久々に 鞄コレの記事も.....




グレゴリーと聞いて

真っ先に思い浮かべるモデルといえば

誰もが おそらくコレでしょう






GREGORY
DAY PACK
2005年限定
チョコチップカモ柄 ボトムレザーモデル


ジャンクジャンキーのSANDBOX


商品スペック

■サイズ/34×43×16cm
■重量/710g
■容量/22L



"ザック界のロールスロイス" といわれる

グレゴリーのド定番モデル  "デイパック"



グレゴリーの創始者 ウェイン・グレゴリーのお言葉

"Don’t carry, wear it
(バッグは背負うのでなく着るものだ)" は

非常に有名な グレゴリーのモノ作りの理念



見た目以上にモノが詰め込めるという

魔法のリュックでもあり


長時間 "着ていて" も 全然疲れません




ジャンクジャンキーのSANDBOX


ボトム部のショット



そんなド定番のデイの中で

コイツは2005年限定の ボトムがスウェード製のもの


おそらく ボトムをスウェードにして発売したのは

この年が最初で最後だと思います




そして カラーは

旧タグ時代から現在まで

何度も復刻されている

"チョコチップカモ" と呼ばれる定番のカラー



最近では この2005年の復刻が一番新しく

現行のカモ柄は"バックウッズティンバー"とかです




また このチョコチップカモ柄は

オークションでも安定して人気のカラーでもあります







以前 このデイを紹介する時に

本物・偽物の判別の方法を書くと言っていたので

その辺のコトについても触れたいと思います




ここからは 結構長文になってしまうので

興味のない方はスルーしてくださるのが無難ですあせる





では......


まず 真贋判別箇所を説明する前に


"偽物が多いカラー" というのが存在するのですが

そのカラーについては別記事 で述べます(連投します)



これもかなり重要な真贋判別ポイントなので

読んでいただけますよう お願い致します






では 本題に入りたいと思います




グレゴリーの偽物って

あきらかに現行タグがついてるモノが多いので

現行品についての特徴を.....


パチモノの判別箇所は 沢山あるのですが

下記はその中でも

特にメジャーな部分についての羅列です



①グレゴリータグ
②ナイロン生地の質感
③別売アタッチメントを付ける為の "8の字金具"
④両肩にかかるパッド入りショルダーハーネス
⑤スターナムストラップ(胸部のベルト)
⑥ジッパーの引き手についてるレザーのジッパータブ
⑦"MADE IN USA"タグ
⑧ウェストバックル裏の刻印
⑨ジッパー台・側面の刻印
⑩ジッパー引き手金具刻印
⑪グレゴリータグ裏面の両上角

などなど.....



ジャンクジャンキーのSANDBOX


①②について

グレゴリー製品を 実際に所有していないと

意味ないですが.....



特に①については

本物と見比べると GREGORYの字体も違うし

かなり作りが雑なので

中のロゴや文字が

黒い枠ギリギリに収まっていたり

周囲のステッチが粗かったり.... と散々です



オークションでの偽物判別は 6割ぐらいコレでできます




ジャンクジャンキーのSANDBOX


③の"8の字金具"


コレも重要な判別ポイントで

画像のように "8"の クビレ部分など

細くなったり 太い部分もあったりで

同じ一定の幅の "8" になってないのが 本物



偽物は 一定の幅で

鉄板を打ち抜いただけのような 味気ない作りです



この画像の"8"の字金具は

銀色で 上下にグレゴリーロゴが刻印されていますが


少し古いモノだと

黒色で グレゴリー刻印がないが 形状の特徴は同じ




ジャンクジャンキーのSANDBOX


④両肩にかかる パッド入りショルダーハーネス


本物はかなりガッシリした ゴツいパッドが入っていますが

偽物は共通して ペッラペラ.....



ジャンクジャンキーのSANDBOX


⑤のスターナムストラップ(胸部のベルト)は

ショルダーハーネスとの結合部分に

本物には無い プラの部品なんかが付いていれば

ほぼ間違いなくパチモノです



ジャンクジャンキーのSANDBOX


⑥ジッパーの引き手についてるレザーのジッパータブ


パチモンは明らかにペッラペラでビロビロのモノが多いです


レザーのカラーはモデルによって

茶や薄茶、黒とイロイロなので ここから判別はできません



ジャンクジャンキーのSANDBOX



⑦の"MADE IN USA"タグ



本物はこのように

刺繍のような凹凸のある印刷になってますが

偽物は まんまプリントといった感じのモノが多い


デイやデイハーフに限っていえば

現行タグもので このタグがなければ

100% パチモンです (旧タグ物には例外アリ)



ジャンクジャンキーのSANDBOX


⑧ウェストバックル裏の刻印


少し古いモノとか バックルの大小とかで差はありますが

大抵 時計のようなモノに数字の入った刻印があり

コレがないものでも

バックルメーカー"NATIONAL MOLDING"の刻印が

必ずどこかに入ってます




ジャンクジャンキーのSANDBOX


バックル表画像



これは最近のモノですが

これより少し古いモノは 形状が異なります


よく このバックルに グレゴリーロゴが入ってないモノは

偽物だとか言われますが

最近の偽物には ほぼ100% ロゴ入ってます



ロゴがない現行タグ物は偽物ですが

ここでも

旧タグ物には例外があることに触れておきます




ジャンクジャンキーのSANDBOX


⑨ジッパー台・側面の刻印


これも真贋判別ポイントとしては有名ですが

ジッパー台側面に

片方は"YKK" もう片方に"USA"と刻印があります



デイやデイハーフに限って言えば

これがもし 両面 "YKK"とかなら 偽物だと判断できます



しかし これは

今もアメリカで作られているデイやデイハーフ等

一部モデルには当てはまりますが


最近はグレゴリーも アメリカ本国生産から

フィリピンなど 海外生産へ移行するモデルも増えていて

それらの製品は 両面"YKK"刻印だったりするので.....



それに ここでも触れておきますが

旧タグ物は "YKK" "USA" じゃないのも存在します





ジャンクジャンキーのSANDBOX


⑩ジッパー引き手金具刻印



これはメジャー判別ポイントではありませんが

昔から "YKK"とだけ入っているのが本物で

オクで見かけるパチモンには

グレゴリーのロゴや "GREGORY" と

刻印された偽物も見かけます




ジャンクジャンキーのSANDBOX



⑪グレゴリータグ裏面の両上角


最後に グレゴリータグの裏面の両上角を見ると

穴が開いています



僕は偽物のココをじっくり見たことがないので

偽物はどうなってるのかわかりませんが

本物は 旧タグ時代から 穴開いてます






以上

長文にお付き合いくださり 有難う御座いましたm(u_u)m





ここにも載せていない 判別ポイントもありますが

とりあえず こんなモンである程度イケるかと思います






ああ.... 疲れた 笑


読んでくださった方もお疲れのことでしょう 爆





最近はオクでも

パチモンの出品数が減ってきてますが

見つけたら サンプルとして画像を保存し

このブログでUPしていこうと思ってます




この記事が検索で たまたま引っ掛かり

初めて来て下さった方がいると思いますが


また オクでの最新パチモン情報なんかも

UPしていきたいと思っているので



よければ 覗きに来てやってくださいまし得意げ