前日に丹生川上神社の上社・中社・下社を回ったために時間切れで参拝できなくなった龍泉寺ですが、洞川(どろがわ)に一泊してから、翌日あらためて訪れました。
あいにく雨が激しく降っていたので、小降りになる頃を見計らって行きました。
立派な朱の総門が出迎えてくれます。
こちらの修験門からも入ることができます。
案内図を見ると、全体が把握できてわかりやすいです。
境内には池がありました。
なでると軽くなるという「なで石」というものがありました。
本殿です。
週末でしたが、雨のためか、参拝客は少なく、ゆっくり参拝できました。
ここは八大龍王堂。
もと、700年頃に役行者がここに泉を発見し、八大竜王を祀ったのが始まりとされています。
水が飲めるようになっています。
落ちてくる雨粒の創る波紋が美しい朝でした。
なぜか、今回の巡礼は、「水」や「龍神」に関する場所が多かったです。
丹生川上神社などの寄り道を経てやっと参拝できた龍泉寺。
昨年末のある日のこと、天川帰りの妹に「洞川に行ってきたら?」と勧められました。
翌日、いつも玉置神社へ一緒に行っている人から、「洞川の龍泉寺は、いいところやで」と勧められました。
そのさらに翌日に、ブログに奈良のある寺の記事を書いたら、そこに初めてコメントしてくれた方が、「洞川の龍泉寺がお勧めです」と言われました。
さすがに3日連続となると、私じゃなくても「呼ばれている」と思うのが普通だと思います。
それからなかなか行けずにいましたが、やっとのことで参拝できました。
本来、この寺は、今回のように軽く参拝するところではないような気がしました。
あらためてまた行くことになりそうです。