CozyKoji(コージーコージー)


イランで地震があったようです。


北西部の町でM6.4の地震、さらにその11分後に、そこから10kmほど離れた町でM6.3の地震があったそうです。


死者は今のところ250名ほどということです。

日本で起こった地震が他人事ではないのはもちろんですが、外国で起こった地震というのは、痛みや辛さを共感できても、どうしてもどこか遠く離れた場所の出来事のように捉えてしまうものだと思います。


それなのに私は、なぜかイランで起こった地震には、特に強く反応してしまいます。


妙に気になるというか、日本で起こったときとはまた違う心配の仕方をしている自分がいます。


あの辺りは、日干しレンガを積み上げただけの家が多いので、強い地震が来ると、グシャッと潰れてしまいます。


空間ができない潰れ方なので、物や柱の隙間で生き延びることが少ないのです。


過去の大地震の度に、建築の仕方の危うさが指摘されて、改善の声が(主に)外部から出ていましたが、伝統的な作り方を変えるというのは、なかなか難しい問題であるし、すでに作ってしまっている建物を壊してより強度のある建て方にするというのも現実的には難しいようです。


余震も頻繁にあるようなので、被災した人々ができるだけ心落ち着かせて過ごしてくれることを願います。