坂東三十三観音霊場第二十八番の「滑河観音」こと龍正院の仁王門にはしめ縄があります。
なぜ、仏教のお寺にしめ縄があるのでしょう? しめ縄といえば神道のものなのでは、と思う人も多いのではないでしょうか。
そのいわれは、例の滑河観音の境内に迫った大火の時に仁王尊が団扇で扇ぎ返して防いだことにちなみ、付近の住民が毎年正月八日に藁を持ち寄り、「龍正院」の龍の字にちなみしめ縄を「龍」にみたてて奉納するのだという。龍は水に縁があります。蔦をからませたしめ縄の姿を龍として、その龍が滑河を守っているのだ、そういう意味なのだということです。
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