相変わらず仕事が忙しくなると更新が滞るという当ブログですが、
何とかイベントレポを回収して行きたいと思いますので、かなりの時差はありますが、
気楽に読んで頂ければ幸いですm(_ _ )m
そんなワケ(?)で5月にSHIBUYA-AXが閉店した影響からか、
最近なんだかsutudio coastに行く機会が増えたような気が・・・
と、考えながら新木場まで行ってきました!
J-WAVE "BEAT PLANET" LIVE@新木場studio coast
キュウソネコカミ / パスピエ / シナリオアート / ねごと
この日のイベントは16:15開場、17:00開演とちょっと早めで、整理番号も良かった事から
開場時間前に到着したので、空はまだまだ明るかったです・・・(;´▽`A``
今回、自分は発表されたメンツを見て、
「なかなかいい感じなのではないか・・・」
・・・と、思ってチケットを購入しました。
ちなみにキュウソやパスピエのワンマンはなかなかチケットが取れませんが、
この日のイベントについては、どうやら完売していなかった様子・・・
確かに昔から対バンイベントよりワンマンという風潮はありましたが、
近年はこの傾向が更に顕著になっているような感じが強くしますね、はい。
で、入場後は特にがっつくつもりもなかったのでバルコニーエリアの最前を確保。
こちらでビールを飲みながら、まったりと開演を待ちました。
ねごと
【セットリスト】
01. ループ
02. メルシールー
03. シンクロマニカ
04. アンモナイト!
05. 黄昏のラプソディ
06. カロン
07. sharp #
【ライブレポ】
・オープニングはねごとでした。出演バンドの中で一番ベテランな気もするのですが・・・(^^;
・対バンイベントなのでセットリストは結構攻めていた印象。
オープニングから「ループ」、「メルシールー」、「シンクロマニカ」とキャッチーな曲が続きました。
しかし、私の印象ですが、場内の雰囲気は正直、それほどアガっていなかったかも・・・
・ねごとはstudio coastでのライブが初めてとMCで言っていました。意外です。
・最後は「カロン」、「sharp #」で畳み掛けるようにライブは終了。7曲。ちょっと物足りないかも・・・
土曜日のstudio coastは深夜のageHaの営業があるので、撤収が早いんスよね、はい。
・ねごとはメロディで聴かせるけど軽快な曲という感じが持ち味だと自分は思うのですが、
近年のロキノン系的な、いわゆる「とにかく会場を一気にアゲる!」という感じではない為、
キュウソ目当てのお客さんが多いようなイベントではちょっと苦戦してしまうのかな、という印象を受けました。
個人的には聴きたい曲も聴けたし、「ねごと」というバンドの魅力もしっかり再確認出来る内容だったので、
またワンマンかツーマンくらいで、ねごとを見たいと思いましたよ、はい!(・∀・)
シナリオアート
【セットリスト】
01. ハロウシンパシー
02. ホワイトレインコートマン
03. トウキョウメランコリー
04. アオイコドク
05. スペイシー
【ライブレポ】
・2番手に登場したのはシナリオアート。Vo&G、B、Vo&Dr(女性)というスリーピースバンドです。初見。
浮遊感のあるキラキラした独自のサウンドを男女のコントラストが絶妙なボーカルで聴かせてくれました。
・それでいて演奏は力強く、自分達の思い描く世界をしっかりと音で構築していたと思います。
これは良いバンド!こういう出会いがあるから対バンイベントは楽しいんですよね!(≧▽≦)
・MCでギターのお兄さんが宇宙について静かに語り、その後の演奏で場内の雰囲気をしっかり掴んでいたのですが・・・
Drのお姉さんのMCで全てぶち壊していました!( ゚ ▽ ゚ ;)
一見すると可愛らしい女の子なのですが、実は強烈なキャラを持っていましたよ!
・関西弁のMCで何故か「東京湾が見えるけどみんな泳いだ?」等、謎の発言で場内を沸かせてくれました!
・ライブは5曲で終了・・・これは完全に物足りない!><
「今日はageHa営業前の21時撤収が完全に徹底されているな・・・」
と、慄いてしまったのはここだけの話だ!(^^;
機会があればまた見てみたいと思いました、はい。
パスピエ
【セットリスト】
01. トロイメライ
02. チャイナタウン
03. トーキョーシティー・アンダーグラウンド
04. 最終電車
05. s.s.
06. MATATABISTEP
【ライブレポ】
・個人的この日のお目当て。CDは大体持っていましたが、実はライブは初参戦です(;´▽`A``
そんなお客さんも多く、開始と同時に人が前に押し寄せていましたよ!
・パスピエの緻密で周到なサウンドはライブではどうなるのかな?と、不遜にも思っていましたが、
ライブにおいては更にダイナミックで躍動的な魅力が加味されていましたよ!素晴らしい!
・若いバンドだと思っていましたが、その演奏能力の高さにも圧倒されました!
リーダーでKeyの成田ハネダさんを見るのを楽しみにしていたのですが、
実際にライブで見てリズム隊のストイックなまでにタイトで肉感的なリズムにぶっ飛びました!Σ(・ω・ノ)ノ!
・もちろんkeyの成田さんのプレイも目を惹きます。
ループするフレーズが多い印象のシンセも、同期を使わず全て手弾きという噂は本当みたいです。
・そんなシンセロックの印象が強いパスピエですが、ライブで見て、
実は掻き鳴らすようなギター音色のアクセントが一曲一曲の色彩を決定付けてる印象も受けました。
・そしてVoの大胡田なつきさんについては、ライブであんなに弾ける人だとは思いませんでしたよ・・・(^^;
・パスピエは「ポスト相対性理論」みたいに語られる事が多いような気がしていますが、
相対性理論を何度も見た自分の極めて個人的な感想ですが、
サウンドについては全然違うんじゃね?
・・・という印象を受けました。
女性ボーカルで顔をはっきり見せないプロモーションとか共通点こそ多々ありますが、
パスピエのサウンドは緻密に計算されつつも、聴く人を選ばない強烈なポピュラー志向を感じましたよ!
それでいてこの日のライブを見ただけでは全く底が見えない魅力も感じます。
MCではJ-WAVEの同じ番組でパーソナリティを勤めているキュウソについて、
「テンション高いですねぇ~」と成田さんと大胡田さんで和やかにトーク・・・
これが後にキュウソにいじられる事になるとは・・・(;´▽`A``
・ラスト、「s.s.」からの「MATATABISTEP」での場内の盛り上がりは凄かったです。これはアガりました!
パスピエについては現在行われているツアーのチケットが取れているので、これは楽しみですね、はい!
キュウソネコカミ
【セットリスト】
00. ネコ踊る *本気のリハーサル
01. ビビった
02. TSUTSUNUKE BOYS
03. ファントムバイブレーション
04. DQNになりたい、40代で死にたい
05. 何も無い休日
06. KMDT25
07. お願いシェンロン
EN
08. ウィーワーインディーズバンド!!
09. 良いDJ
【ライブレポ】
・この日のトリはキュウソでした。まぁ会場に集まった人のTシャツとか見てる限りでは
確かにパスピエより多かったかな~と、思います。
・サウンドチェックの段階でメンバーが登場していつもの「本気のリハーサル」。
この段階でいきなり盛り上がる場内!掴みは完璧ですな!(・∀・)
・このバンドを見るのは2回目ですが、相変わらず圧倒的なテンションの高さ!
Vo&GのヤマサキさんのキレキャラとVo&Keyのヨコタさんのチャラキャラの
強烈で絶妙なコンビはライブ中にフロアを煽るのがまた上手い!そして面白い!
・そんなメンバーのキャラに、つい目が行ってしまうような気がしていましたが、
言いたいことも言えないこんな世の中で、彼らはしっかりと言いたい事を歌っています。
サウンドも全力でパンクでニューウェイブでロックでダンサブル!
それでいて、どこまで本気か分からない遊び心とアイデアをこれでもか!と、詰め込んでいます。
これは大学生の人気No.1バンドに選ばれるのも良く分かりますよ、はい・・・
・そんなヤマサキさん。「DQNになりたい、40代で死にたい」ではフロアに飛び込み立ち上がろうとするも、
なかなか安定せず、最初は「しっかりせいや!」みたいな強気な感じだったのですが、
段々気弱になり、「頑張れ!」、「頼む!」という感じになって、早々にステージ戻されるというのが
ある意味でこの日のハイライトだったような気がします・・・申し訳ありませんが、笑っちゃいました(^^;
・・・人はなかなかToshi-lowさん(BRAHMAN)のようにはなれないと思いました。
・MCではパスピエがキュウソのテンションが凄いみたいな事を言っていましたが、
「俺らのアルバムの売り上げ、パスピエに負けてますから!強者のおごりですか?」と語り、
タワレコのスタッフとキャンペーン中に話をして「キュウソいいですよ!」と言いながら
その人、パスピエのバッチをしっかりつけてましたから!と僻みが爆発!
・ラストは「お願いシェンロン」をプレイした後、「筋斗雲」と書かれた大きめなボードに乗って
ヤマサキさんは颯爽とステージを去って行きましたよ!最後まで見事なサービス精神です!
・その後、ステージにJ-WAVEのDJの方が登場。
何だか緊張していたのか噛み噛みでしたよ・・・(;´▽`A``
そんなDJの煽りでアンコール発動。メンバーに抱えられて再び筋斗雲に乗ったヤマサキさんが登場。
最初、DJの方と和やかに語り合っていたのですが、筋斗雲を抱えるメンバーが耐えきれずに終了・・・
最後は「良いDJ」でフロアを再び沸かせてこの日のライブが終了しました。
この日についてはメンツを見て何となくイキオイでチケットを購入したのですが、
なかなか満足度の高いイベントだったと思いながら会場を後にしました!(・∀・)
そして進行もしっかりしていたので、撤収もしっかり間に合ったのではないでしょうか?(^^;