私たちの身近な家庭生活で絶え間なく消費されるエネルギー。

昨今では省エネが取り立たされています。今の時代に見合った省エネを考えなくてはいけない時代になって来ているのではないでしょうか?

私達に出来る事を今からでも・・・


今回は、今の時代誰もが持っている携帯電話、ではなく充電器に着目してみました。

それは、ソーラーチャージエコ2です。今、売れているみたいですよ。

2月8日現在シリーズ累計でなんと212,065台を突破しています。


太陽光発電で充電できる超小型の携帯電話専用充電器です。ストラップ式になっています。


特徴

外出先や移動途中で携帯電話のバッテリーが切れた際、通常はコンビニエンスストアなどで売っている乾電池式の充電器を使うと思いますが、これでは使い捨てで資源の無駄遣いにもなります。そこで注目を浴びているのが「ソーラーチャージエコ2」。太陽光を利用して充電できる超小型の携帯電話専用充電器です。通勤かばんに吊るしたり、窓辺に置いたりして日光に当てれば、本体前面のソーラーパネルから蓄電される仕組みです。使い方は本体を携帯電話の充電口につなぐだけで、電源がないアウトドアでも重宝します。繰り返し約500回の充電が可能です。

同年11月に早くも投入された新型が「エコ2」。初期モデルより25%軽量化しつつ、ソーラーパネルを大きくし、通話可能時間を約40分から75分へと延ばすことに成功しています。改良のカギは、本体で使用するバッテリーをニッケル水素電池から、軽さと性能に優れたリチウムポリマー電池に替えたことです。


機能

太陽光で充電できるストラップ

ACアダプターからも約1.5時間で充電

超小型、重さ30gで持ち運びに便利

繰り返し500回使える

最長通話時間75分

仮充電済みで買って直ぐに使える




販売状況

商品の販売ルートはインターネットが中心で、同社のネットショップのほか、大手ネット販売サイトでも扱っており、売り上げの大半を占めています。だがソーラーチャージエコ2に限っては、東急ハンズ、セブン-イレブン、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの実店舗での売り上げが大半を占めています。競合品がない独占市場であり、右肩上がりの売れ行きになっています。購入者は30代後半が中心で、男女比は約55対45で男性がやや多いと思われます。

日本で発展した携帯ストラップ文化が海外に広まるなか、同社のネットショップには海外からの注文も多く寄せられ、今後は海外メーカー仕様のエコ2開発を見据えているようです。


いやー、売れてますねー。早速、私も購入しようと調べたのですが、私の機種は該当しませんでした。残念。しばらく待ちですね。


今日のお話は太陽光発電携帯電話専用充電器ソーラーチャージエコ2でした

私たちの身近な家庭生活で絶え間なく消費されるエネルギー。

昨今では省エネが取り立たされています。今の時代に見合った省エネを考えなくてはいけない時代になって来ているのではないでしょうか?

私達に出来る事を今からでも・・・


今日は、家庭生活に身近な給湯器具に着目してみました。

それは、エコキュートです。

みなさんは、光熱費月にどの位かかっていますか?この時期、ガス代もっと抑えたいなー

と思ったことはありませんか?私の家庭は暖房にガスと石油ストーブを使っていますが、やはりこの時期はガス代が驚く金額に跳ね上がります。プロパンガスって高いですね。

都市ガスが近くまでは来ているのですけどね、私の家ではまだ使えません。悲しい。


家庭で消費されるエネルギーの内1/3が給湯といわれています。


この1/3の給湯を抑えれば光熱費の節約、省エネになる訳ですね。

では、エコキュートってどんなものなのか?ご説明致しましょう。

空気の熱でお湯が沸く、優れた熱交換率を達成した給湯システムです。

正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」といいます。


では、しくみを説明してまいりましょう。

空気の熱をヒートポンプユニットの熱交換器に集めます。

取り込まれた熱はCO2を冷媒として圧縮機に運ばれ電気エネルギーによって圧縮されて高温になります。

高温になったCO2は、水熱交換器に運ばれて貯湯タンクシステム内の水を温めます。

水を暖め終わったCO2は、膨張弁に運ばれてまた低温になります。

そうして、また空気の熱を取り込むために、空気熱交換器に戻っていきます。

このヒートポンプシステムの中の循環を「CO2冷媒サイクル」といいます。

電気エネルギー1に対して、2以上の大気熱を使用するので、3倍以上の給湯エネルギーを得ることができるのです。

元々は、脱フロン化のため二酸化炭素を冷媒に使用したカーエアコン用とした開発をされたようですが、装置が重くなる、高温になる等カーエアコン用には不向きで合ったものを湯沸し用に転用したものです。


また、環境にも貢献しているのです。

ヒートポンプは地球温暖化問題で削減対象となっているCO2の排出抑制技術として注目されています。近年のさまざまな要素技術の改善(インバータによる運転制御、冷却ファンの高効率化、熱交換器の性能向上、コンプレッサの改良など)の積み重ねにより、ヒートポンプの成績係数(COP)はここ数年で大幅に向上してきました。そのCOPの向上には主に技術改善を促す二つの背景があります。

その一つ目として、社会的要因の省エネルギー法などによるトップランナー規制が浸透してきたことと、環境負荷の低減効果やCO2削減効果が、機器を選定する上で評価されるようになった事です。

二つ目としては、日本の気候がヒートポンプを活用する上で適した環境であった事です。

日本では夏は冷房、冬は暖房と季節ごと空調種別が異なることと、欧米に比べて温暖湿潤な日本の気候は、空気を熱源とした冷暖両機能を持ち合わせたヒートポンプエアコンが市場から受け入れやすかった事です。

ヒートポンプシステムで作られた暖房と給湯は、都市の屋外の空気から熱を吸収するため、ヒートアイランド現象の緩和に効果があるのです。

特にヒートポンプ給湯機は夏場でも稼動するため、一年を通して外気温を下げる効果があります。


従来から電力会社によって、省エネ化や割安な深夜電力消費によるコスト削減、負荷平準化を成せる機器として、ヒートポンプは業務用氷蓄熱エアコン(商品名:エコアイス)などとして普及を目指していましたが、近年家庭向けに自然冷媒ヒートポンプ給湯機(商品名:エコキュート)が開発され、省エネやオール電化の一環として、電力会社が普及促進に力を入れています。背景にはエコロジー意識の向上やCO2排出に対する意識の変化(暖房でも直接燃焼させ熱エネルギーを得るよりCO2排出量が約半減する)などがあります。寒冷地用のヒートポンプ給湯もCOP値が4を越えるようになってきていて、自然冷媒ヒートポンプ給湯機エコキュートは、CO2排出抑制の切り札として注目されており、機種によっては政府(有限責任中間法人 日本エレクトロヒートセンター)の補助金制度が利用できるものもあり、日本では財団法人のヒートポンプ・蓄熱センターが中心となって普及促進に努めています。


ここまでエコキュートについてお話をしてまいりましたが、如何でしたでしょうか?

私自身、現在エコキュートの導入を考えています。

上手に補助金を利用すれば投資金額を抑えられますし、なんといっても浴室暖房と床暖房が魅力なんです。

一階のリビングが朝一番は寒いんですよね、冬はやはり足元から暖めないと寒くないですか?

早く入れたいです。

今日のお話はエコキュートでした。


私たちの身近な家庭生活で絶え間なく消費されるエネルギー。

昨今では省エネが取り立たされています。今の時代に見合った省エネを考えなくてはいけない時代になって来ているのではないでしょうか?

私達に出来る事を今からでも・・・


今日は少し家庭生活から離れて自動車のお話をしたいと思います。

皆さんお車には乗られますか?

クーペ、セダン、ワゴン、RV、スポーツカー、軽、ハイブリッドなどある中で、今日は研究開発が進んでいる燃料電池自動車を取り上げました。


燃料電池自動車とは・・・

電気化学反応によって電力を取り出す装置(電池)のひとつを動力源としている自動車です。

水素などの燃料から電気を作る装置のことです。水を電気分解すると、水素と酸素に分かれますが、燃料電池はその逆の発想。つまり、水素などの燃料と酸素の反応を利用して、電気を作る(結果として水が生成される)装置です。


燃料電池には様々な燃料が用いられますが、主として水の電気分解の逆反応である 2H2 + O2 → 2H2O によって電力を取り出す場合が多い。用いられる電気化学反応、電解質の種類などによって燃料電池は幾つかのタイプに分けられます。なかでも固体高分子形燃料電池は室温動作が可能かつ小型軽量化が可能であるため、携帯機器、燃料電池自動車などへの応用が期待されています。


種類

燃料電池の開発段階に応じて、リン酸形燃料電池を第一世代型燃料電池、溶融炭酸塩形燃料電池を第二世代型燃料電池、固体酸化物形(固体電解質形)燃料電池を第三世代型燃料電池と呼称されていた時期もありました(主として1980~1990年代)。しかしながら、固体高分子形燃料電池が開発の主役となってから、この呼称が用いられることはほとんどなくなりました。

固体高分子形燃料電池(PEFC)

イオン伝導性を有する高分子膜(イオン交換膜)を電解質として用いる燃料電池です。


アルカリ電解質形燃料電池(AFC)

水酸化物イオンをイオン伝導体とし、アルカリ電解液を電極間のセパレーターにしみこませてセルを構成する燃料電池です。


りん酸形燃料電池 (PAFC)

工場、ビルなどの需要設備に設置するオンサイト型コジェネレーションシステムとして市場投入(100/200kW級パッケージ)がなされています。電解質としてリン酸(H3PO4)水溶液をセパレーターに含浸させて用います。


溶融炭酸塩形燃料電池 (MCFC)

火力発電所の代替などの用途が期待されています。水素イオン(H+)の代わりに炭酸イオン(CO32-)を用い、溶融した炭酸塩(炭酸リチウム、炭酸カリウムなど)を電解質として、セパレーターに含浸させて用います。


固体酸化物形燃料電池 (SOFC)

別称は固体電解質形燃料電池。火力発電所の代替などの用途が期待されている。電解質として酸化物イオンの透過性が高い安定化ジルコニアやランタン・ガリウムのペロブスカイト酸化物などのイオン伝導性セラミックスを用いており、空気極で生成した酸化物イオン(O2-)が電解質を透過し、燃料極で水素と反応することにより電気エネルギーを発生させています。


バイオ燃料電池

食物からエネルギーを取りだす生体システムを応用した燃料電池。生体触媒(酵素)の働きにより糖分を分解し、電気エネルギーを取りだします。


課題

触媒として使用する白金の使用量を減らす事と電解質の寿命、耐久性、コスト、インフラ整備が課題となっています。

2007年9月にとある工業株式会社が新たな媒体と安価な燃料の開発に成功したと発表がありました。


ここまでお話して参りましたが、昨今、環境問題が叫ばれるなか、自動車が排出する排気ガスもその一つですね。

今日お話しました燃料電池自動車は、水素などを燃料とし反応して電気を作り、水だけを排出するという優れたクリーンシステムです。

まだまだ課題も多いようですが、早くに実用化が待たれます。

以前、勤めていた会社にはモニター機としてFCXが貸与されていました。

乗った事はありませんでしたが、まったくエンジンの音がしなくてマフラーから出るシューという音だけで、静かな車だなーというイメージがしました。聞いた話ですが、「1億円だぞ!」と先輩がいっていました。買えないですよね。


今日のお話は燃料電池自動車でした。

私たちの身近な家庭生活で絶え間なく消費されるエネルギー。

昨今では省エネが取り立たされています。今の時代に見合った省エネを考えなくてはいけない時代になって来ているのではないでしょうか?

私達に出来る事を今からでも・・・


今日のお話は太陽光発電です。ソーラー発電ともいわれていますね。

太陽光発電というと、テレビのコマーシャルでずいぶん前に菅原文太さんがやっていた、フレーズを覚えています。


太陽光発電は、環境にやさしいだけではないのです。

発電のシステムにはいろいろありますが、現在、水力発電・火力発電・原子力発電の3つが主に使われています。

いずれの発電も、原理は同じです。

水や蒸気の力でタービン(羽根車)を回し、発電しています。

太陽光発電のシステムの場合、タービンなどの大きな設備は必要ありません。

シリコンなどの半導体の性質を利用して、発電をします。

半導体は太陽光があたると、原子が「+」と「-」に分かれます。それを両極に分けてあげれば電池の完成です。

電池の元となる太陽の光は、無尽蔵でタダです。

しかも、発電時に騒音がなく、排出物も出ません。

太陽光発電の主となる太陽電池モジュールは、稼動部分が無いのでメンテナンスフリーです。

このように、太陽光発電は環境に大変よい発電システムなのです。


2009年度より国と東京都から太陽光発電の補助金が交付されます。

地域によりましては市区町村からも助成される場合もありますので、東京都にお住まいの場合最高で3ヶ所から補助金が交付されることになります。

2009年1月13日から始まりました、国の補助金は、太陽光発電システムを導入する1世帯につき、1kWあたり7万円です。

上限は10kW未満、つまり最大約70万円まで補助を受けることが出来ます。

一般的な家庭に導入される太陽光発電は、だいたい3~3.5kw分のため、補助費用は1戸当たり21万~25万円程度となります。全国の設置者が補助対象となります。


費用の大部分が太陽電池モジュールになりますので、導入の際は無駄にならないように自分の家庭は年間どの位の電気を使うのか、一度電力会社から送られて来ます電気ご使用量のお知らせを見られる事をお勧め致します。

高い買い物ですから慎重、正確に。

製品によっては、今どの位の電気を作っているか、買っているのか売っているのか全てリアルタイムにモニターで見ることの出来るものもあります。

これは分かり易くていいですね。

私の個人の意見としてはこれがいいですね!使っていて太陽光発電がどのように仕事をしているのか見えないと不安な気がします。

見えるって楽しくないですか?お金を掛けたなって思えてきませんか?

環境にやさしく、月々の光熱費も削減できる太陽光発電。そんなすばらしい設備ですが、ひとつだけ難点があります。それは、すべてのお宅が平等ではないことなんです。屋根のレイアウトや日当たりによっては、残念ながら太陽光発電に向かないお宅が出てきてしまうのです。

では、どのようなお宅が効率よくお使い頂けるのかをご照会いたしましょう。

当然のことながら、太陽光発電システムは太陽の光を受けられるお宅に最もメリットがあります。とくに南向きの面に大きな屋根(30m2以上)があるお宅は 太陽光の恩恵が十分得られますので太陽光発電システムが大きな力になります。

東面・西面は、南面の70%ほどの出力となります。両面に設置できる場合は大きな出力を得られますが、設置面積が広くなり2カ所に設置しますので、コストはその分かかります。

寄棟屋根の場合は、だいたい三角の屋根がありますので、景観上、三角のパネルを両サイドに使い屋根の形に合わせて施工します。したがって南・東・西面の3面に施工できますが、設置費用は割高になります。

逆に、太陽光発電システムに向かないお宅は、屋根が北側にしかない、または日中影になるお宅です。


太陽光発電システムの工事日数は注文から運転開始まで一ヵ月半位になります。


ここまで太陽光発電についてお話をしてまいりましたが、如何でしたでしょうか?

実際に導入となるとなかなか直ぐにとは行かないような気がしますね。

やはり費用なんですかね?

私が思ったのは、太陽光発電を車のように贅沢品と考えるのか?冷蔵庫、洗濯機のように生活必需品と考えるのかです。

みなさんはどうお考えでしょうか?


今日のお話は太陽光発電でした。

私たちの身近な家庭生活で絶え間なく消費されるエネルギー。

昨今では省エネが取り立たされています。今の時代に見合った省エネを考えなくてはいけない時代になって来ているのではないでしょうか?

私達に出来る事を今からでも・・・

と、言うことで、身近な家庭生活から照明器具のお話をさせて頂きたいと思います。


第二段として電球型蛍光灯を取り上げました。


電球型蛍光灯とは・・・

白熱電球用ソケットに直接装着して使用できる蛍光灯です。蛍光灯器具同様のインバータ点灯回路と小型の蛍光灯を曲げたものを一体化し、白熱電球用口金を備えてそのまま白熱電球器具で使用できる形状にしたものが市販されています。

世界的に低消費電力を武器に白熱電球からの置き換えが進められていますが、LED照明の低価格化との関係や脱水銀の動きの影響が注目されています。


特徴

一般蛍光灯と同様に、光量のわりに消費電力が低いので長時間連続で点灯する用途に向いていますが、点滅を繰り返す用途には不向きです。発光効率では15lm/Wの白熱電球に対して60-70lm/Wです。

長寿命。2008年発売のもので寿命は1万時間。

白熱電球の口金形状や灯屋形状に合わせた製品が販売されており、簡単に置き換えられるようになっています。

点灯までに少しだけ時間が掛かるものが多いようです。


歴史

1980年世界初の電球形蛍光灯を開発したのは、某メーカでネオボールのネーミングで誕生しました。

蛍光灯の特長を活かしつつ、白熱電球と同じように使えるよう改良されています。

初期のものは安定器が別置きで口金が白熱電球などと同じE26という物だったそうです。完全にボール電球互換の安定器内蔵型が登場するのはしばらく後でした。ライセンスの関係上、東芝以外はネギ坊主のように球体に安定器部を付けた形をしており、器具によっては取り付けられないという問題もあったようです。また従来の電球に比べて重量が430gと重かったため、器具が転倒若しくは落下してしまう問題もあり、より軽量なインバータによる点灯回路を採用した方式も製品化されました。その後、E17形器具に使えるミニタイプや、インバータを口金部分に収納させることにより形状が従来の電球とほぼ同一になり、重量も約60gになっています。


白熱電球から交換した場合の利点

蛍光灯の特徴により、白熱電球に比べて長寿命、省電力。白熱電球比約20-25%の消費電力で同等の照度が得られ、結果として発熱も少ない。

1球当たりの価格は高いが、長寿命、省電力によってトータルでは安く済むことが多い。大手メーカー製品で800円~1,800前後の価格設定になっています。最近では、白熱電球比20%を切る消費電力の商品も発売されており、電力料金節減の面からも利点が増しています。

誕生当初の蛍光灯特有の青っぽい発色とは異なり、現在の蛍光灯はできるだけ自然な色合いに近づけた発色特性のものもあり、多くが電球色、昼光色、昼白色といった3種類ほどの色調を揃えていて、用途や好みに応じて選ぶことができます。


白熱電球から交換した場合の欠点

蛍光灯の特徴により、特殊なものを除けば頻繁に点滅を繰り返すと寿命が低下します。なお、近年の製品では、電源投入時に即点灯せずに0.5秒ほどの電極予熱時間を確保することにより点滅耐性を向上させたものが主流であり、一部では点滅寿命が3万回を超えるものもあります。

メーカーや製品によって点灯するまでの時間に差があり、点灯時間の遅い製品では、トイレ等で使用した場合、体感上、気になる場合があるようです。某メーカーは2008年6月に蛍光管内に小型の白熱電球を収めて瞬時の点灯を可能にした製品を発売しました。

点灯直後や低温時には比較的照度が低いようです。電子回路を内蔵しているため、調光回路などの白熱電球の特性を利用した回路を備えた器具には、対応した電球形蛍光灯が必要です。


白熱電球からの切替を促す世界的な動き

地球温暖化を防ぐ観点から、消費電力が多く短寿命という欠点を持つ白熱電球の生産・販売を今後一切せず、省エネランプである電球形蛍光灯への切替をメーカー及び消費者に促す動きが世界的に広がっているようです。特にアメリカ・フランス・オーストラリアにおいては白熱電球の生産・販売を今後法律で禁止する事が決まり、日本国内においても経済産業省・環境省が白熱電球の生産・販売を終了して電球形蛍光灯のみを生産する事を電機メーカー各社に要請していく旨を2007年11月に申し合わせています。

また、2008年4月には某メーカーが、2010年度を目処に白熱電球生産・販売の完全終了を決定したようです。あるメーカーも、その後を追うようにして、白熱電球の生産を切り替え困難・特殊用途対応目的にとどめて削減し、点滅耐性を高めたタイプを中心として電球形蛍光灯の生産量を増やす方針を発表しました(2008年7月発売の「パルックボールプレミアQ」シリーズ以降は全て「某メーカー」ブランド)。



環境への配慮

従来の白熱電球では含まれていなかった水銀が、2008年現在販売されている電球形蛍光灯には使われているため、水銀を使用する電池が避けられ、半田から鉛が除かれたように、今後、電球形蛍光灯が廃棄物となった時の環境への影響を考えて脱水銀の対象に加えられることも考えられるでしょう。


ここまでお話して参りましたが、電球型蛍光灯は手頃な値段で買える省エネ機器だと思います。

交換取り付けもいたって簡単、白熱電球とまったく同じ要領で交換できますから、直ぐにでも省エネが出来ます。

私の家でも使っています、先ずはお風呂場脱衣所で使ってみました。

比較的長い時間点灯している場所を選びました。電気料金のデータをとっていないのでどの位効果が出ているか数値ではわかりません。随時取り替えを進めていこうと思っています。


今日のお話は電球型蛍光灯でした。

 

私たちの身近な家庭生活で絶え間なく消費されるエネルギー。

昨今では省エネが取り立たされています。今の時代に見合った省エネを考えなくてはいけない時代になって来ているのではないでしょうか?

私達に出来る事を今からでも・・・



今日もまた少し家庭生活から離れて、自動車のお話をしたいと思います。

電気自動車を取り上げました。



電気自動車・・・とは

電動機を動力発生源として推進する自動車。

現状では、近い将来ハイブリッドカーに代わり、化石燃料自動車を置き換える本命と注目されています。

次世代のクルマの中で、最も長い歴史を持つのが電気自動車です。その歴史は、ガソリンエンジンの自動車とほぼ同じといわれています。では、なぜそんな昔から存在しながら、今まで普及しなかったのでしょう?

まず考えられる大きな理由は、電気自動車には欠かせないバッテリーの性能です。

バッテリーの性能は、電化製品の進歩と共に日々進化していきました。

その昔は鉛電池であったのがニッケル水素電池に進化し、蓄電率を大幅にアップ。最近では、ニッケル水素からさらに進化したリチウムイオン電池に徐々に移行してきています。

高電圧で小型化が可能なリチウムイオン電池が電気自動車バッテリーの主流となるのは確実視されていますが、まだ市販するにはコストや安全性などの問題も残されています。

しかし、この問題が解決されるのも時間の問題といわれています。実際に携帯電話やノートPCには現在も使われていますので、近いうちに市販型電気自動車に搭載されるのは間違いないことでしょう。

このリチウムイオン電池の発達に伴って、何度も暗礁に乗り上げた市販型電気自動車の開発が急激に加速しました。

日本では2社が大手電力会社に試作品を納入し、共同で開発を進めています。

すでに実走行が出来るレベルには到達していて、航続距離も現在では100km以上走行可

能となっています。ちなみにとある自動車会社が開発を進めている電気自動車は1回のフル充電で

航続距離が160Kmともいわれています。



問題となる充電時間も、急速充電器により15~20分でバッテリー容量の80%が充電可能となっています。





長所

騒音が極少ない。

架線を敷設する費用が掛からない、美観上好ましく、車両に醜い集電機がいらない、

走行時にCO2やNOxを出さないクリーンなエンジン。

充電電気製造のCO2発生は、小型の電気自動車走行1kmあたり40g(一方、小型ガソリン車の場合170g)。

安価で余力のある深夜電力によって、自宅で充電できる(1km走行で電気代は約1円)

2008年で電気走行代は非課税なら石油走行の10-15%(1km走行でガソリン代は約15円:燃費が10km / Lの場合)

電池式自動車については3社などが2010年代の一般家庭向け販売(価格は250万円以内を予定、ある自動車会社は他国の自動車会社にもOEM供給)を公表している。

部品点数がハイブリッドカーはもちろん、内燃機関車よりも少なく(トランスミッション・ラジエターなどが不要)システムが単純化できるため、故障のリスク範囲も減らせる。

技術革新で電池コストが下がればプラグインハイブリッドカーより安価になる可能性があるでしょう。



短所

取り出せるエネルギーあたりの重量が、石油系燃料に比べ、非常に大きい。

車両総重量20tトラックの場合、現技術では電池だけでも5t程度となり、大型車に向かない。

高価な電池が必要である(下記資料で4万円/kwh・20kwh電池で80万円)

自動車寿命より電池寿命の方が短く、電池を何度か交換しなければならない。

一充電あたりの航続距離が短い。

インフラの整備。



環境性能

利点

電気自動車は「有害排出物が無く(ゼロエミッション)、環境にやさしい」と考えられており、局所的な大気汚染の緩和策には有効です。また、原子力・風力発電との組み合わせによりCO2削減にも有効と見られています。また騒音源である内燃機関を搭載していないため、一般に音が静かであるという特徴もある反面、人が自動車の接近に気づきにくく危険であり、なんらかの形で車の接近を知らせる仕組みが必要という意見もあるようです。

発電所発電からの全体を考慮した電気自動車のエネルギー効率については、最新の火力発電所などの発電効率が高く、廃熱利用を含め、60%程度の熱効率を実現する発電所も増えているため、送電効率・充放電効率・動力変換効率などを含めても、内燃機関自動車に比べて高い効率が実現できるとされています。例えば東京電力川崎火力発電所の一部の発電機ではコンバインドサイクルを導入し、最大59%の熱効率となっています。電気モーターは起動から最大トルクを得ることができ、損失の発生するトランスミッションなどを用いず直接車輪に動力を伝達でき、これを生かした技術としてインホイールモーター(またはハブインモーター)と言われ、モーター軸にホイールを取り付けて動力伝達ロスを最小限にする技術が存在する(実際には、インホイールモーター内に減速ギアを用いている例があます。ダイレクトドライブインホイールモーターと言われる、完全にトランスミッション機構を廃したインホイールモーターも一部で研究開発されています。

そのため慶應義塾大学電気自動車研究室の試算では、電気自動車の電力をすべて火力発電でまかなったと仮定しても、ガソリン車よりも3~4倍、総合効率で優れるとされています。また、電気はあらゆる発電方法から得られるという特性を生かして、燃料電池・風力発電・太陽光発電など、発電時に二酸化炭素を出さない手法も活用できます。太陽電池を車両に搭載し、走行電力の一部をまかなうことも可能です。

日本で電池式電気自動車を使用する場合、深夜電力を使用して充電することが考えられており、日本においては、8000万台の比較的高性能なプラグインハイブリッドカーや電気自動車が普及した場合、出力調整の難しい原子力発電所の深夜余剰電力の有効利用につながり、またガソリン使用量の7割を削減できると試算されています。電力に占める原子力や再生可能エネルギーの利用割合が増えることで、さらに温暖化ガスの排出量削減が出来ると見込まれています。



欠点

バッテリー

重金属・希土類や化学物質などを多量に消費する二次電池式を、ハイブリッド車よりも遥かに大量に搭載することからライフサイクルアセスメント (LCA) の観点からの問題も指摘されています。比較的新しいタイプの電気自動車(Ni-MHバッテリー搭載)でも2年以内に1回交換を行っています。これらの問題があり、旧世代の電池自動車の評判は芳しくなかったようです。



供給電力問題

夜間は原子力発電能力が過剰気味となるので、電力供給不足の不安は無い。現在揚水発電で消費されている電力を有効活用できるが、将来使用電力量が増えれば電力料金が高騰する(深夜電力割引が廃止されるなど)可能性は考えられます。



走行可能距離

ガソリンと標準的容量のリチウムイオン電池では質量あたりのエネルギー密度(取り出せるエネルギーに対する質量)は約100倍の差があり、仮に電池のエネルギー密度が2倍になっても50倍もの差があることになる。しかしながら、内燃機関自動車の熱効率は15%にも満たない場合が多いが、電気自動車では80%以上であるため、ガソリンと同等の質量のバッテリーを搭載した場合、ガソリン車の1/20~1/15の距離の走行が可能となる。しかしその程度の航続距離では実用的とはいえず、実際には多くの電池を搭載する必要があり、ガソリン車と同等の航続距離を得るには、ガソリンの搭載重量を50kgとした場合、700kg以上もの電池が必要です。しかし、電気自動車はアイドリングが無く、回生制動による効率向上や排気管やラジエターを持たないことによるボディの平滑化による空気抵抗低減も可能であり、効率的に設計した場合はそれほど大量の電池は必要でないかもしれません。



充電インフラ

電気自動車を普及させる上で、街中や高速道路のサービスエリアで急速充電できる設備の充実が欠かせません。日本においては都市部でマンション住まいなどで賃貸駐車場の利用者が多く、駐車場に電源が無い現状では家庭のコンセントで充電ができる割合はそれほど高くはないです。旅行などの際に長距離走る場合にも当然継ぎ足し充電が必要でしょう。国内のエコ・ステーションの定義に電気自動車用の充電所が含まれていますが、現時点では東京電力が時間貸駐車場「タイムズ」に「パーク&チャージ」の推進に取り組んでおり、東京都内および神奈川県内の8箇所に充電設備となる100Vまたは200V電源コンセント(普通充電用)を設置しています。



徐々にですが充電ステーションは増えているようですね。





他にショッピングモールなども設置がすすんでいます。

コンビニエンスストアーも年内に設置するとありました。



私自身まだ充電ステーションを見たことはありませんが、今度リサーチにイオンレイクタウン越谷に行ってみます。走っている電気自動車も見たことないです。

調べてみると日々増えているようですね。いいことです。



今日は、この辺で終わりにしましょう。

今日のお話は電気自動車でした。スポーツカーも電気自動車になるのでしょうか?

私たちの身近な家庭生活で絶え間なく消費されるエネルギー。

昨今では省エネが取り立たされています。今の時代に見合った省エネを考えなくてはいけない時代になって来ているのではないでしょうか?

私達に出来る事を今からでも・・・



今日もまた少し家庭生活から離れて自動車のお話をしたいと思います。

ハイブリッドカーを取り上げました。



ハイブリッドカーとは・・・

異なる二つ以上の動力源・エネルギー源を持つ自動車のことです。



ハイブリッドカーの定義

ハイブリッドカーとは、作動原理が異なる二つ以上の動力源をもち、状況に応じて単独、あるいは複数と、動力源を変えて走行する自動車のことです。自動車のエネルギー効率は、"Well to Wheel" (油井から車輪)までの総合効率で考える必要があるますが、ハイブリッドカーは総合効率が電気自動車や燃料電池自動車と同程度であり、環境負荷の低い実用車として注目されています。



状況

日本のメーカーが主導していることもあり、日本ではハイブリッドカーが環境に優しい車として評判が高い。市販されているハイブリッド乗用車では、10万キロのLCA評価で同クラスガソリン車よりも2割~3割の二酸化炭素排出量が削減できます。その削減量は従来のガソリン車では到底実現できないものです。

しかし、世界的な2050年までの二酸化炭素排出量半減の流れを見ると、ハイブリッドカーを普及させても自動車からの二酸化炭素排出量を半減させることは難しく、次世代の自動車としては少々力不足であることは否めないようです。日本のメーカーがハイブリッドを推進する一方、ヨーロッパなどは同じ環境に優しい車としてディーゼル車を推進しています。

世界の各メーカーは、短期的にはハイブリッドカーとディーゼル車を普及させる方針ですが、長期的には必ずしも化石燃料を必要としない電気自動車又は燃料電池自動車を導入する流れがになるでしょう。

また、ガソリン車でもアルコール系燃料の利用促進などが行われており、環境や燃費といった点でのハイブリッドカーの訴求点は一筋縄ではいかないものとなっています。

昨今の世界的原油価格の高騰で、ハイブリッドカーの販売は非常に伸びており、電気自動車や燃料電池車が市販されるまでは主流の技術になると考えられています。



自動車以外でのハイブリッドカー

鉄道

キヤE991形「NEトレイン」鉄道では、古くからガス・エレクトリックや、ディーゼル・エレクトリックと呼ばれる方式が実用化され、非電化区間の輸送改善に貢献しています。シリーズ式ハイブリッド(エンジンで発電し、モーターで駆動する)との違いは、発電機とモーターの間にバッテリーを持たないことです(潜水艦を除く)。

日本では機械式や液体式との区別のため、電気式ディーゼルカーと呼ばれていますが、駆動方式としては少数派であり、古い車両では、1929年にドイツから日本へ輸入されたDC11形ディーゼル機関車や、1935年に製造された国産の初のディーゼル機関車であるDD10形などがありますが、これらはもちろんハイブリッド車ではありません。

また、東京都の都営トロリーバスでは、架線の敷設が困難な区間(明治通りの山手貨物線踏切)を走行できるよう、無電区間専用の小型ディーゼルエンジンを搭載した車両が存在しましたが、これもこの項でいうところのハイブリッドカーではないようです。

本来のハイブリッド気動車としては、とある企業が2007年7月31日から小海線で旅客列車に使用しているとある企業キハE200形気動車があります。これは同社が2003年に試験用として開発した気動車、NEトレイン(キヤE991)の実験結果を参考に計画したもので、リチウムイオン二次電池を屋根の上に載せ、車体床下にディーゼルエンジンと発電機、それに車輪を駆動するモーターを搭載していました。ただしディーゼルエンジンの動力は発電のみに使われ、発電された電気でモーターを駆動するシリーズ方式です。

NEトレインは小海線でテストが行われ、キハ110系と比較して燃料消費が平均10%、最大で20%減らされたようです。また、有効回転域の狭いディーゼルエンジンを搭載する気動車では必須だった変速機が不要となり、整備コストも低減しています。

さらに2007年10月、とある企業はモータアシスト方式ハイブリッド気動車の試験車として、同社キハ160形気動車を改造し、こちらはディーゼルエンジンの動力も駆動に用いるため、電子制御機械式変速機を使用しています。



オートバイ

2004年8月とある株式会社は排出ガスの低減と大幅な燃費の向上を目的とし、電動モーターとエンジンを併用しながらも、収納スペースを確保したハイブリッドシステム搭載の50ccスクーターを、より市販化に近づけたモデルとして開発しました。

今回のモデルは、排気量50ccで、アイドルストップ機構搭載のスターターACG(交流発電機)や電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)、電子制御ベルトコンバーターなど、Hondaの既存環境技術に加え、後輪直接駆動式モーターを採用したシリーズ・パラレル式ハイブリッドシステム搭載のスクーターでです。また、このモデルでは、二次電池としてニッケル水素電池をフロントカウル内に収めるなど、ユーティリティスペースは確保しながら、ハイブリッドシステムの大幅な小型化で、スタンダードサイズの原付スクーターと同等の車体サイズを実現しています。さらに重量においても、スタンダードサイズの原付スクーターに対して10kg以内の増加に抑えているそうです。

このハイブリッドシステムは、エンジンの発電で、直接後輪駆動モーターを作動させるシリーズ走行と、エンジンをモーターがアシストして走行するパラレル走行の切り替えが可能なシステムであす。低負荷走行領域(定地走行など)はシリーズ走行し、高負荷走行領域(加速走行など)では、ロスを最小化させた電子制御ベルトコンバーターがエンジンに最適なレシオを与えるパラレル走行に切り替え、また、減速時のエネルギーを効率よくバッテリーに充電し、高負荷走行領域では充電したエネルギーを有効活用する。さらに、駆動力を必要としない停車中や減速時にはアイドルストップも行い、これらにより、スタンダードサイズの原付スクーターに対して、燃費では30km/h定地燃費で1.6倍以上、CO2で37%以上の削減を目指しているそうです。




いよいよオートバイの世界にもハイブリッドシステムが、導入されるようになって来ているようですね。



今日のお話はハイブリッドカーでした。


私たちの身近な家庭生活で絶え間なく消費されるエネルギー。

昨今では省エネが取り立たされています。今の時代に見合った省エネを考えなくてはいけない時代になって来ているのではないでしょうか?

私達に出来る事を今からでも・・・



今日は、家庭生活に身近な照明器具に着目してみました。

そこで発光ダイオード LED(Light Emitting Diode)を題材にしました。



発光ダイオードとは・・・

順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子のことです。LED (エルイーディー:Light Emitting Diode) とも呼ばれ、発光原理はエレクトロルミネセンス (EL) 効果を利用しています。有機EL(Organic light-emitting diodes (OLEDs)も分類上はLEDに含まれます。



寿命は白熱電球に比べてかなり長く、素子そのものはほとんど永久に使え、LEDが使用不能になるほとんどの場合は、電極部分の金属の酸化・劣化、過熱や衝撃で内部の金線が断線するものです。製品寿命は、封止樹脂の劣化により透光性が落ち、発光量が一定以下になった時点をいいます。



発光色は用いる材料によって異なり、赤外線領域から可視光域、紫外線領域で発光するものまで製造することができます。イリノイ大学のニック・ホロニアックによって1962年に最初に開発されました。今日では様々な用途に使用され、今後蛍光灯や電球に置き換わる光源として期待されています。



青色発光ダイオードの開発では中村修二が有名です、その時代によくテレビのニュースになっていた事を皆さんも覚えているのではないでしょうか。



発光ダイオードの仕組み

半導体とは、電圧などの条件によって電気を通したり、通さなかったりする性質をもったものです。N(ネガティブ)型とP(ポジティブ)型の2種類があり、その2つを接合したものがダイオードです。N型がマイナスの電荷をもった自由電子をもち、P型がプラスの電荷をもった自由ホールをもっています。この2つが合体するとエネルギーを発生し、光を発するわけです。

大切なのは、その光の明るさと光の色です。より大きなエネルギーが発生すると明るくなります。またダイオードがつくられる材料によって、発生する光の色が決まるのも特徴です。

発光ダイオードの性能

発光ダイオードは、消費電力が蛍光灯の約2分の1、寿命は構造上、半永久的といわれています(実際の製品では10万時間程度)。しかも水銀などの有害物質を含まないので、環境への貢献度が大です。また熱の発生が少ないので、これも地球環境に優しいといえます。とくに照明の分野で劇的な省電力が実現すれば、CO2 削減による地球温暖化対策としても大きく貢献することが期待できます。



発光ダイオードの利用と実用化

発光ダイオードは、照明用途に先がけ表示機器などへの利用と実用化が広まっています。街で見かける信号機が付け替えられているのに気づかれているでしょうか?

これは省エネ、長寿命に加え、LEDのもつ指向性の高さ(光の広がりが小さく、ある方向に光が直進すること)を利用して信号機の性能を高める目的もあります。

同様に自動車のテールランプにLEDが採用されたのは、LEDの応答速度が速く、ブレーキを踏んでからテールランプが点灯するまでの時間が短くなるので、特に高速道路での事故防止に期待が高まっています。

140wの白熱灯で2000ルーメンの光量があったとしても、単色(赤や緑)フィルターをかけると200ルーメンにまで下がってしまいます。 逆に発光ダイオードは単色に強く、たった10本、15w分の発光ダイオードで200ルーメンの光量を出すことが出来るからです。

このように単色では電球をこす勢いですが、まだまだ家庭内には入ってきません。これは白色を出すのが難しいから。

赤、緑、青の3色をあわせば白が出ると思うかもしれませんが、いろいろな問題で出すのが難しく、試行錯誤の結果、現在では青+蛍光体の組み合わせで白色を出しています。

しかし光量が単色ほど高くなく、また発光の表面積が少ないため、見た目あまり光っていないようにみえます、耐久性は高いのですがコストがかかりすぎるなどの問題がまだまだあります。



なんでこんなに発光ダイオードにこだわるんだ、別に電球でもいいじゃないか、と思うかもしれませんが、発光ダイオードには沢山の利点があるのです。

白熱灯は熱を出す時の副産物に光を出しますが、発光ダイオードは電気を直接光に変えるので、効率が良いということと、そして耐久年数がとても長いということです。



昔エジソンが電球を発明した時、1日ほどしかもたなかった電球も、今では何ヶ月ももつまでになりました。

将来、電球や蛍光灯から発光ダイオードに代わっていく日はそう遠くないのかもしれませんね。



ここまでお話して参りましたが、発光ダイオードの照明はまだまだ高価です、次世代の照明として必ずや一般家庭に入ってくると思います。

省エネ、電気代節約、長長寿命、家計にも優しい、環境にも優しいといい事尽くめです。

後は、コストさえもっともっと低くなれば直ぐにでも使いたい代物です。



私、実は発光ダイオードの電球を愛車のテールランプに使用しています。

以前から「テールランプの切れる時期が早いなぁ」と気になっていましたところ、ふとLEDランプってのがあったなぁーと思い出し早速検索してみました。

やはり非常に高い、メーカー純正(スタンレー社製ですが)¥320位の白熱電球の10倍弱の金額でした、まっ、¥3,000ちょっとならいいか、一度は使ってみるか使ってみないことにはどうなのか評価出来ませんからね。

今のところなんの問題も無く点灯しています。やはり耐久性はいいようですが、振動の面が心配になります。テール部分は振動の多いところですから今後に注目です。



今日のお話は発光ダイオードでした。

地球規模で、あるいは身近な家庭生活で生み出す環境汚染。私達に出来る事を今からでも・・・



自動車排出ガス規制とは、自動車の内燃機関から排出される一酸化炭素・炭化水素類・窒素酸化物・黒煙等の大気汚染物質の上限を定めた規制の総称である。
大気汚染防止法や自動車NOx・PM法、都道府県条例などが含まれます。近年は、特にディーゼルエンジンから排出される粒子状物質 (PM) や硫黄酸化物、窒素酸化物 (NOx) の規制が厳しくなる傾向にあります。自動車排ガス規制、自動車排気ガス規制とも呼ばれるが、ここでは法律用語における記載に倣って自動車排出ガス規制としています。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

排ガス規制自動車の排ガス規制である自動車noxpm法・首都圏ディーゼル規制及び兵庫県ディーゼル車運行規制から解説です。



今日は最初に排気ガスについて少しだけ説明してみました。

いろいろある触媒の中でも、今日の着目は三元触媒です。



三元触媒とは・・・



ガソリンを燃料とするエンジンを搭載した、自動車の排気ガス中に含まれる有害物質は、主に一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物です。それらを白金、パラジウム、ロジウムなどを主成分とした活性金属を使った酸化・還元触媒装置で水、二酸化炭素、窒素に還元もしくは酸化させるのです。



還元・酸化によって浄化するとは・・・

ガソリン車の排ガス中の有害成分

        一酸化炭素 (CO)の酸化二酸化炭素(CO2)
炭化水素 (HC)の酸化 (H2O) +二酸化炭素
(CO2)
窒素酸化物(NOx)の還元 窒素(N2)

三元触媒内を排気ガスが通過する時に内部で上記のように反応をしているのです。

考えた人って凄いですよねーと感心するばかりです。



効率よく還元・酸化をするためには、ガソリンと空気が完全燃焼し、かつ、酸素の余らない理論空燃比であることが必要でした、このため排ガス中の酸素濃度を酸素センサー等により絶えず測定して、この情報を元に燃料噴射量等をコントロールする必要がありました。

ガソリンエンジンではガソリン1に対して空気14前後がもっとも燃焼しやすく、これを理論空燃比といい、116より混合気が薄いと火炎が消えて失火し、急速に出力が低下するとともに、排出ガス中の一酸化炭素、炭化水素が急増する。また混合気が濃すぎても排気ガス中の炭化水素は増える。したがって混合気を理論空燃比に保つよう気化器や燃料噴射装置を精密にコントロールする必要がありました、不都合なことに窒素酸化物の生成は理論空燃比付近で最大となる。このため排気中の三つの有害成分(一酸化炭素、炭化水素、一酸化窒素)を空燃比のコントロールだけで同時に減少させることは不可能で、層状吸気、遅速燃焼、二次空気噴射、排気再循環、触媒などさまざまな減少方法がとられています。





長所

温度や空燃比(空気と燃料の質量比)といった条件を満たした場合には、上記3種類の物質に対してきわめて高い浄化能力を有します。



短所

理論空燃比(ストイキオメトリ)でないと効果がなくなります。

高負荷時には燃料を過剰噴射して冷却を促すなどの手法がとられるため、理論空燃比からはずれて触媒の浄化能力が極端に落ちます。

過走行車や年度経過車等、触媒能力のわずかな劣化でも相当な能力低下を生じ、アンモニア等の無害ではない物質を生成する可能性があります。



実走行では

これが有効に作用する空燃比の範囲は理論空燃比近傍の極めて狭い部分であり、これを外れる条件ではたちまち有害成分が排出されるようになります。

燃料噴射装置およびその制御装置 (ECU) は各種の条件から最適なガソリンの噴射量を演算 / 決定して実行するとされていますが、ここでいう「最適」とは「排出ガス中の有害成分が最少となる」状態のみを意味するものではなく、ドライバビリティーやエンジンの保護など他の要素が加味されます。そしてこれらの要素が競合した場合の優先順位において、必ずしも「排出ガス」が上位にあるわけではありません。排出ガスに優越して理論空燃比から外れた(ほとんどの場合ガソリン量過剰側)噴射が行われる条件として代表的なものは、



1、加速時

2、高速走行時

があります。



ドライバビリティーやエンジン保護などの理由から、理論空燃比から外れガソリン量過剰側にするのです。

では、なぜガソリン量を過剰側にするのでしょうか?

理由としてはエンジン保護の為です。主に高速走行時では、熱負荷過大による不具合が発生し得る事がある為、ガソリン量を過剰側にさせてガソリンの持つ気化潜熱による冷却効果で排気バルブやピストンの溶損からの守るのです。

この技術が実用化され主流を占めるに至った背景には、触媒技術の進歩のほか、酸素センサ-と電子制御燃料噴射装置の開発によるところが大きいとも言われています。





お車をお乗りの方、お車が大好きな方などはマフラーを交換される事も多いでしょう。

今は、車検対応のマフラーも多く出ています。

くれぐれもマフラー交換時には車検対応かどうかを確認して下さいね。あなたの家族みんなが呼吸する空気を考えて。



今日のお話は三元触媒でした。

地球規模で、あるいは身近な家庭生活で生み出す環境汚染。私達に出来る事を今からでも・・・



我が日本はその昔、主に工場排水の影響で水俣病を引き起こしました。これはメチル水銀が原因とされています。

メチル水銀で汚染されていた時期にその海域・流域で捕獲された魚介類をある程度の頻度で摂食していた事にあります。

症状として四肢末端優位の感覚障害、運動失調、求心性視野狭窄、聴力障害、平衡機能障害、言語障害、振戦(手足の震え)等でした。

未処理のまま水銀を排水するなど、今の時代には考えられませんでした。


また、水の世界とは別に空気の世界でも光化学スモッグなるものが流行してきました。

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が日光に含まれる紫外線の影響で光化学反応をおこし、それにより生成する有害な光化学オキシダント(オゾンやアルデヒドなど)やエアロゾルが空中に停留しスモッグ状になる状態で、私も幼少の頃に午後から授業がなくなり家に帰らされたものでした。

小さな頃でしたので意味はよく分かりませんでしたが、学校の前の文房具屋さんで駄菓子を買ってよく帰っていた事を今も覚えています。

水も空気も人や動植物が生きていく為には、すごく大切なものです。私たちの手で汚したものは私たちの手できれいにして後生に渡していきたいですよね。

話が永くなりましたが、今日は空気の浄化についてひとつお話したいと思います。

みなさんは、お車をお乗りですか?

車などに排気ガスの浄化システムとして採用されています、触媒のお話を少々させて頂きます。

いろいろある触媒の中でも今日の着目は光触媒です。



光触媒とは・・・



光合成って聞いたことありますか?

光触媒の性質は植物の「光合成」とよく似た働きです。光合成は葉緑素を触媒に光のエネルギーを吸収して、水と二酸化炭素から酸素を作り上げます。光触媒の場合は酸化チタンなどの光触媒半導体金属を触媒に、紫外線、すなわち紫外線を使用して空気中の水と酸素から活性酸素を作ります。

これが光触媒です。



光触媒は光の力ではたらいていますが、その必要な光が紫外線であるということはどうしてなのでしょうか?



二酸化チタンは半導体であるので、光のエネルギーをもらうことで自分自身が高エネルギーの状態となり、光が当たった表面の電子を放出します。

このときもらったエネルギーが充分に高ければ、価電子帯というところにあった電子(e-)は一気に伝導帯というところまで飛び上がります。

このようにして電子が飛び上がるエネルギーは光からもらいますが、この光のエネルギーは光の波長と考えられ、電子が飛び上がらなければならないハードルの高さから、このエネルギーは紫外線の波長(400nm以下)をもつ光であることが必要とされる訳なんです。



光触媒に五つの能力!



1、大気浄化 昨今、自動車の排ガスなどから排出される窒素酸化物(NOx)硫黄酸化物(SOx)などの環境汚染物質によって空気が汚されてしまっています。

  これを光触媒によって除去することで大気をクリーンにすることができま

  す。

2、脱臭 私たちが生活していく上で周りには様々なにおいが存在します。

  しかしにおいの中でも気になるのがアンモニアアセトアルデヒド

   (タバコ臭) 硫化水素(腐卵臭)メチルメルカプタン(にんに

  く臭)などの悪臭物質と呼ばれるものです。これらも光触媒によって

  除去することができます。

  ペットをお飼いのご家庭にいいかもしれませんね。

3、浄水 空気と同様に私達が生きていくのに大切ない水。

  普段使っている水もテトラクロロエチレントリハロメタンなどの

  有機塩素化合物を含んでいます。

  光触媒はこれらを分解除去して、きれいな水をつくることができます。

P・S   以前、私ダイビングの指導員をしていたときですが、忙しい時で毎日5

      時間はダイビングプール(水深5m~11m)で指導をしていたせいか

      髪の毛が三ヶ月で金髪になってしまいました。塩素の漂白効果はすごい

      と感じた時でした。

4、抗菌 光触媒は強力な分解力をもっているため、その表面に接触してくる

  細菌を殺し、その死骸をも分解することができます。

5、防汚 本来、汚れとは,油分に砂や埃が付着して出来るものです。

  光触媒は表面についた油分を分解することによって、汚れるのを防ぐこと

  ができます。                                                  

  これはセルフ・クリーニング機構と呼ばれています。



ご家庭に光触媒を取り入れて、きれいな空気環境で生活するなんて如何でしょうか?

特に小さなお子様がいるご家庭やシックハウス症候群かなぁ?などご心配な方、一度試されては如何でしょうか?



今日のお話は光触媒でした。