不動産投資は本当に儲かるのか?そしてセミリタイアは本当に可能なのか?自腹を切って試してみて、少し現実が分かってきたブログ

不動産投資は本当に儲かるのか?そしてセミリタイアは本当に可能なのか?自腹を切って試してみて、少し現実が分かってきたブログ

~何も分からない状況から不動産投資を始めて3年が経ちました。今までの軌跡、これからセミリタイアまでの軌跡、不動産投資をして何となく分かって来た事を書いてます~

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他の人のブログを読んでいると適当な記載が目に付く。

結構良い感じの人でも???の記載もある。

気になったので、関東圏の地方築古木造の初心者が計算すべきモデルケースを今の知識で纏めてみた。

 

■空室率

HOME’Sに出ている空室率を適用すれば良いと思う。

近隣競合を調査し、その空室率を当て嵌めても可

ウエイティングリストを持ち、退去日から退去期日前に入居させ、入居率101%の人は気にしなくても良し。

但し、普通の人は、例えば板橋区(地方じゃなかった・・・)ならば機械的に14.3%の空室損を見込むべき。(それが現実だから)

因みに入居率97%を謳う管理会社のアパートの入居率を現地で数えた事があるが、イメージ80%位だった。

まあ、スキルが上がれば5%程度見ておけば良いかもね。

 

■経費率

イメージ25%かな?

管理費5.5%、修繕15%(大規模含む)、固都税3%、水光熱他1.5%位かな?

解約清算時、壁パンチ跡のテナント負担分工事代金を10万頂き、DIYで500円位で直して、修繕費マイナス5%位の人は気にしなくても良し。

但し、普通の人は25%位は見ておくべきだと思うな。賃料単価が低く丸投げの人は、もうワンノッチ高めに見ておけば良いかもね。

 

■所得税

イメージ20%かな?

人に依って違うけど、融資期間と減価償却期間を合わせるのがセオリー。

土地を自己資金で賄い、青色控除65万をプラスして完済まで所得税が発生しないと読み切れる人は0円でも良し。

減価償却は魔法の杖とは良く言ったものだと思う。使い続ければ短くなり、最後は前のめりに倒れて魔法が解けて死んでしまう。

 

■結論

返済前Cashは40.7%だよ。(家賃100%‐空室損14.3%‐経費率25%‐所得税20%)

返済比率50%でも回ると言っている人は、空室率5%で運用し、大規模修繕(多分7%位)と所得税(20%)を繰り延べし、見かけ上のコストを23%(100%‐空室損5%‐経費率18%(25%‐7%))程度で運用しているから、見かけ上手残り77%になるからね。

まあ、嘘じゃないけどね。でも「家賃‐返済額=手残り」でリタイヤ万歳は無いよな。半分以上埋めればCashが回り、それ以上埋めれば手残りが増えるから安心って、リタイヤへの道を示してないじゃん。

 

■終わりに

久々に書いてみた。間違っていたら教えて下さい。