鶏インフルエン太。。。
メロメロパークに新種のメロが誕生したため、用もないけどブログを書いてます(ブログを書かんと成長しないので)。
年末の旅行で尾道いって、読む本なくなったので古本屋よったら源氏鶏太の文庫本がいっぱい(さすが地方)。
その源氏鶏太原作の映画ばかりを集めた 源氏映画祭が、ラピュタ阿佐ヶ谷 で開催される。
通いたい、、、もう阿佐ヶ谷、引っ越そうかな。
いま源氏鶏太なんか本屋いっても置いてないもんなぁ。流行んないかな。全国レベルで。渡り鳥経由で。
あと、来月ヴェーラで 『恐山の女』 もやるのだが、、、昔ブログに書いた記事を再アップしようと思ったが、見つからなかった。
やっぱりブタマンマンが最後まで残った。
ブックオフ半額セールでまた本を大量に購入。
掘り出し物はこの藤子不二雄先生の半自伝(昭和52年)。実物、はじめて見た。たったの300円。
いまさらインセプション。。。
いまさら 『インセプション』 について語るのも気が引けるのですが、、、もう感想もあらかた出揃ったと思いますし、、、あんまり語られていないことを。
6人の男女のチームの冒険物語。その6人が4つの夢の層にもぐりこむ、、、
その数字にドンぴしゃりした映画があるので、ボクがあげときます。
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主要登場人物は男女比こそ違えど6人。そして監督は元シュルレアリスト、ルイス・ブニュエル。とくれば、、、夢。
この映画は1時間をすぎたあたりからシュールさをグングン増し、夢オチを連発。その数、なんと4回。
誰かの夢を別の他人が受け、それがまた誰かの夢である、、、という構造は、まったく 『インセプション』 と同じ。
しかもこのメンバーはしばしば車で移動し、ラストシーンは一本道を三々五々に歩いていく、そこに飛行機の音がかぶさってくる、、、これが 『インセプション』 での、ミッション終了後のメンバーの空港での別れのシーンをそこはかとなく連想させたり、させなかったり。
『インセプション』 の夢世界のイメージ描写がつまらない(夢的に)という指摘はちょっと待った。なぜなら、、、そこは設計士によって設計された舞台だから。夢の名の下になんでもありをやってる映画(ターセムとか)が、それっぽすぎてつまらないとしか思えないボクとしましては、、、この映画はノーラン自身が言っているように、007として見てあげないとダメなんじゃない?
まあそこも微妙なんだが。モロッコでの追っかけっこシーンで、デカプリオがただ壁に挟まるだけという、スーパーアクションを披露してくれたり。ほんとにスキマだらけの壁にデカプリオんが、無理に挟まってるふりをしてみせるあの演技には、爆笑するしかなかったが、、、
この夢の4層というのが、4つのアクションに対応していて、、、
1層 → カーチェイス
2層 → 対人格闘
3層 → 集団銃撃戦+スキー
(4層 → 心理バトル) ←これは想定外のアドリブ。
まあ、どのアクションもそこそこなのが問題といえば問題だが、、、
夢で免責にして勝手にイメージを氾濫させるのでなしに自分の作ったルールに則って、上や下の階層を越えて影響を与えるアイデアが、もうちょっとあればよかったのか。電気ショックを与えたら、イナズマが走るとかレベルだったのが残念。
でも2層目のアーサー(ジョセフ・ゴードン=レビット)のとこ、あの無重力ホテルでの人間梱包シーンはまだ見ぬ映像で、、、そうとういいと思うんだが。
年末の旅行ですよ。。。
下呂で飛騨牛とやらを。こんな厚い肉くったのはじめて、、、
うまいかどうか、すらわからん、、、ホウバミソの味しかしないのだから。
宿は夏と同じく小川屋さんだったのだが、、、ほんといいわここの風呂。25メートルのプールくらいある。年末ということもあり、あんまり客いなかったのか、ほとんど貸切状態で、泳ぎまくりだよ。7時と10時と、深夜2時と朝6時、、、4回も入った(泳いだ)。
冬のチャップリン。アドマチック天国でやってたのだが、、、別にチャップリンが下呂を愛したとかでもなんでもなくて、、、町を映画スターの銅像で埋め尽くす計画が、第一号のチャップリンのみであえなく挫折したんだそうな。
2日目は有馬へ温泉はしご。金の湯と銀の湯を巡って、本日のお宿は宝塚。
オフィシャルのホテルがシーズンオフにつき、たいへんお安く泊まれるのら。
劇場が改修中らしい。メイちゃんの執事は完売御礼。
ホテルのテレビはとーぜん 宝塚チャンネル 見放題。
床はぜんぶ赤絨毯。衣装とかむかしの公演ポスターとかが飾ってあって、、、この白雪ピラミッドは、お正月だからだろうか。
手塚治虫記念館も、年末で休館してたのだが、、、ひょうたんつぎのライトアップが。
地元の親子連れが信号待ちをしている間の会話、、、
『あれ、なんやったかな?』
『わかったあれやな。名前忘れたけど、ブタやな。』
『ああ、そや、名前忘れたけど、ブタや。』
3日目はちょっとついでに岡山に寄ってみた。しろちかを通って、後楽園へ。
で、鞆之浦。去年はポニョ一色(左)だったが、今年は竜馬で。
ちょっと古いホテルで、、、タタミもベコベコ(クチコミどおり)、、、このエアコンのまあ、デカイこと。
でも、この絶景。鞆之浦の町並みが一望。ちょうど晴れたよ。
鯛茶漬けを食べたのだ。うまかったんだけど、店の主人の態度がサイアク。
で、夜、チェックしといたもう一軒のお店に行くと、、、早々と閉店していた(ギャフン)。
いつも正月に旅行するのを年末にしてみたのだが、、、年末ってみんな忙しいのね。
ホテルの売店でポッキー食べて、とっとと寝た。
朝の6時から、屋上の露天風呂が開放される、、、
もうちょっと前、月が出てる頃から、ひとりで入っていたのだが、、、
日本神話の世界みたいだった。
4日目は尾道。毎年来てるけど。林芙美子像にここまで迫ってみましたよ。
帰ってきてからニュース見たのだが、、、高峰秀子さんがお亡くなりになっていたのですね。
一昨年は遅すぎ、昨年は早すぎと、開館時間に間にあわなかった志賀直哉さんの家へ。なんだよ~、年末でおやすみだよ。
読む本がなくなったから、古本屋に寄った。源氏鶏太がごっそりあった。
で、倉敷へ。念願のいがらしゆみこ美術館を訪れます。
やっぱ、好きだわ。この絵。
お宝、キャンディキャンディの単行本が。早く仲直りしてよね。
これ、おみやげ。いちばんキャンディっぽい絵を選んだのだが、、、たぶんキャンディではない(訴えられるから)。
ちなみに手前のエンジェル・キャンディはインドネシア産でしたよ。
星野仙一記念館は当然スルー。