加入や強制的な徴収ではないのかというご心配の要因になっているのではと思います。
この点について誤解を招かない説明と事務を行うよう,学校に伝えてまいります。

岡山市教育委員会 生涯学習課
**********
http://ghost.kyouiku.main.jp/?eid=215
(その学校でのその後の保護者への説明はどうなったのでしょうか?)


岡山西小のPTA改革は、モエパパさんの札苗小のPTA改革に大きな影響を与え、そして、岡山西小のPTA改革は、ライラパパさんの問題提起からはじまったと理解しています。

ブログの更新を停止するとのことですが(-残念です!-)、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

なお、ライラパパさんと同じような問題意識から、学校・教委に対して問題提起するお父さん(大分県)が現れましたね(いつもの通り、FJNさん情報です^^;)。
すでにご存知かもしれませんが、念のため、お知らせいたします。
http://www.env01.net/oita_pta/oita_pta/pta_3.html

3 ■ご無沙汰しております。

PTA に参加する教職員の「職務専念義務」ですが、「教職員の服務規程・運用について」岡山市教育委員会学事課に公文書公開を求めました。
結果をブログに記しましたのでお知らせします。
何らかの参考になれば・・。

それと私も次の更新くらいでブログの更新を停止しようと思います。
長きに渡りお世話になりました。
本当にありがとうございました。

2 ■環境社会新聞で

ptaを本来の目的組織に戻すために(石田志芳)という記事がでています。

ちょっと他では書かれていないような怪しいパーティの誘いであるとか。
よっかったら読んでみてください

1 ■取材お疲れ様です。

AERA、発売日に読みました。
多くの人に目にとまり、問題が認知され、解決に結びつけばいいと思います(^-^)

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