世田谷区教委からのうれしい報せ (アンケートと冊子の文言の件) | まるおの雑記帳  - 加藤薫(日本語・日本文化論)のブログ -

世田谷区教委からのうれしい報せ (アンケートと冊子の文言の件)

世田谷区教委から返答があった。
連絡をくれたのは、前回も応対してくださった教委事務局PTA担当のO主事。

うれしいことに、『PTAのしおり みんなで学ぶPTA』中の「全員が会員になることが望ましいあり方です」との文言は、21年度版より修正され、『全員が』の部分が削除されているとのこと。
冊子の方は改定されたのだが、それがホームページに反映されていなかったのだと。
「さっそくホームページの方も更新しました。気づかせてもらってよかったです。」とお礼を言っていただきました^_^;。

ホームページを確認したところ、確かに次のようになっている。
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自由加入が原則です。PTAの目的や性格をよく理解して、その学校に在籍する児童・生徒の保護者とその学校に勤務している教師が、PTAの趣旨に賛同し、会員になることが望ましいあり方です。
***
これも微妙なところはあるが、これなら過去の文部省からの通知(昭和42年)とも整合するものといえるだろう。

区独自のアンケートの件について再度確認したところ、その後調べてもらってはっきりしたようなのだが、区教委として行ったわけではないが、昨年末あたりに世田谷区の小学校のP連(世小P)が区内の小学校に対して、「強制加入はないか?」、「会の性格を説明しているか?」といった調査をした事実はあったとのことだった。

PTA冊子からの「全員参加」の文言の削除といい、任意性を再確認する独自のアンケート調査といい、世田谷区! すんばらしいではないですか!!
これは全国のPTAの模範になるのではないか。


シーバさん!
こんなアンケート、実施されたご記憶ありますか?