丹生川上神社も最後になりました、下社です。
熊野から北へ上ってきて、上社から北東の中社へ、その後、いったん戻って上社を南に見やりながらさらに西へ。
ここの神社も目の前を川が流れています。
場所的には、3社の中で一番落ち着く場所にあります。
もうすぐ新しく道ができて、神社の前の道は迂回路になるので、参拝客減は必至とのこと。
この下社に着いて車から出たとき、隣の車から荷物を出し入れしていた男の方から声をかけられました。
「はるばる大阪からですか?」
「いえ、大阪ナンバーだけど京都からです」
「ああ、そうなんですか。先ほど上社でお会いしましたよね」
そういえば、よく顔を見ると、私が上社に着いたときに観光バスを見送っていた男性で、私と挨拶を交わした方でした。
偶然にもこの下社の宮司さんだったのです。
私は、この後、なんとか洞川の龍泉寺に行きたく急いでいたのですが、宮司さんがお茶まで淹れてくださり、1時間ばかり話をすることになりました。
この本殿の奥まで入らせてもらえました。
この丸座布団に座って上を見上げ、手を合わせると、本当に神聖な気持ちになりました。
丹生川上神社の3社の話などもいろいろ聞かせてもらえました。